2020/06/24 10:00
バングラデシュではすべての子どもたちが初等教育を受けられることになっていますが、現実は義務教育である5年生を卒業できない子どもたちが多くいます。
学校に通えなくなる理由は様々ですが、児童労働もその理由のひとつです。
私たちが支援している家事使用人として働く少女たちの中には、一度も学校に通ったことなく、文字の読み書きもできない少女たちもいます。
シャプラニールが運営する支援センターでは、基本的な文字の読み書きや簡単な計算など、生きていくために必要な知識が得られるよう授業を行っています。そして14歳未満の子どもたちは学校へ編入できるよう、保護者や雇い主に働きかけを行っています。