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欠損部分や損傷部分を修復し、御薬師様は漆をまといました。首の部分もすっきりと、さらに御顔の傷もなくなり、安堵されたような優しい表情の御薬師様。衣のひだも実に美しく、この御薬師様を生み出した当時の仏師のこだわりが感じられます。保護剤塗布や剥がし、調整を経て、次の工程はついに箔です。
現在の支援総額
873,180円
目標金額は800,000円
支援者数
151人
募集終了まで残り
終了
このプロジェクトは、2020/08/07に募集を開始し、 151人の支援により 873,180円の資金を集め、 2020/10/14に募集を終了しました
現在の支援総額
873,180円
109%達成
目標金額800,000円
支援者数151人
このプロジェクトは、2020/08/07に募集を開始し、 151人の支援により 873,180円の資金を集め、 2020/10/14に募集を終了しました
欠損部分や損傷部分を修復し、御薬師様は漆をまといました。首の部分もすっきりと、さらに御顔の傷もなくなり、安堵されたような優しい表情の御薬師様。衣のひだも実に美しく、この御薬師様を生み出した当時の仏師のこだわりが感じられます。保護剤塗布や剥がし、調整を経て、次の工程はついに箔です。
順番が前後しますが、御薬師様がおさまる厨子についてです。祈祷の後、別日に御薬師様を厨子から外へお出しします。いよいよ久野脇を離れます。おさまる厨子は、質感を合わせるために紙が貼ってありました。古い釘の上から無理やり化粧の紙を貼ってあったため、ところどころはげています。蝶番の留め具を、坂本さんや地元大工の前田さん、鳥居さんが確認。お披露目会(11月末を予定)に向けて、扉裏側の化粧もやり直します。このお姿から、どのように変化するでしょうか。お薬師様の厨子も、少し化粧します。また、報告させていただきます。
皆様のご支援のおかげで、御薬師様の修復が始まりました。まずは、木地を覆う塗膜面を剥がします。木地に漆、保護剤、金箔と層がありますが、木地に近い状態まで塗装を剥がします。そして、欠損した手指を復元。この後、顔の傷や首落ちの欠損部分も修復します。御薬師様の面影を変えることなく、各工程それぞれ担当の仏師の方々が完成まで導いてくださいます。この後は、乾燥と木地調整、その後に漆の工程。集落の面々も委員会のメンバーにとっても、御薬師様は地域信仰の中心。不在時にもお参りを続ける方がいます。御堂に戻る、その日を目指して、修復は続きます。また報告をさせていただきます!
佐澤山薬師堂御堂改修工事。板金担当の職人鈴木さん。その他、建具職人や大工、左官職人が関わり、先日御堂は改修を終えました。 ご本尊である【薬師瑠璃光如来坐像】も修繕し、次の大祭である60年後を待ちながら、歳を重ねたいものです。 クラウドファンディングは残すところ、あと3日となりました。是非とも、最後のご協力をお願いいたします。ちなみに、薬師如来座像の修復工程は▽研磨(塗膜剥がし)▽欠損箇所補完▽木地調整▽木地止塗り▽研磨▽下塗り▽研磨▽下地調整▽下塗り2回目▽研磨▽下地調整▽中塗り▽研磨▽上塗り▽定着剤塗り▽下地調整(拭取&馴染)▽本体金箔(全体・光背)▽定着剤塗り(拭取&馴染)▽本体部分肌粉(全体のうち肌露出箇所)▽口髭・唇・瞳彩色▽螺髪下塗り▽螺髪中塗り▽螺髪上塗り▽台座彩色▽全体調整・最終仕上げこちらも、木工や漆、金箔、彩色といった古来の技術を、たくさんの職人で紡ぎます。
返礼品の「佐澤薬師如来写真集(A4サイズ24〜32ページ)」の初版が、お蔭様で売り切れの運びとなりました。ご支援いただいた方々に感謝申し上げます。あと2週間ほどの挑戦となりますが、メディアに露出 & これから掲載されるにあたりまして、協議の上、第二版分追加増刷を急遽決定いたしました!*初版も第二版も仕様に異なる点はありませんまた、カレンダーやポストカードを併せてご支援いただいた方への重ねてのインフォメーションです。カレンダーもポストカードも、写真集とは内容が概ね被らないよう配慮してございます。写真集もおすすめではございますが、カレンダーはA2サイズで御薬師様をポスターサイズでご覧いただく仕様で、非常に充実した内容です。↓集落や関係先にお配りしたポスター(A2サイズ)の参考画像でカレンダーと同サイズですこれからカレンダーをご支援いただく方も、どうぞ参考になさってください。