2020/08/04 15:45
先月17日にも富士山頂での科学講座をご紹介しましたが、今回は講座の実施風景をご紹介しましょう。写真は、2012年というだいぶ前に、大気化学の立場から富士山の笠雲についてお話しした時のものです。演者の写りは良くありませんが、カンニンしてください。
講座では、笠雲の写真だとか、雲粒を分析してみたら酸性が強かったとかいうことを、写真にあるとおり紙芝居を見てもらう形で大学生の皆さんに聞いていただきました。中には高山病でグッタリしながらの人もありましたが、みんな熱心に耳を傾けてくれたことを今でも覚えています。
参考までに、背後に写っているのは配電盤や火災報知器です。いかにも観測の現場、という雰囲気も感じ取っていただけるでしょうか???