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炎越しの地球を撮影したい!国境線のない宇宙に炎を掲げる、人類史上初のプロジェクト

このプロジェクトでは、炎をスペースバルーンで打ち上げて成層圏から炎越しの地球を撮影、配信します。「分断」という社会問題に立ち向かうべく、100人を超える若者と協力し、私たちは挑戦します。

現在の支援総額

10,594,566

141%

目標金額は7,500,000円

支援者数

655

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/24に募集を開始し、 655人の支援により 10,594,566円の資金を集め、 2020/09/16に募集を終了しました

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現在の支援総額

10,594,566

141%達成

終了

目標金額7,500,000

支援者数655

このプロジェクトは、2020/07/24に募集を開始し、 655人の支援により 10,594,566円の資金を集め、 2020/09/16に募集を終了しました

このプロジェクトでは、炎をスペースバルーンで打ち上げて成層圏から炎越しの地球を撮影、配信します。「分断」という社会問題に立ち向かうべく、100人を超える若者と協力し、私たちは挑戦します。

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7月21日に開催した記者会見。第一線で活躍される、宇宙飛行士の山崎さんと元競泳日本代表の小坂さんをお迎えし、素敵なメッセージを頂きました。この記者会見の様子を2回に分けてお届けします。


前編である今回は、Earth Light Projectが宇宙を目指すことの意義を中心に整理します。

なお、当日の映像はこちらのYoutubeからノーカットでご覧いただけますので、是非ご覧ください。


「人類共有の場、宇宙の意義」ー山崎さん

冒頭の応援メッセージにて、宇宙飛行士の山崎さんに、1968年にApollo8号が月から撮影した「地球の出」をご紹介いただきました。

「宇宙船地球号」の中で皆が暮らしているというイメージを、世界中にはっきり伝えた「地球の出」。人類共有の場である宇宙からの発信は、世界中に共有できるインパクトを持っています。


出典:https://images.nasa.gov/


このプロジェクトが打ち上げるのは、文明の象徴である炎です。ロケットの推進剤としてではなく、ただ燃えるだけの炎を宇宙に届けるのは、人類史上初めてです。

キャンプファイヤーや焚き火など、人類は火を囲んで、食事を共にし、繋がりを広げ、そこに文明が生まれました。


山崎さん:「『宇宙船地球号』と同じように、今だからこそ、あらゆる分断を乗り越えて世界で共生していこう、という思いを広げる、きっかけの灯になってほしいと、私も応援しています」


「スポーツに通じる、高い共通目標の重要性」ー小坂さん

元競泳日本代表の小坂さんは、このプロジェクトを知ったとき、衝撃を受けたと言います。


小坂さん:「このプロジェクトは自分や周りだけではなく、人類に共通する目標を提示しています。多くの人を巻き込んで進めていると聞き、ここまで考えられる若者がいるんだと、嬉しくなりました。」

応援を決めてくださったのは、宇宙を目指すこのプロジェクトと、小坂さんが戦ってきたスポーツの世界が近い、と思ったからだそうです。


小坂さん:「宇宙とスポーツに共通するのは、高い目標に到達するためなら、国境や国籍を超えて、人と人とが容易に協力できるという点です。

コロナ禍でスポーツの開催自体が難しくなっている中で、アスリートとして何か出来ないかとモヤモヤしていました。スポーツと根底で共通する宇宙を目指すこのプロジェクトに出会いました。応援を通して世界を繋ぎなおすことこそ、アスリートにできることだと思うのです。僕だけでなくアスリートたちにも協力を呼びかけていきます。」


「世界は分断へと揺り戻されている」ー山崎さん

このプロジェクトの課題意識である「人類の分断」についても、コメントをいただきました。


山崎さん:「今年5月末に、9年ぶりの民間の有人宇宙船Space Xの打ち上げが成功しました。ほぼ同じタイミングで並行して、民族的な分断を叫ぶBlack Lives Matterの運動が大規模に起こっていることを、ELPメンバーの石橋さんが指摘してくれました。


その点について私も同感で、グローバル・共生へと進んできた流れから、分断に揺り戻されてしまっていると感じます。そのどちらになるのか、とても重要な時期です。」


実はApollo8号の打ち上げがあった1968年にも、大きな分断がありました。キング牧師が暗殺された年でもあります。その構図は50年経っても変わらない、と山崎さんは指摘します。


山崎さん:「先が見通せない中で、それでも人類が共生の道を辿っていきたい。そういうときに宇宙は、やはり良いシンボルになる場所だと感じています」


何度でも示し直し、確認しなおす必要があるのが、共生のシンボルです。


オリンピック・パラリンピックが延期になった今、その大きな意義である「共生の願い」を示す役割を、開催国日本の若者で担いたいと、僕たちは考えています。


後編は、僕たちが掲げる「炎」の意義に注目してまとめます。明日7月29日に公開予定です。そちらも是非ご覧ください。


文責:杉山大樹

NHK2020web 「ワガモノ2020」元学生リーダー

東大オンラインメディアUmeeT 初代編集長

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