昨日目標達成することができました。ここまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
私たちの挑戦はまだあと3日、続きます!一人でも多くの少女たちに支援が届くよう、最後までより多くのご寄付を集めたいと思っていますので、皆さまどうぞお付き合いください!
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今日は学校に通えるようになった少女の声を紹介します。
サミアさんの言葉から「学びたい」という気持ちが伝わってきます。一人でも多くの少女たちが、学ぶ機会を得られるよう、私たちは活動を続けていきます。
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サミアさん(仮名/12歳)の両親は離婚して、別々に暮らしています。村で農業をする父親の稼ぎが少なく、生活するのも十分ではなかったため、10歳のときに父親に連れられてダッカに来ました。昔からの知人の家で家事使用人として働けば、十分な食べ物と衣服が与えられること、そして村の家族(父と妹、2人の弟、祖父母)が食べていける収入が得られることを聞かされたそうです。学校を辞め、友達とも別れなければならず、とてもつらかったと言います。
■支援センターに通うようになったきっかけはなんですか?
ある日、センターの先生が雇用主の家を訪ねてきて、支援センターについて話してくれました。雇用主が支援センターへ通うことを認めてくれ、通えるようになりました。日々の仕事から抜け出し、学ぶ機会を得ることができ、まるで新しい人生を手に入れたような気持ちでした。
そして雇用主は保護者向けのワークショップにも積極的に参加するうちに考え方が少し変わってきて、私を学校(中学相当)に入学させてくれたのです。学費もすべて払ってくれています。このことが本当に嬉しいです。
■支援センターで好きなことはなんですか?
ペーパークラフトを作るのがとても好きです。この前ペーパークラフトで化粧箱を作り、雇用主にプレゼントしました。そのあと、自分用にも作ったほど気に入っています。
それから、支援センターの運動会で賞をもらったこと、学校に入学したことが、私の人生で一番幸せな瞬間でした。センターのスタッフと雇用主には感謝しています。もしセンターがここになければ、私は二度と学ぶ機会を得られなかったと思います。
■COVID-19でセンターが閉まっていたときはどうしていましたか?
センターが閉まってからは、ずっと家にいました。いつもは学校が終わってからセンターに行き、先生や友達に会っていました。ロックダウンが始まって最初の頃は、学校がオンライン授業を開いてくれていましたが、今はそれも止まってしまいました。だからとても寂しいです。センターに早く通いたいです。