こんにちは。シャプラニール東京事務所でバングラデシュ事業を担当している峯です。
みなさまにご協力いただいたクラウドファンディング「【コロナで悪化する貧困】バングラデシュの働く少女たちを守りたい」が終了してから、3年以上が経ちました。今回はこのプロジェクトの活動報告をお届けするとともに、私たちの新たな挑戦「子ども×気候変動:防災活動で未来のリーダーを育てたい」についてご紹介します。
<活動報告>
みなさまのご支援のおかげで、私たちはCOVID-19の影響による困難を乗り越え、家事使用人として働く少女たちへ必要な支援を届けることができました。2022年以降は出張が可能となり、私自身何回かバングラデシュを訪問して少女たちと直接話す機会がありましたが、当時のことを振り返り、「あの時は本当につらかったけど、支援センターの先生たちが支えてくれたおかげで乗り越えることができた」と話す少女たちが印象的でした。あの時支援を止めずに、少女たちを支えることができたのは、本当に意義があることだったのだと感じています。これもみなさまの温かいご支援のおかげです。本当に、ありがとうございました。
バングラデシュではその後新型コロナウイルスの感染者が減少し、政府による規制もなくなり、人々の生活が元に戻りつつあります。しかし、パンデミックによる経済ショックの影響は未だに感じられます。現在も家計を支えるために新たに働きに出る少女は続出しており、ニーズが絶えない状況です。このような状況に対し、シャプラニールは2024年度から新たな地域で支援センターを開設し、より多くの少女へ支援を届けるために活動を展開していく予定です。現在は既存センター1か所を運営しながら新たな活動の準備を進めています。
家事使用人として働く少女たちへの支援の進捗状況については、こちらをご覧ください。
<新たな挑戦へのご協力依頼>
気候変動は地球全体に大きな影響を与え、特に南アジアでは災害の頻度と深刻度が増しています。私たちが活動するバングラデシュとネパールでは、気象変動による異常気象(極端な気象現象)や自然災害が頻繁に発生し、子どもたちが安全な環境で成長する機会が脅かされています。
このような状況に対し、私たちは国際防災日の10月13日より、『子ども×気候変動:防災活動で未来のリーダーを育てたい』と題し、クラウドファンディングを開始しました。
シャプラニールが、バングラデシュとネパールで実施している防災・減災事業。この事業を通じて、サイクロンや洪水の頻発地域で地域の災害に備える能力を高め、子どもたちが安心して成長できる環境を整えたい!そして、子どもたち自らが気候変動に立ち向かい行動する機会を提供し、未来を担うリーダーを育てる活動を強化していきたい!そのために今回クラウドファンディングで寄付を募ることとなりました。目標達成のために、ぜひ、寄付、情報発信などでお力をお貸しいただけないでしょうか。
▼クラウドファンディング詳細はこちら
「CAMPFIRE(Good morning)」
https://camp-fire.jp/projects/view/707632
【バングラデシュ・ネパール】子ども×気候変動:防災活動で未来のリーダーを育てたい
実施期間:2023年10月13日(金) 〜2023年11月30日(木) 23:59
目標金額:400万円
▼シャプラニールの公式SNSでも情報を発信しています!
Facebook: https://www.facebook.com/shaplaneer/posts/725751556258627
X (旧Twitter): https://twitter.com/shaplaneer/status/1712784982056574986
未来を担う子どもたちが持続可能な社会で暮らしていけるように。私たちの挑戦の応援をどうぞよろしくお願いいたします!