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夢を叶えるための第一歩

将来フリージャーナリストになって貧困地域や紛争地域にいる社会的弱者を取り上げたいと思っています。そのために9月から一年間NPO法人でインターン、次の一年間イギリスで留学しようと考えています。どちらも夢のためには必要なステップです。

現在の支援総額

45,000

3%

目標金額は1,500,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/12に募集を開始し、 4人の支援により 45,000円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

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夢を叶えるための第一歩

現在の支援総額

45,000

3%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数4

このプロジェクトは、2020/07/12に募集を開始し、 4人の支援により 45,000円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

将来フリージャーナリストになって貧困地域や紛争地域にいる社会的弱者を取り上げたいと思っています。そのために9月から一年間NPO法人でインターン、次の一年間イギリスで留学しようと考えています。どちらも夢のためには必要なステップです。

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2022/03/28 14:26
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(こちらの記事はnoteにも掲載しています。こちらから入っていただき、いいねやコメントいただけますと嬉しいです!)

ケニアの首都ナイロビから車で約1時間(北東へ45㎞)のところにティカという地方都市があります。そこにある一軒家が「ニューホーム」と呼ばれる子ども達の家です。親を亡くした子ども、虐待を受けた子ども、ドラッグやアルコール依存の親を持つ子ども、居場所がなく路上で生活していた子どもなど、様々なバックグラウンドを持つ子どもたちが暮らしています。

この施設を始めたのは松下照美(まつした・てるみ)さんです。彼女は旦那さんをなくした際、ショックが大きかったため、友達に勧められてアフリカに旅行をします。行った先のウガンダで出会った子ども達に共感したことからこの活動が始まります。1997年に、借家にて「モヨ・ホーム」という名前で個人レベルで始め、2004年に日本で「モヨ・チルドレン・センターを支える会」が発足したことから現在の場所での支援が始まりました。その後、2017年には自給自足をしながら自然の中で生活することでドラッグから抜け出すための施設、ドラッグ・リハビリテーションセンターも開設します。

2022年2月15日、松下照美さんが旅立たれたことから、現在は佐藤南帆(さとう・なみほ)さんを代表として、現地スタッフ10人(ニューホーム5人、ドラッグ・リハビリテーションセンター5人)と共に活動しています。佐藤さんは元看護師ですが、昔から特に子どもを対象とした国際協力に興味があり、休暇をとってケニアにあるNGOを訪問していたそうです。その中の一つがこのモヨ・チルドレン・センター(以下、モヨ)でした。松下さんとその活動に感銘した佐藤さんはその後も休暇をとってはモヨに通い続けます。その後現在の職場であるRAHA KENYAの代表・河野さん(河野さんには以前コロナのお話を伺いました)と出会い、仕事をしながらモヨにも行けるため、看護師を辞めてケニアに移住することとなります。コロナによって一時帰国しましたが、これまで1年半以上はRAHA KENYAの仕事とモヨでの代表としての活動を両立する毎日を続けています。

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こちらがニューホーム(子どもの家)です。
約20人の男の子達がここで生活していますが、訪問時は学校の春休みで地域の子ども達も勉強に来ていました。

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小学校の先生がボランティアで授業をしてくださっています

こちらの子ども達はケニアの児童局からの要請によって受け入れが決まります。上記のように、様々な理由で居場所のない子ども達です。一番小さい子で3歳の時に保護された子もいて、スタッフ・子ども同士本当に仲が良さそうでした。ケニアは脱施設化(児童保護施設などがあると親や地域がそれに頼ってしまう、と考えているため)をすすめており、施設が強制閉鎖されたり新規設立が禁止されているため、他の施設からモヨに連れてこられる子も多いです。しかしモヨも、脱施設化の政策により、3年以内には卒業出来ることを目標としています。また、人数を増やすよりも、1人に対して手厚いサポートが出来るようにと考えているそうです。20人はここで生活しているため、衣食住・教育の全てがモヨによりサポートされています。

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日本語の勉強もしているため、「こんにちは!」とあいさつをしてくれる子もいました!

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もう一つの施設が、ニューホームから車で45分ほどの自然豊かな場所にある、ドラッグ・リハビリテーションセンターです。ここでは、ドラッグの使用によって、落ち着きがなかったり暴力を振るったりするため、なかなか学校にいけない男の子たちが、学校や職業訓練校復帰を目指しています。訪問時(2022年3月23日)には7人が生活していました。

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自分たちで作ったチャパティ(ナンのようなもの)とキャベツスープのランチ

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子ども達の畑

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動物小屋(ウサギ、ヤギ、ニワトリ)

こちらのセンターでも衣食住を行っているため、子ども達自ら食料を育て調理したりなど、家事を分担して行っています。メンタルケアの観点からも、農業や家畜飼育もやっていました。

この2つの施設同士での交流もあるようで、特にサッカーは子ども達の楽しみのようです。(なんとここでも、以前関わらせていただいたSOLTILOが活動されていました!コロナについて訪問1訪問2

これらの施設の活動のほかにも、学校には行っているが給食費が払えない子に給食支援、学力があり勉強に対する意欲はあるのに経済的な事情で学校に行けていない子に学費支援、も行っています。(ケニアは中学校レベルまで義務教育であり学費無料ですが、給食や制服、教材費などにお金がかかります)

「ケニアの未来がここにある」

モヨのスタッフはこう考えて、子ども達をサポートしているそうです。
モヨのサポートを受けている子ども達は笑顔で楽しそうに生活していましたが、みんな過去に辛い出来事を経験しています。トラウマなど、現在も苦しみ続けている子もいます。しかし、それは子ども達のせいではないし、素敵な人生を歩む権利があります。そして彼らがこの国を背負って立つ将来世代です。モヨの活動は、子ども達を通して、ケニアの未来をより良いものにしていくものでもあるのだなと思いました。

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