こんにちは、白峰ボーディングスクール実行委員会・SAGOJOの土屋です。直前のご報告で恐縮ですが、明日8月22日(土)にオンラインにて、「はじまり商店街」さんとトークイベントを行うことになりました!--どんなトークイベントなの?ざっくりとご紹介すると……白峰ボーディングスクール プロジェクトの裏側を語っちゃいます!白峰への想いを確実にカタチにしようと思ったキッカケや、実際にスタートして得た気づき。そして、これからどのような地域の未来を創造しているのかをざっくばらんにお話しさせていただく予定です。\特にこんなヒトに来てほしい/・街づくりに興味がある・地域サービスの運営に興味がある・地域との関わり方に興味がある・白山市 白峰について知りたい・個人で活動するためのモチベーションが知りたい実践者だからこそ見えてくる「地域での暮らし、そこで生きるコト」をみなさんとシェアしていきながら、学んでいくイベントを目指しているので、何かしらの学びも得られるはず。地域で活動するの方の言葉や想いを感じながら、今回のイベントをキッカケに”あなた”の人生の課題解決のヒントが見つかればと幸いです。参加費は無料!直前のお知らせとなり申し訳ありませんが、ご都合つく方はぜひご参加ください!お申し込み手続きは、peatixチケットサイト(https://peatix.com/event/1603823/view )よりお願い致します。--はじまり商店街とは?場所に捉われずに、個人/組織課題を共有する場をデザインするコミュニティビルディングカンパニー。暮らし方・働き方・コミュニティを中心にライフスタイルに関わる企画プロデュース、遊休地の有効利用、まちづくり支援、イベント・ワークショップ、などを主に手がける====イベント概要====【日 時】2020年8月22日(土)【時 間】配信URLを送ります:19:45〜 開始:20:00〜 終了予定:21:30【参加費】無料(動画ライブチケット)※遠方からもご参加可能、LIVE動画視聴あります※遠方で会場に行けない、イベントに参加したくてもできないお客様のご要望に答えるべく「ライブ動画視聴」環境をご準備させて頂きました。インターネット接続環境があるパソコン・スマートフォンにて日本全国・世界中から視聴が可能です。動画配信は容量が大きいため回線速度の早いwifi・LAN環境での視聴をオススメ致します。peatixよりLIVE動画視聴のお申込みを頂きますと、イベント開始時間の15分前に、動画視聴用のURLをメッセージにてお知らせさせて頂きます。【申込方法】https://peatix.com/event/1603823/view *peatixチケットサイトが受付窓口*【共催】株式会社SAGOJO x 株式会社はじまり商店街◎スケジュール19: 55 zoom オンライン 開場 20:00 スタート、テーマ説明(ファシリテーターより)20:10 1部 ゲストより山口さんから「白峰ボーディングスクール」地域活動のお話20:50 2部 地域連携のあり方21:00 3部 白峰ボーディングスクールはどんな学校になる?21:20 質疑応答21:30 終了*開始時間により終了時間は前後する可能性があります事、ご了承ください====スペシャルゲスト====山口 隆 さん(白峰ボーディングスクール実行委員会 代表)NPO法人白山しらみね自然学校理事・事務局長、白峰観光協会長。石川県白山市白峰生まれ。旧白峰村、白山市職員を経て、過疎地である生まれ故郷の魅力を伝えるガイドや、自身が90歳になっても住み続けることが可能なまちづくりを目指して様々な活動を行っている。在職中に、白山手取川ジオパークの認定や白山ユネスコエコパークのエリア拡張に携わり、このことが退職後の人生に大きく影響を与え現在の活動に至っている。これまで域学連携事業に力を入れ、金沢工業大学との連携の中で「白峰ボーディングスクール」プロジェクトが生まれた。宮下 智裕 さん(金沢工業大学 建築学部 建築学科 准教授・博士(工学)地方創生研究所所属)専門:建築意匠、構法デザイン論文・著書:ケーススタディーハウスに関する研究(学位論文)他受賞:2009年に環境省主催による“Low Carbon Life-design Award 2009”グランプリ(環境大臣賞)受賞『ATATA-KAYA』2019年日本科学技術ジャーナリスト会議が主催する「科学ジャーナリスト大賞」を受賞。学生アパートのリノベーションプロジェクトやアルミ住宅の開発を通して地球環境にやさしい建築を探究。最近では、中山間地域の持続可能な都市のデザインや建築の側面からMaaS等の新たな社会の在り方の研究を推進している。舘そらみ さん(脚本家・舞台演出家)慶應義塾大学在学中に演劇を始め、卒業後に劇団ガレキの太鼓を旗揚げ。映像分野にも活動の幅を広げる。ドラマ「来世ではちゃんとします」「グッド・バイ」、漫画原作「ステージ!」など。映画「私たちのハァハァ」ではゆうばり国際映画祭観客賞を受賞。「この瞬間に生きてること」をテーマに、住居での公演や観客参加型など変わった演劇作品も多い。全国の小中高校で演劇を使った授業を実施しており、実施校は関東以外で30校ほどにのぼる。特に近年は地域の忘れられた記憶や人の過去を用いた作品作りや、空き家空き店舗を用いた作品作りにも力を入れている。家を持たず各国・各地で移動型生活中。◎パネリスト:スガタカシ さん(白峰ボーディングスクール実行委員会・SAGOJO)一橋大学経済学部卒業後、紀伊國屋書店に勤務。法人営業を経て、ブランド戦略室の立ち上げ、イベント企画などに携わる。退職後、1年半の世界一周の中で「旅」をマネタイズし、クラウドファンディングやコンテンツ制作で約120万円を調達。帰国後はフリーランスの編集者としてWebサービスやメディアの立ち上げ・運営に携り、2015年12月株式会社SAGOJOを共同で創業。SAGOJOでは、「旅人だからこそできるシゴト」をつくる事業開発担当。現在、「旅人」の力を活用し、複数地域の活性化プロジェクトに携わる。全国の地域活性化事例のノウハウを共有するWebマガジン「創生する未来」編集長。◎ ファシリテーター:くまがい けんすけ さん(はじまり商店街 共同代表)神奈川県横浜市出身2013年 商社で6年間勤務を退社し、自転車で日本一周を実行。その後、アラスカ→カナダ→アメリカ西海岸→メキシコ 12,000km を11ヶ月かけて自転車で走破。 モバイルでエクストリームな小さな暮らしを送りながら「旅x仕事」を実践する。帰国後はYADOKARI株式会社代表と共にBETTARA STAND 日本橋プロジェクトに参画。現在は株式会社はじまり商店街の代表として「はじまりを、はじめる」をコンセプトに、誰もが持っている志をカタチにし、小さな一歩を踏み出せる「はじまりの場」を創造する。
こんにちは、白峰ボーディングスクール実行委員会・SAGOJOの土屋です。 クラウドファンディングのスタートからまだ間もないですが、53名の方に70万円を超えるご支援をいただきました。日々たくさんの方にご支援をいただき、本当に感謝しております!さて、本日8月18日(火)より地元ラジオ番組に、白峰ボーディングスクール実行委員会代表の山口さんが出演しました。出演させていただいた番組名は……MROラジオ「おいね☆どいね」! その中の「勝手に応援団」というコーナーに出演させていただきました。番組内では、白峰ボーディングスクールについてはもちろん、9月に開催を予定しております3泊4日のプログラムについてのお話をさせていただいております。(9月のイベントに関しましては、今後改めてお伝えさせていただきます)最後には、川瀬アナウンサーから応援のエールをいただき、実行委員会一同、身が引き締まる思いです。白峰ボーディングスクールの認知度をさらに上げていかなければならない中、白峰ボーディングスクールを広く知っていただけることは、とても嬉しいです。ありがとうございます!オンエアは終了してしまいましたが、ラジオ番組を聴けるアプリ「radiko」でも聴取可能ですので、お時間ある方はぜひお聴きください!残念ながら県外の方は、有料版 の「radiko」 でないと聴けないのですが……。有料版にしている方、石川県内の方はぜひラジオをお聴きいただければと思います!▼「おいね☆どいね」 は、こちらのURLよりお聴きいただけます。http://radiko.jp/share/?t=20200818135430&sid=MROおいね☆どいね | MROラジオ | 2020/08/18/火 | 13:00-15:00※開始より38分14秒~40分59秒の間に出演させていただいております※聴取可能期限は明日8月19日17:25までボーディングスクール実行委員会では、今後もわくわくするようなお知らせをいくつも準備中です。応援、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!写真は白峰ののどかな村の風景です。猛暑の地域も多いので、みなさま体調に気をつけてお過ごしくださいね。
こんにちは!白峰ボーディングスクール実行委員会の福田です。「白峰ボーディングスクールを支える人びと」をご覧いただきありがとうございます! また、日々たくさんのご支援感謝申し上げます!さて、白峰ボーディングスクールの立ち上げに向けて、白峰地域の声や連携先の大学の教職員や学生の声、企業の方々の声を随時お届けする活動報告。第4弾は、72年間ずっと白峰地域に住み続け、白峰の発展に寄与してこられている、白峰地域区長の小田 吉一(こた よしかず)さんです!--小田さんが区長になられてどれくらい経つのでしょうか?また区長の役割についても教えてください。白峰の区長を務めて今年で9年目かな。いまは3期目です。区長という言葉は、みなさん聞き慣れないかと思いますが……。区長とは、白峰地域を代表する立場。簡単に言うと、白峰の長といった感じですかね。地域内からいろいろな苦情や問題を聞き出しながら、一致団結できるようにバランスを取る。これが一番の仕事です。来年からは、白山麓にある5地域の代表も務めないといけないので、さらに大変ですよ。--区長として、具体的にどのような取り組みをされてこられたのでしょうか?外部との連携によって、よそ者目線をうまく取り込み、白峰地域の魅力をさらに高めながら、さまざまな取り組みを行っています。大切にしているのは、「これからは地域内だけで取り組んでいく時代ではない」という考え方ですかね。見ての通り、白峰地域はどんどん少子高齢化が進んでいて、人口も減っていっています。これは、ずいぶん昔から予想していた話。そして、白峰地域の基幹産業である観光事業も、スキー場が閉鎖するなど、徐々に衰退しつつある……。このコロナ禍を含めると、いま動かなければお先真っ暗という感じですよ。わしらは、以前からこういう時代を少し見据えながら、外部の方々の繋がりを大事にしており、いろいろな取り組みを進めてきたんです。県内外の大学との連携を強化していき、若い人たちを呼び込んでみたり……。また、地域全体の一体感を出していくために、重要伝統的建造物群保存地区への申請に取り組んでみたりなど……。いろいろと挑戦しながら、着々と前へ進んでいます。その結果として、今まで白峰にゆかりのなかった若者が、白峰に移住してきてくれるようになりました。また、今では金沢大学、金沢工業大学、東京大学と、3つの大学のサテライト拠点も存在しています。そのおかげで、学生や留学生、教職員が頻繁に白峰に出入りしてくれているんです。そういう方たちとの新たな交流によって、白峰地域にもさらなる活気があふれ、地域全体が元気になっていきます。難しい研究のことはわかりませんが、学生や留学生、先生方の表情を見ていても、いろいろと楽しんでくれていると思います。--では、今抱えている地域の最大の課題とはなんでしょう?ズバリ、空き家問題ですね。重要伝統的建造物群保存地区に指定いただいていることもあるので、街並みなどの景観は大事に守っていかないといけません。だからこそ、空き家や100年以上存在している古民家を、簡単に解体することはできないんです。せっかくある景観が崩れてしまいますし、地域が衰退している様子がダイレクトに伝わってしまうんですよね。結果として、地域の元気もなくなってしまうんです。区長という立場とは関係なく、実はいま8軒の空き家を所有しています(笑)普段は建築業をやっていて、地域内の仕事も多いんですけど……。お金のことだけを考えるのであれば、空き家などは解体してもらった方が断然儲かるんですよね……。でも、それでは地域がどんどんダメになってしまう。空き家を壊すのことがしのびがたい……という気持ちもあるし。そういった訳もあって、今は個人的に空き家を買い取らせていただき、所有させてもらっている状況です。周りからみたら「アホなことやっとるわい……」と思われていると思いますが(笑)でも、今後も白峰地域の空き家事情は継続して把握し、管理していかなければならない。私は建築業者であって、不動産屋じゃないんですけどね……。いつの間にか、区長という立場なのか、なんなのかわからないけど、とにかくなんとかしないといけないと日々焦っています。でも、わしもそろそろ限界やな(笑)--白峰ボーディングスクールに期待するところはどういったことでしょうか?地域を丸ごと学校にするということで、空き家は先生の居室や実験室になると聞いています。空き家をどうにかしていきたいので、空き家の利活用を積極的に考えてほしい、といっったところですかね。そして、外部の方との連携がより一層強くなり、多くの方が白峰に訪れるようになってほしいとも思っています。わしらは、みなさんを温かく受け入れる準備はいつでもできていますよ。それから、もっと新しい仕事を作っていく雰囲気がでると良いなと思っています。今の状況のまま、口を開けて待っているだけでは仕事が降ってくるわけではないので……。聞くところによると、いろいろな企業さんも入ってきているみたいですね! 白峰地域からもいろいろな仕事をクリエイトしないといけないと思っています。わしらは難しいことはわからないから、とにかく面白そうなことをやって、みんなと楽しくやっていきたいです!###小田区長ありがとうございました!「過疎化が加速することをいち早くとらえ、外部を巻き込みながら共に地域全体を活性化させていこう」という、ある種の戦略がずっと取られてきていた。お話を伺いながらそう感じました。しかし、おひとりで8軒もの空き家を所有するって……。そうとう大変なことだと思います。72年間という長い歳月をずっと。これまでも、そしてこれからも白峰を愛し続けている区長だからこそできることなのだと思いました。皆さんもぜひ一緒に、空き家8軒の利活用を考えていきませんか?今回のクラウドファンディングでは、限界集落である白峰地域を、自然豊かな学びの最端都市に変えていくための支援を、皆様からご支援いただいております。行かずにはいられないような、面白い地域に必ずしてみせます。どうかみなさんのお力をお貸しください。そして白山地域に訪れていただけたら幸いです。
こんにちは!白峰ボーディングスクール実行委員会の福田です。「白峰ボーディングスクールを支える人びと」をご覧いただきありがとうございます!また、日々たくさんのご支援をいただいており、感謝申し上げます!さて、白峰ボーディングスクールの立ち上げに向けて、白峰地域の声や連携先の大学の教職員や学生の声、企業の方々の声を随時お届けする活動報告。第3弾は、4年前に埼玉県さいたま市浦和区から白峰へ移住してきた、田邊 絵夢(たなべ えむ)さんです!--田邊さんは、みんなから「えむちゃん」って呼ばれていますね。そうなんですよ。白峰に住んでから4年経つのですが……! 有り難いことに、みなさんにかわいがってもらっていて。親しくさせていただいていています。今は雪だるまカフェのスタッフとして、働いています。雪だるまカフェは、築140年の古民家カフェ。大自然を感じながら、白峰の郷土料理などを提供しています。のんびりした時間を過ごせるので、ぜひこちらにも遊びに来ていただけると嬉しいです!--そもそも、どうして白峰に移住したのですか?「緑のふるさと協力隊」という制度で、白峰へ派遣されたことがきっかけでした。「緑のふるさと協力隊」は、過疎化・少子化に悩みながらも地域を元気にしたい地方自治体と、農山村での活動や暮らしに関心をもつ若者をつなげるプログラムです。大学生の時にその制度を知って、ずっと応募したいなと思っていて。意を決して応募してみたんです。派遣地域先は全国にいろいろとあって。白峰もそのうちのひとつでした。派遣地域先は選べたんですけど、必ずしも第一希望が通るわけではなく……。私の第一希望は、実は沖縄。白峰は、第三希望だったんです(笑)でも、実際に白峰で生活してみると想像以上に居心地よくて。派遣期間が終わった今も、そのまま白峰に居ついちゃっています(笑)私の故郷は、埼玉県さいたま市浦和区。高校生まではそこに住んでたんです。でも地元があまり合わなくて。なんとなく都会の雰囲気に馴染めなかったんですよね。時間の流れが速いというか、バタバタしているというか。もともと同世代との付き合いもあんまり得意ではなく。地元の友達だと、どうしても気を遣ってしまうんですよね……。「自分も流れに合わなくてといけない」というようなプレッシャーのような感覚があって。それが違和感にも感じ、苦手でした。白峰は、そんな私という人間そのものを、まるごと受け入れてくれたという感じがしていて……。とても居心地がよいんです。「自分が自分でいていいんだ!」と初めて思わせてくれたんですよね。そんな居心地の良さを実感したこともあり、派遣期間が終わっても、白峰に残ることを決断しました!白峰地域は、いろんな人が訪れる地域でもあり、そういう方々と出会えるのも楽しい! 若い人も意外と多くて、みんな気さくで本当に居心地が良いんです!あれ? でも私、さっき同世代との会話が得意じゃないって言いましたよね(笑)? 同世代というのは、関係無いかもしれないですね(笑)とにかく多様さがありながらも成立しているというか……。多様といいつつもバラバラではなく、みんなが家族みたいなんです。この感覚は、きっと住んでみないとわからないと思います(笑)--「家族みたい」というと、具体的にはどんな感じですか?例えば、私が働いている雪だるまカフェ。今もこうして、世代を超えた方々がこのカフェに集まってきてくれているのですが……。世代を超えながら、私もその会話の中に自然に入っていけるんです。仕事が終わって家に帰ると、玄関に野菜が置いてあることもあります。逆もしかりで、私も仲良しのおじいちゃんの山の仕事を一緒に手伝わせてもらうことも。あとはご近所さんと一緒に、車でお出かけすることもあります。困った時は、みんなで助け合いながら補い合う。そういったことを含めて、本当に家族みたいな感じです!--田邊さんから見て、白峰ボーディングスクールに期待することってなんでしょう?白峰ボーディングスクールによって、より多くの方々が白峰地域に関わってくれると嬉しいなと思います! 多様な家族みたいな感じを持続させていくためにも。今、本当に楽しいんですけど……。こういった楽しい家族のような関係性は、ずーっと続くわけではないですよね……。その部分が唯一の不安材料です。お店はあるけど、お店を経営している人は、おじいちゃん、おばあちゃんがほとんど。さらに年齢を重ねて仕事が出来なくなってしまったら、このお店は今後どうなるんだろう…と不安に思ってしまいます。そのためにも、私たちはもちろんのこと、みなさんのお力をお借りしたいなと思っています。--これから白峰ボーディングスクールに参加される皆さんに一言お願いいたします!私もそうだったんですけど、「みんなと考えやペースを合わせなくてはならない」「本当はこう思っているのに言えない」などと、自分を出せずに窮屈になっている方って、けっこう多いと思うんですよ。でも、今はコロナ禍ということもあって、逆にそういう多様な価値観を受け入れることが大切なんじゃないかな、と思っています。4年前に私自身を家族のように受け入れてくれたように、私も白峰に訪れる方々を家族のように受け入れさせていただきたいと思っています! 白峰は、本当に温かくて楽しいところなので、是非お越しください!###田邊さん、ありがとうございました!田邊さんがおっしゃっていた、「多様でありながら家族のような感じ」という言葉がとても印象的でした。何かの指標や固定された価値観に沿っていないと何か悪いことをしているような感覚にすら陥ってしまう今の世の中。そんな昨今において、多様でありながら繋がりを持っているという地域性は、さらに大切にしていきたいものですね。白峰は、新たな時代を切り開いていくための場として、またそういう新たな価値観を醸成させていく場としても、とてもふさわしいのではと感じました。「地域全体が学校!」というのも納得できますね。今回のクラウドファンディングでは、限界集落である白峰地域を、自然豊かな学びの最端都市に変えていくための支援を、皆様からご支援いただいております。行かずにはいられないような、面白い地域に必ずしてみせます。どうかみなさんのお力をお貸しください。そして白山地域に訪れていただけたら幸いです。
こんにちは!白峰ボーディングスクール実行委員会の福田です。日々たくさんの方々にご支援いだだきありがとうございます!白峰ボーディングスクールの立ち上げに向けて、動いているこのプロジェクト。プロジェクトに関わってくださっている、白峰地域の声や連携先の大学の教職員や学生の声、企業の方々の声を、インタビュー形式で随時お届けする活動報告、第2弾です!第2弾は、白峰生まれ白峰育ち。白峰をこよなく愛する西山里香子(にしやま りかこ)さん!白峰ボーディングスクール実行委員長である山口さんが、「とにかく里香子を取材してくれ!」と猛プッシュしてきたため……(笑)すぐに取材することになりました。西山さんはなんでも、山口さんが取り組んでいる白峰地域や白山麓等のツアーガイドの後継者なんだとか。そんな西山さんにいろいろとお話を伺いました!--西山さんは、ずっと白峰育ちなんですか?白峰で生まれ、中学時代までは白峰にいました。中学を卒業してからは金沢へ。高校1年生から大学3年生までの6年間は、金沢で一人暮らしをしていました。他の子よりも早く一人暮らしを始めたこともあり、今は地元白峰に戻ってまったりしている、という感じです(笑)早くから白峰を離れ、金沢へ出たのは夢があったから。中学生の時、白峰地域に高齢者施設ができ、そこへ就業体験に行ったんです。短い時間だったのですが、そこで暮らしているじーちゃんやばーちゃんが、私との会話をすごく楽しみにしてくれていて……。幼いながら、なにか高ぶる気持ちがあったんですよね。この時初めて、将来は福祉介護の仕事に就きたいなと思い、白峰を離れて金沢で学ぶことにしました。--一般的に地方から金沢に出ると、そのまま金沢での生活を続けるか、もしくは県外に出てしまう方も多いと思うのですが?たぶん、じーちゃんばーちゃんが恋しくなったのかもしれません(笑)ご承知の通り、白峰地域は、じーちゃんばーちゃんであふれかえっていますから(笑)おかげさまで今は毎日、村中のじーちゃんばーちゃんと声を掛け合いながら、楽しくさせてもらっています。--そんな西山さんがいま、白峰で取り組んでいることはなんでしょう?今は、白峰地域にある2つのNPO法人に所属し、いろんな取り組みを行っています。ひとつは、「NPO白峰まちづくり協議会」です。このNPOでは、白峰地域の中心にある「白峰温泉総湯」の運営や、お土産や食事処になっている「菜さい」を運営しています。わたしは「菜さい」で働いていることが多いです。もうひとつは、「NPOしらみね自然学校」です。こちらは、主に観光客や登山客の方々を対象に、白峰地域の文化や自然の恵みを伝えるガイド事業を行っています。私もそのガイドの一人です!--ガイドでもある山口さんから、俺の後継者だ!と伺いましたが(笑)いえいえ、まだまだそんなレベルには達していません。以前、勉強も兼ねて山口さんが行う白山登山のガイドに同行させていただきました。いつもは後半にかけ、バテ気味になる白山登山。しかしその時は、全く疲れずに、とにかく楽しい登山だったんです。同行して感じたのは、ガイドとしての山口さんの偉大さでした。話のネタが豊富で、お客様を飽きさせないんです。お客様との関係構築がとにかく上手! 山口さんのガイド姿を目の当たりにして、まだまだ力不足だなと痛感しています。今はこうやってわいわいと話してる私ですが、実は人前で話すことも意外と苦手でして。だからこそもっと経験を積んで、プロとしてのガイドスキルもさらに高めていきたいなと思っています!--では、山口さんの後継者として西山さんが感じるこれからの白峰の課題ってなんでしょう?今の白峰のままであれば、年々人口が減っていくだけ。この状況が今はとても不安です。「この問題をどうやって解決していくのか?」と日々考えています。週2回行っている地域内でのバレーボールメンバーの最高齢は、なんと70歳! 70歳のじーちゃんが、時折クイックで打ってくるから本当にびっくりです。そういう世代間を超えた繋がりを持てる環境が、本当に楽しくて……! 一緒に飲みに行ったり、勉強させてもらったり。いろんなことを経験させもらっているのですが、正直この状態がずっと続くわけじゃないですからね……。--そんな課題を持っている白峰地域がまるごと学校になっていく。西山さんどのように関わっていきたいですか?今回のプロジェクトは、地域が今まで以上に一体感を出していけるチャンスだと思っています!白峰地域には、同世代の若い方々がIターンで移住してくることも少しずつ増えました。幸い、まだまだ元気なじーちゃんばーちゃんも多いので。まずは、白峰に学びに来られる方々が、地域にすーっと自然に溶け込んでもらえるような、そんな環境をしっかりと作っていきたいです。白峰の楽しさを一緒に感じてもらえるように、多くの人と関わっていきたいと思っています!--最後に、白峰ボーディングスクールに関心を持っている方々に一言お願いします!とにかく白峰の方々はみんな明るい! ギスギスなんてことは全くなく、本当に毎日が楽しいんです! 正直、画面で見る文字や写真などだけでは伝わらないと思います(笑)なので、一度は騙されたと思って、ぜひ白峰へ来てほしい! 一緒にバレーしたり、飲みに行ったりしましょう! あとは、私の白山ガイドもぜひ!###西山さん!ありがとうございました。「人前で話すのが苦手というのは本当?」と思うほど、人を引き付ける魅力がある西山さん。「この白峰ボーディングスクールには、人間として本来もっているコミュニケーションの能力を覚醒させる場や環境が備わっているんだな」と話を聞いていて実感しました!今回のクラウドファンディングでは、限界集落である白峰地域を、自然豊かな学びの最端都市に変えていくための支援を、皆様からご支援いただいております。行かずにはいられないような、面白い地域に必ずしてみせます。どうかみなさんのお力をお貸しください。そして白山地域に訪れていただけたら幸いです。