2020/08/06 10:18

こんにちは、町田健登です。

東海道53次を歩きはじめて、

11日目。

ついに、愛知県に突入しました。

静岡県に入ってすぐ、

梅雨明けし猛暑の中の移動となりましたが、熱中症にもかからず、

無事、愛知に到着することができました。



皆様のご支援、本当に

ありがとうございます。


さて、本投稿では、

まだ観光地として知られていないものの、

非常に魅力溢れる土地、

二川。


東海道好きほどはまる、

魅力満載ですので、

ご紹介させて頂きます。


1.どんなお店?

商屋 駒屋

東海道53次は広いといえど、

当時の本陣跡、関所、商屋が

一度に見られるのは二川宿のみ。

本陣跡は、他は滋賀の草津でしか

見れられず非常に貴重なもの。

二川は、第二次世界大戦当時、

空襲にも合わず、古い町並みが残っていましたが、高度経済成長期に、

古民家の取り壊しが続出。


この町並みを保存しようと、

市が古民家を買い取り、

市民の皆さんと協力して、

再整備しました。

二川宿の提灯がともり、

黒塗りの家々が立ち並ぶ

細道はとても風情があります。


駒屋は、もともと商屋として

整えられた建物で、

無料開放中。

茶屋では食事もでき、

広い畳の座敷や、

縁側でゆっくり涼むことが可能です。



2.場所

〒441-3155

愛知県豊橋市二川町字新橋町21


二川駅から徒歩10分


3.連絡先

0532-41-6065

komaya@tees.jp

http://komaya.futagawa.org


イベント情報

https://komaya-event.net/


4.おすすめの一品

駒カフェ "こまや" (駒屋、敷地内)


駒うどん

汁なしのうどんに、甘い味噌を絡めて食べるオリジナルメニュー。

地元の果樹園でとれた、

無農薬レモンのうす切りを

加えることで、味が整い、

さっぱりとした味わいに。


500円というとても

安価でご提供。



この他、

毎月2日に、

"和ふたヌーンティー"と称した、

アフタヌーンティーを提供。


ふたがわ(二川)式和風の

アフタヌーンティーが楽しめるほか、

第4週金曜日には値段はそのままで、

高級白米が食べられるなど、

地元の方でも何度でも足を運びたくなる

仕掛けが盛りだくさんです。



5.コロナの影響

非常事態宣言中は、

駒屋を休業せざるを得ず、

大きな打撃を受けました。


しかし、二川は、

観光地としてまだ外国の方にはあまり知られておらず、いらっしゃるのは日本人の方が多いです。


また、観光施設の多くは、

一度見学したら、

二度と来ないような、

ところが多いかもしれませんが、

私達は、"暇があったら、駒屋に行こう"と地元の方の憩いの場になるような場所づくりを目指し、運営しておりました。


観光客の方は、

コロナの影響であまり、

見られなくなりましたが、

この地域に元気をお届けしたかった。

ですので、非常事態宣言後は、

通常5時での閉館ですが、

夜市をしてみたり、

あえ次ぐお祭りの自粛もおおいため、

地元の方向けの縁日を開催したり、

様々な活動をしてまいりました。


そのおかげもあって、

お土産屋さんの売上は下がってますが

飲食部門の売上は前年比超え。


毎日ランチにいらっしゃる常連さんもいらっしゃって、手応えを感じています。



6.飲食、地域にかける思い

駒屋 責任者

NPO法人二川宿 

代表理事 前田弘孝さん



人が集まる場所にしたいと考えています。


人が集まれば、

自然と売上は上がります。


人が集まるには、どうしたらいいか?

楽しさ、感動の共有です。



その思いから、駒屋では

最低限の費用で古民家内の場所を貸し出し、落語や、ミューライブ、縁日など数多くのイベントを実施し地元の方も楽しめる空間づくりに力を入れております。


二川というのは、全国的にも、

海外へもまだあまり知られておりません。


その一方で、

東海道で唯一、関所、本陣跡、商屋を一度で見られる場所であり、ここに住んでいる一般の方でも、地域づくりへの思いから、自主的に家を黒く染めるなど、

地域一眼となって街づくりに努めています。

この地域が世界的に日の目を浴びたとき、外国の方や県外の方に喜んで頂くことは勿論ですが、初心の通り、地元の方の憩いの場としても、しっかり根付かせて行きたいと考えています。