2020/08/26 20:00

総勢130人を超えるEarth Light Project。


メンバーインタビュー企画「130のストーリー」では、メンバーそれぞれの宇宙への情熱やプロジェクトにかける熱い想いをお届けします。


今回お話をお伺いしたのは、すぎもっちゃんこと杉本昂熙さんです。

東洋大学経営学部経営学科に所属する2年生の彼は、企業への営業、リターンの考案、活動報告の統括など多岐にわたる仕事をこなすELPにとってなくてはならない存在です。

根っからの負けず嫌いな彼が乗り越えてきた挫折や挑み続ける自分との葛藤、ポジティブに歩み続ける強さに圧倒されました。

自分が成長できる。だから楽しい。それが挑戦する理由

ーELPの参加したきっかけは何ですか?

1年前くらいからこのプロジェクトの話は都築さんから聞いていたんです。でも最初はそこまで興味はありませんでした。今年の6月くらい、ELPの資金源がクラファンに切り替わったということを聞きました。世間で少しずつ流行し始めていたクラウドファンディングに興味あって、参加してみようとおもいました。


ー様々な企画に携わっていますが、「やる」か「やらないか」の判断ってあるんですか?

ズバリ、自分が楽しいかどうかです。そう思うようになったきっかけは、他の団体で自分がはじめて任されたイベントでした。まず、企画に参加してくれるメンバーがなかなか集まらず、多く自分でタスクを負うことになり疲弊しました。結局、達成感より疲労感が大きくて…。その時思ったんです。自分が楽しまなきゃだめだなって。だから、たとえ自分が取り仕切る立場だったとしても「周りの人から刺激をもらえて、学べて、自分が成長できる。」と思ったら迷わず一歩踏み出します。ELPでは自分にはない発想をもっていたり、勢いのあるメンバーが沢山いるので、毎日本当に楽しいです!


漠然とした危機感。それが今の自分の原点。

ーすぎもっちゃんってどんな子供でしたか?

中学3年生までは絵に描いたようなサッカー少年でした。選抜に選ばれたり、キャプテンを任されらりサッカー漬けの日々でした。高校受験の失敗を機にサッカーはやめました。行きたかった高校への進学がかなわず、高校3年間は勉強にささげようと思ったんです。実際、首席で入学した高校では、成績も良かったです。でも、受験勉強をしている中で、勉強する意味や、大学への執着がなくなってしまい、結局2浪した結果目指していた大学には受かりませんでした。

これが周りから期待されていた自分の挫折であり、背負っているコンプレックスです。そんなどん底にいたとき「杉本のいいところは目の前の人に共感できるところだ。」と高校の先生に言われました。意外でしたが、この挫折が共感の幅を広げるような気がしました。


ーそれでも前に進み続ける原動力ってなんですか?

漠然とした、でも圧倒的な危機感です。自分の中での受験という最大の失敗、生まれてしまったコンプレックスを打ち消すだけの「何か」を得なくてはならないという危機感が消えないんです。だから団体に所属してみたり、立ち上げてみたり…。そんな行動の積み重ねで今、このELPに関われています。思い通りにならなかったことも、失敗も沢山あります。でも腐ることなく進むしかないです。コンプレックスからもらった危機感は回りまわって、「なんでもやってみる今の自分」の原点になりました。


最初の一歩は無理をする。

ー将来どんな風になりたいですか。

将来の夢はまだないんです。でも、学び続けていたいです。尊敬できる人達との環境で刺激を受け続けたいです。そのために、一歩目を少し無理をすることにしています。何かを始めようと思う時、躊躇や不安が生まれるのは当然です。でも、まず目の前のものに飛び込んでみます。そしたら案外その場所で自分がいる意味が見いだせて、活動が楽しくなると思うんです。


ー最後にメッセージをお願いします!

僕は常は日頃から、興味あるかないか、得意か苦手か、まずは挑戦してみてから決めることを大切にしています。なんとなく嫌だなと思って食わず嫌いしていることも、一度我慢してやってみると新しい発見があります。そんな素敵な体験を色々な方に経験して欲しいので、自ら見本となれるように体現していきます。これからも楽しみながら頑張ります!