チケット付宿泊券をリターン品として提供する予定の赤穂国際音楽祭。
正式にはル・ポン国際音楽祭といいます。始まった時は赤穂国際音楽祭だったのですが、最近は赤穂と姫路で開催され、昨年は追加公演が東京でも行われました。
ベルリンフィルのコンサートマスター樫本大進さんが音楽監督を務めるこの音楽祭は、ご本人の強い希望ではじまりました。お母さまが赤穂出身なので大進さんは子どもの頃を赤穂で過ごすことが多かったそうです。ヨーロッパで行われている住民手作りの国際音楽祭に参加した大進さんが、故郷と考えている赤穂でもぜひ国際音楽祭をやってみたいと思ったのです。
最初の年、前夜祭会場の花岳寺境内をスタスタと歩いて行くポール・メイエさんを発見した時は夢かと思いました!参加される音楽家はトップクラスの方々ながらとてもフレンドリーで、1週間ぐらいの期間中、赤穂の街でお見掛けすることがしばしばありお話する機会も多くて、再会が待ち遠しいこの時期です。
お薦めは城跡の野外会場です。ホールにはない臨場感があって、鳥の声や飛行機の雑音の中にうっとりするような音色が響きます。前の方に座ると演奏家のアイコンタクトや、充実した笑顔がはっきりと見えるのが醍醐味です。