逆境を楽しむ!つながりで過疎と向き合う『人の駅』を越前海岸につくる。

福井市の西部、過疎化の進む越前海岸に人の流れを生み出すため、エリアの事業者が一体となって活動を続けてきた「越前海岸盛り上げ隊」。念願だった空き家の改修が始まるも、新型感染症の影響で各事業所は大打撃。それでも地域の未来のため、交流の拠点となる『人の駅』を整備して、この地域の暮らしを未来につなぎます

現在の支援総額

2,962,000

197%

目標金額は1,500,000円

支援者数

193

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/01に募集を開始し、 193人の支援により 2,962,000円の資金を集め、 2020/08/10に募集を終了しました

逆境を楽しむ!つながりで過疎と向き合う『人の駅』を越前海岸につくる。

現在の支援総額

2,962,000

197%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数193

このプロジェクトは、2020/07/01に募集を開始し、 193人の支援により 2,962,000円の資金を集め、 2020/08/10に募集を終了しました

福井市の西部、過疎化の進む越前海岸に人の流れを生み出すため、エリアの事業者が一体となって活動を続けてきた「越前海岸盛り上げ隊」。念願だった空き家の改修が始まるも、新型感染症の影響で各事業所は大打撃。それでも地域の未来のため、交流の拠点となる『人の駅』を整備して、この地域の暮らしを未来につなぎます

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自己紹介まずはちょっと自己紹介させていただこうと思います。最初にことわっておきますが、自分はかなり自由に生きているタイプだと思います。子どものころ自分がやりたかったことをひたすらしているだけの人間です。文才はありません。作文はいつもおじいちゃんに代わりにやってもらっていたので自分でこんな文を書くのは何年ぶりでしょうか。私はIターンで福井へきました。東京都新宿区出身です。その後神奈川、千葉と引っ越し福井へとたどり着きました。大学は千葉県と東京都の大学に通っており、就職でクラゲの飼育係か忍者になりたかったのです。しかしその年、忍者の就職先は募集受付をしていなく、福井県の水族館のクラゲ担当の飼育係となりました。その後やはりクラゲのみをさらに追及したく、企業のもとではそれは不可能と感じて起業して、現在はクラゲを水族館や研究機関、個人に販売するお仕事をしています。小さなころから手品が好きだったので副業でマジシャン、パフォーマーとして活動しています。近日恐竜専門店もオープンさせる予定です。もはや何屋さんなのかわかりませんが、やりたいことをやって仕事にしているだけです。 福井に暮らす理由現在は福井市中心部に住んでおり、仕事で越前海岸に通勤しています。水族館を退職して、関東に帰るという選択肢もあった中、福井にそのまま在住し続けたのには色々わけがあります。まず越前海岸の魅力は何より海の幸が美味しいです。イカや刺身など基本なんでもおいしいです。もともと神奈川も漁港が近く海鮮が好きではあったのですが、福井では神奈川の魚屋と比べて美味しいものを安く食べれます。朝ごはん、昼ご飯、晩御飯と海鮮を食べていた結果一時は痛風に悩まされました。それくらいおいしいです。関東の友達に「福井ってなにがあるん?なんもないでしょ?」と多々きかれました。そんな時「海鮮。一回こっちで海鮮食べてみ?たぶん他で食べれんくなるよ」と口癖のように言うようになっていました。今でも毎日一食は必ず刺身です。第二に自分の夢を実現しやすい環境だということです。 住むコストがびっくりするほど安いです。家賃や土地が都心に比べて3~4分の1ですみますので、同じお金で優雅に暮らすことができます。家一軒まるごと2万や3万うまくいくと無料で借りられます。事業をする上で固定費を安く抑えることは重要だと思います。そして、山や海の幸はたくさんあるのにそれを利用する人が現段階ではまだ少ないです。たいへんもったいないです。「はりいしゃ」も、まさにそんな状況で借りることができた物件のひとつやはり過疎というのでしょうか。跡継ぎなどがいなかったりするので、それなりに本気でする気力があれば仕事を作り出すことができます。ライバルが少ないので。そんなわけで私も海に潜ってクラゲをとってきたり、海を利用して磯の観察を行うなどという海を利用した仕事を作り出して生きています。そのうちもう一つの夢である忍者屋敷も作る予定です。大きな家丸ごと借りて忍者屋敷に改造する予定です。また都心に比べて人が少なく自然に囲まれているため時間の流れがゆっくりに感じます。関東に帰るたび思いますが、関東の人は生きることを急いでいるというかせかされているというか。私は関東から福井にきてゆったりのんびり自分の時間を過ごせていると思います。 第三に色々なタイプのスペシャリストが越前海岸にいるということです。 魚のスペシャリスト、ガラスのスペシャリスト、写真家、デザイナー、農業、林業ホテルや民宿経営などなどあげればきりないくらいたくさんのメンバーがいます。その人達が一丸となって活性化させるために動いているので今後さらに相乗効果で色々展開できるとどんどんと面白いことにつながっていくのではないかと思っています。そしてそれぞれ特殊スキルを備えた濃ゆいメンバーが集まっているのでたいてい何かしようと思うと実現します。ほとんどのメンバーは何かあるときさくに話しかけてくれる話やすいメンバーが揃っています。あ、私は人見知りなので違いますが、、、笑 越前海岸は本当におすすめです。ここまで聞くとメリットだけで嘘くさいと思う方もいらっしゃる方もいると思うのでデメリットもあげておきますと、生活するのに都心から来た人は多少不便に感じることがあると思います。例えば働き先が福井市中心にいかないとなかなかなかったり、スーパーまで少し離れていたり。。しかし越前海岸が活性化していき、雇用が生み出され、発展していけば人も戻ってきてますます魅力的な場所になるとおもいます。もともとのポテンシャルが高い土地ですので。 私の仕事は前で述べたように全国の水族館や個人の方にクラゲを提供しておりますが、このクラゲ専門店やまた近日オープンの恐竜専門店、さらにその先の忍者屋敷などで雇用をうみだせるよう頑張りたいとおもっています。 今回のクラウドファウンディングでは越前海岸の魅力について知っていただけるとと嬉しいです。リターンについて当店からはクラゲ飼育水槽のリターンを提供させていただきます。少しマニアックですが、なかなかないリターンだと思います。現代人はストレスだらけ。。。クラゲを眺めることによりそんなストレスを軽減させられ、またお部屋が一段と豪華になります。この水槽都心の方に結構売れているのですが、クラゲ交換チケットもつくのはクラウドファウンディングのみとなりますのでお得です。機材もすべて揃っております。 最後に越前海岸のイベント紹介をさせていただこうと思います。毎年ナイトシュノーケルというのをしております。https://www.facebook.com/events/287707412471677/スタッフと一緒に夜の海に潜りうまくいけば星空を見ながら、夜光虫という光るプランクトンやサヨリというお魚、夜行性の生き物などを観察して楽しもうという企画です。夜光虫はおそらく普通に生活していたら一生知らないままお墓にいくと思います。海中を照らすライトもあり、インスタ映えもします。夜の海に潜るなんてことはなかなかないと思います。非日常というやつを楽しめますのでぜひ気が向いたら遊びにきてください。少しでも興味がわいたらHPをみてください! そしてぜひ越前海岸にも遊びにきてください。


皆様こんにちは!この度は皆様方の暖かいご厚情いただきまして、まずもって御礼申し上げます。本当にありがとうございます。私は福井市殿下(でんが)地区に住んでいる、堂下雅晴(62歳)と申します。殿下地区は福井市の中心地から西に約20キロほど、国定公園の越前海岸からは4キロほどに位置する、山間の集落です。都会の方々から見ると驚くような田舎ですが、朝は鳥のさえずりや小川のせせらぎで目覚め、新緑の山々(もちろん秋には燃えるような紅葉)の中で1日を過ごし、「今日は天気が良いな!」と思えば、車で5分足らずの海岸に行って、美しい夕日を眺める。そんな暮らしができるところです。私はこの地で小さな製粉所(株式会社ごーる堂)を営んでいます。製粉所といってもソバや小麦などではなく、大豆を粉にすることがメインです。また、その粉から作る、動物性のものを一切使わないアイス(精進アイス)やソフトクリームを開発して製造販売しています(現在はこちらの方がメインになっているかも?)私がこの殿下地区に戻ってきたのは今から17年前になります。小学校2年生でこの地を離れて以来ですから、Uターンしてきて生活している期間の方が遥かに長くなってしまいました。私は中学生の時から「水泳」を行なってきました。福井県にいる時はインターハイや国体にも出場していましたが、大学で東京に行くと全国の壁は厚く、選手としては名もなき選手という感じで花が咲きませんでした。その後スイミングクラブのコーチとして横浜で働き始め、仲間の助けや、環境にも恵まれて本を執筆させていただいたり、NHKのテレビスポーツ教室に6年間携わらさせていただいたり、オリンピック選手の育成にもかかわらせていただき、コーチとしてはまあまあの人生を送らせていただきました。(現在も仕事の合間に小学校の体育の授業などで水泳を教えています)そんな環境の中、男ばかりの3人兄弟の真ん中という事や、横浜で家庭を持ち2人の娘にも恵まれたこともあり「私は一生横浜に住んで水泳をやってゆくのだろうな」と思っていました。そんな私がなぜ故郷に戻ってきたか?これを話し始めると、本当に本が書けそうなぐらい長くなるので割愛しますが、兎に角故郷の殿下に戻って、現在のような生活をしています。私は現在越前海岸盛り上げ隊の事務局長をしていますが、ここに至るきっかけは2011年の「東日本大震災」でした。特に放射能事故に苦しむ福島の方々をみて「何とか救ってあげられないか」という思いから、4月に「殿下被災者受入委員会」を立ち上げ、その夏には福島の子どもたちやその親73名を殿下地区に招待しました。(その活動は現在も続いています)福井の自然の中で思いきり遊ぶ福島の子どもたち初めて福島の子どもたちを招いた時の衝撃は今でも忘れません。(これも割愛しますが)そのときに思ったのは、始める動機は「何とか福島の子どもたちを助けたい!」との思いからの活動でしたが、子どもたちの明るい歓声、溢れる笑顔、無邪気な言動、それらを見て、招待に携わった人たちは本当に癒され、元気と勇気を貰ったのです。「私たちが助けるはずなのに助けられてる?」そう思った時、「私たちは助けているだけじゃない、助けられてもいるんだ」という、本当の意味の「絆」という事を知りました。それ以来地域の活性化に邁進してゆくのですが、そんな折「越前海岸盛り上げ隊」の存在を知ったのでした。盛り上げ隊のメンバーは本当にユニークな人ばかり。個性あふれるこの集団といると、本当に楽しいことばかりです。62歳の私は30代~40代が中心のこの隊においては圧倒的に年上で、遠慮されがちな存在ですが、そういうことを全く感じさせない、なんでも吸収してしまうパワーのようなものを感じます。なぜそんなパワーがあるのか?それはみんながそれぞれの個性を尊重し、それぞれの特性を、目標達成に向かって発揮させる雰囲気があるからだと思います。その雰囲気を醸し出しているのが「この地が好きだ!この地を何とかしたい!」という全員の思いなのです。はじめは「この地に人を呼んで商売に繋げよう」という意気込みで、商売をやっている人たちが集まった会でした。私はその時にはまだ参加していませんでしたが、次第にみんなの動きが「人が集まるというのはどういう事?」「お客さんが増えればそれでいいの?」「人に興味を持ってもらう前に自分達がこの地の事を知ってるの?」「この素晴らしい場所をみんなに知ってもらおう」そんな思いが前面に出てくるようになったと思います。ですから今では様々な業種の人たちが隊員になっています。それも勧誘などではなく自然に人が集まってきた感じです。現在32業種37名の方が隊員として活動しています。この6月からは吉本の「住みます芸人」までが協力してくれるようになりました。そんな中、このクラウドファンディングの話し合いをしているときに誰かがフッと呟いたのです。「この場所は誰でもが輝ける可能性がある場所なんですよね」と。そう、越前海岸の魅力は海・山・川・池・空・生き物・食べ物、そういったものはもちろん素晴らしいのですが、「そこに住む、そしてその地を愛する、更にその地を明るくしよう」としている「人」達の存在が、個人の特性を生かして伸び伸びと活動できる場所にしてくれているのです。それがこの越前海岸の魅力なのです。私は、そういった人たちに囲まれて生活する素晴らしさをできるだけ多くの人たちに知ってもらいたい!!そういう思いをかなえるためにみんなが考えついたクラウドファンディングを是非とも成功させたいと思っています。そしてより多くの人がこの地を訪れ、この地の「人」に触れてもらい、私のように、そうの人たちから「元気」や「勇気」や「やる気」を貰っていただきたいのです。その代わり私たちもそれに負けないぐらいの「気」を皆様から貰います(笑)その為には、その拠点となる施設の存在が不可欠。現在「はりいしゃ」のほかにも同様の施設を同時進行で整備しようとしています。どうか皆様方のお力添えをいただいて、私たちの夢を実現させてください。もしそれができれば、私たちと皆様方との新たな「絆」が出来上がります。福島の子どもたちと紡いだ絆が、新しい絆となって更に伸びてゆきます。私たちや皆様方の子どもや孫が、そんな絆の中で伸び伸びと生活してゆく、そんな未来を夢見ながら、私達は頑張ってゆきますのでどうかご協力のほどよろしくお願いいたします。最後に枩田副隊長の「すき」に手を加えて「すてき」になるという言葉の向こうを張って。私たちの地域は「限界集落」です。そこに「元気」「勇気」「やる気」の「気」を入れて、「げんかいしゅうらく」→「げん気かいしゅらく」→「元気!快集落」になるよう益々精進して行きたいと思います。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。


隊員メッセージが続いていますが、越前海岸盛り上げ隊の活動やリターンのご紹介などもこの場で行っていきたいと思います。今日ご紹介するのは、今年度から少しずつトライしているオンライン交流会のこと。隊員メッセージを寄せてくれた「魚屋の喰い処まっ田」の枩田卓也さんを講師に招き、今が旬のイカの捌き方をオンラインでレクチャーしていただきます。おうちにいながら越前海岸とつながって、普段の生活にも役立つ技術を楽しみながら身につけましょう◎企画を進めてくれているのは、福井市の地域おこし協力隊として越前海岸エリアに移住してきた松平裕子さん。交流会中の裕子さんのスムーズなコーディネートも心地よいと評判の企画ですので、ぜひ参加をご検討ください^ ^**越しのくに、自然と共に暮らす生活と出会う旅 ~オンライン交流会~***テーマ:「教えてマッタさん魚の美味しい捌き方     ~旬のイカと海の自然薯アカモクを美味しく学ぼう~」日 時: 7月11日(土)17時~18時30分場 所: zoom 先 生: 枩田 卓也(まった・たくや)さん参加費: 無料 越前海岸オンライン交流会、第2回目は、今が旬のイカとアカモクを題材に、オンライン料理教室を行います!越前海岸では、今どんなイカが釣れるの? イカの種類ごとにどんな料理が合うの?イカのお刺身はどうやって切ったらいいの? 海の自然薯といわれるほど免疫力をアップするアカモクって何?など、教えて頂きながら、美味しく食べるための調理方法をライブでレッスンします。越前海岸の新鮮な海の幸に恵まれた暮らしのおすそ分け企画です!ご希望の方には、事前に食材をお届けいたします。産地直送の食材を使って、地元の方だけが知っているおすすめの食べ方を一緒に学びましょう!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【申込方法】参加希望される方には、前日までにzoomのURLをお送りしますので、Facebookアカウントをお持ちの方はメッセージか、コメント欄に参加希望とお書きください。※アカウントをお持ちでない方は、yukomot1107@gmail.com までメールにてお申し込みください。●FBイベントページhttps://www.facebook.com/events/2540988146212023/また、事前に食材をご希望される方は、配送の都合上、7/8(水)迄にemail(yukomot1107@gmail.com)までご連絡下さい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【事前の食材について】食材は、越前海岸免疫力アップセット(ケンサキイカ胴長約20cm1杯とアカモク1パック200g入り)を交流会お試し価格1500円(送料無料)でご用意いたします。今回、イカは処理した状態(=あとは切るだけの状態)でお送りします。エンペラ、ゲソもついていますので、調理法を伝授いたします。その他・途中での参加や退室も自由です・パソコンやスマートフォンがあれば、自由に参加できますご質問などありましたら何なりと、お問合せください。ご参加お待ちしております!松平裕子(福井市地域おこし協力隊・越前海岸盛り上げ隊)


こんにちは! プロジェクト公開からすぐにたくさんのご支援をいただいていることをまずもって感謝いたします。 越前海岸盛り上げ隊の副隊長の枩田卓也です。 <自己紹介>私は1980年9月5日に越前海岸の蒲生町というところに生まれました。 中学3年生まで育ったこの地は、家族以外の人でも平気で叱ってくれるような愛情あふれる地域でした。 高校、大学の7年間は野球の道を求め寮生活でこの地を離れていましたが、祖父の他界をきっかけに大学卒業後すぐに家業の枩田商店に入りました。思えば大学2年の時に肩を怪我して手術を受けてから、3,4年時にはその先も野球を続けていくことには限界を感じ始めていました。その時にはぼんやりと地元の資源を生かした生活や仕事をイメージしていたのを覚えています。野球が休みになるとリフレッシュもかねて自然を生かした店舗づくりをしているお店巡りをしたり、しまいには家具屋さんで自分が飲食店やってたらこの家具使うだろうなと思いを馳せていました(笑)そして約10年前に「魚屋の喰い処まつ田」という地魚と越前ガニの海鮮レストランを開店ー。隊長の長谷川さんと私は真逆で、長谷川さんが静なら私は動です。性格や振る舞いが真逆なのになぜか似通っている部分があるように感じています。 多分、性根が一緒で表現の仕方が違うような気がしています。 ある意味バランスが取れていると思っています(笑)<日常が非日常>大学の同期を実家に遊びに連れてきた時のこと。お金がなく下道で京都から福井に帰る道中、 越前海岸に沈む夕日を見てひどく感動したのを憶えています。 地元を離れたことで、地元の人にとっては当たり前の日常が実は都会の人の非日常であることに気づきました。 「これだ!」今までは当たり前の日常過ぎて何の感動もなかった越前海岸の自然に心震えたのです。 この自然を生かした仕事がやりたいと思うようになりました。 家業を継ぐと実家に戻った時に、なんで大学まで出てこんなとこに帰ってくるんや?と笑う人もたくさんいました。もっと安定した所に就職したらよかったのになど様々な意見を言われましたが、あいにく私の性格は無理と言われるほど否定されれば否定されるほど火が付く性格なのでたっぷりとガソリンを注いでいただいたことに今は感謝しています(笑)そこから越前海岸の自然に魅せられた男の無謀な挑戦が始まることになります。※無謀な挑戦は多々あり長くなるのでまた時機を見て話します。 <深刻な過疎化> 私が家業に入り仕事をしだした頃でも、この地域の過疎化は深刻なものでした。 まだ他の商店も数件ありましたが、やっと耐えている感じがしました。 逆境に立たされた私はなんとか人口を増やさないとヤバい!と思いいろんな人と議論を交わしました。そういう時って引き寄せの力が働くのか、現隊長をしている長谷川渡さんと出会うことになります。今はどう出会ったかはっきり覚えてませんが何となく意気投合して「人口爆発計画」などと訳の分からない妄想の議論をしていました(笑)とりとめもない話を深夜まで酒も飲まないで語り合った時間がお互いの妄想を膨らませました。 後に立ち上がる越前海岸盛り上げ隊の最初の一歩でした。 <越前海岸盛り上げ隊の立ち上げ>行政からの声がけもあり、もとは体験型コンテンツの創出を目的として越前海岸の事業者に声をかけ生まれた団体が「福井市越前海岸盛り上げ隊」です。 最初は各々の求めることが強すぎたりまとまりがなかったりで会議も進まないことがしばしばありました。すべてが手探りで、既存の実績が無いことを作り上げていく0から1の作業を地道に続けました。 とてつもない大きな石を転がす初動の作業をやり始めたのです。 なかなか動いてくれない。。が当時の率直な感想だったと思います。少しずつ方向性を見出しながら、多少無理やりでもこれで行くと決めながら事業を続けてきました。 そうすることで、良かった点と問題点が浮き彫りになってきました。 企画したけどお客様が0の企画もありました。 求めれてないのかとメンタルがけっこうやられるものです(笑)そんな盛り上げ隊も少しずつ仲間が増えていき、今では心強い才能あふれる仲間がたくさんいます。そうなってくると事業の方もスピード感が増し成功することが増えてきたように思います。 今では何かあったら盛り上げ隊に振れば解決できるようなそんな団体になってきました。移住したい人がいるとなれば空き家のマッチング、仕事の紹介など本当にすごい団体だと思います。設立当初とは違い、まるで生き物のように勝手に成長しているような団体に感じます。 <なぜクラウドファンディングを立ち上げたのか?>今回このプロジェクトを立ち上げたのは、この小さな一歩が私たちの今後の軌道を大きく上向きにする可能性のあることだと考えたからです。 地域の中に空き家が増えたことは、逆にプラスに捉えています。 新しい風を吹き込み、盛り上げ隊や地元の人たちとの化学反応がどのようなものになるのか、楽しみで仕方ありません。自然は何も変わっていません。 変わったのは私たち人間のマインドだと思います。最先端の技術、華々しいキラキラした都会に憧れみんなこの地を後にしました。しかし私たちは、この田舎こそ本物の豊かな生活がある場所だと気づいたのです。 季節には旬の食材に恵まれ、毎日心をいやす自然が隣にあります。 それこそ最先端の技術を駆使すれば都会と変わらない速度で情報が得られ、都会とつながるビジネスができます。 仕事が終われば海水浴やBBQがすぐにできる環境があります。みんなこの土地が大好きです。 もっとたくさんの人にこの土地を知って体感してほしい、自分たちの生活を体験してほしいと思っています。「すき」な場所に「て」を加えると「すてき」な場所に。僕たちには重要なミッションがあります。 この場所を素敵な場所に変えて、この土地に興味を持ってくれる人と繋がることです。 そして地域のコミュニティを太くしていくことこそが重大なミッションだと考えています。それは、ミッションインポッシブル「不可能なミッション」かもしれませんが、トム・クルーズはその「不可能なミッション」をコンプリートし続けています。越前海岸にはトム・クルーズ級の強烈なキャラがたくさんいるので、軽く乗り越えていくことでしょう。今回、越前海岸を素敵な場所に変えていくための資金を皆様から支援いただいております。 必ず面白い地域にして見せます!どうかお力をお貸しください。 そして、越前海岸に訪れていただけたら幸いです。<まつ田のリターン>リターンに名物「まつ田せいこ丼」や越前ガニ「極」など魅力的な商品を用意しました。 お金持ちの皆様、是非「極」プランでご支援してください(笑)かなり成功に近づきます! お酒を飲んで酔っ払っているときのノリで文章を読んでいただけたらポチっとやってもらえるような気もしています(笑)たくさんのご支援お待ちしております!


こんにちは。さっそくのたくさんのご支援ありがとうございます。越前海岸盛り上げ隊の隊長をしてます、長谷川渡です。まずは自己紹介から。生まれも育ちも福井市の越前海岸。高校を卒業し、こんな田舎はイヤだと飛び出して、愛知、岐阜、神奈川、東京、福島、静岡、台湾と自分を探して転々とした後、30歳を過ぎて地元に帰り、長年の夢であったガラス工房をつくりました。いちおう作家をしているので、わりと内向的、一人遊びが好き、人前に出ると言葉が出ない、声が小さい等、おおよそリーダー向きではありませんが、リーダー級の隊員がゴロゴロいる盛り上げ隊において、その中和剤的なポジションで立ち上げの時から隊長をしています。ぼくの住んでいる福井市大丹生町10年ほど前に実家に帰り、”文化不毛地帯に文化の風を”と高尚な気持ちで仕事を始めましたが、暮らしているうち、人と深く関わるうち、自然の中で子どもを育ててるうちに、若い頃には分からなかった豊かな暮らし(つまり文化)はもともとここにあり、ぼくはそれによって育まれてきたことを知るようになりました。その豊かな暮らしが目の前で崩壊していこうとしている盛り上げ隊のHPやプロジェクトページ等では活発な印象を受けるかもしれませんが、ぼくたちの活動地域の実情は、高齢化率が45%を超える地区がいくつもある、終わりゆくまちの集まりなのです。(高齢化社会といわれる日本全体の高齢化率は約28%)今も増え続ける空き家越前海岸盛り上げ隊の発足でもぼくたちはあきらめない。団体を作り、自分たちで考え、自分たちで未来を作っていこうと思い立ったのは、隣の地区に住む副隊長(魚屋の喰い処まっ田の枩田卓也さん)との出会いです。仕事が終わると、約束をするわけでもなくふらりとどちらかのお店に立ち寄り、海に沈む夕日を眺めながら遅くまで熱っぽく語り合いました。田舎のもつ可能性について。田舎独特の理不尽なしがらみについて。枩田副隊長と。手作り感満載、自作自演の「うみたん」記者会見。できることならば少しでも良い状態で、次の世代に繋いでいきたい。しがらみをなくし、個性が輝くフラットな議論の場を作りたい。事業者中心に広く声をかけ、とにかく最初は延々と議論をしました。積極的に議論に参加してくれる人もあれば、”実利がない”と去っていく人もありました。そうやって5年以上。毎月会議をし、アイデアをもちより、コツコツ少しずつ形にしていきました。そしてこのコロナの風。クラウドファンディングの目的盛り上げ隊メンバーは、小さな客商売の事業者ばかり。売り上げは、みな劇的に下がりました。自粛が続く中、オンライン会議を繰り返し、状況を少しでも緩和するためのクラウドファンディングに注目しました。本来ならば、未来チケットや割引チケット販売等の、お得感を出し救済を求めるタイプのファンディングにするべきですが、議論の結果、そうなりませんでした。コロナが落ち着いたときに来るであろう社会の変化に対応するために、資金をつのろう。密集しない田舎の利点、可能性を知ってもらおう。見直されるであろう田舎の暮らしの需要に対応できる、その受け皿となる空き家の整備事業を加速させよう。出てきた答えは、ものすごくポジティブなものでした。たぶんこの答えが、越前海岸の、越前海岸盛り上げ隊の魅力そのものだと思います。逆境をものともしない、つわものどもの集まりです。今回、この個性豊かなメンバーたちの想いの詰まったリターンをたくさん用意しました。仕入れを差し引いた分の支援金は、まだ見ぬ明るい未来への投資となります。ご支援、よろしくお願いします!!


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