おはようございます。
「もみじの出逢い」、8月中旬頃の発売に向け、準備している最中です。
実は商品名「もみじの出逢い」の由来とは以下のようなストーリーがありました。
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~ カステラの目覚め。新たな出逢いの旅~
「ぼくらは大の仲良し!」
これまでもみじ饅頭として100年以上仲良く連れ添ってきた、あんことカステラ生地のふたり。ところがある日、些細なことからどちらが主役でどちらが脇役かをめぐって、ふたりははじめてけんかをしてしまったのでした。カステラ生地は宮島のまちに飛び出しました。
はじめてひとりで巡る宮島の風景。
これまであまりに近すぎて気づかなった、牡蠣との友情。
あんこの親戚、あんバターとの交流。
瀬戸内の島々でのレモンとの出逢い。
かけがえのないあんこの存在に改めて気づきながらも、
様々な出逢いを通して少しずつ新しい自分を見つけはじめたカステラ生地。
さらなる出逢いを求めて、旅は続きます。
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生地だけのもみじ饅頭、じつは機械で、もみじ饅頭を焼く場合、仕組み上、最初に生地だけのもみじ饅頭が出てしまいます。主人はそれを食べて大きくなったようなもので、饅頭屋としては極日常的なものです。焼き立て、カリカリ、中身がない分、甘さが控えめで、ぺろん~と何個でも食べてしまいますが、なぜか、カステラもみじはほとんど販売されていません。
一方、機械を使いもみじ饅頭を焼く場合、機械の仕組みにより具材の範囲が限定されてしまい、もみじ饅頭の中身もいつも想像を超えないものばかりです。生地だけでしたら、好きなものを好きな量で合わせれば、より楽しめるのではないかと思いまして、「もみじの出逢い」を作りました。
その意味では「もみじの出逢い」の商品化は、一つのはじまりに過ぎず、どのような出逢いを作っていくのか、それこそ、「もみじの出逢い」を持つ最もの魅力でしょう。
まったく料理上手ではありませんが、試した中、おいしそうなものを、定期的にレシピとしてここで紹介させていただきます。また来月商品発売後に、商品がお手元に届くときにぜひ試していただき、またあなたの手から新たな出逢いが生まれることを楽しみにしております。