2020/10/12 16:00
ムクロジ田んぼ、10月にはいって、いよいよ 待ちに待った稲刈りです。
素人とは思えない、と、昨年、研修農園で米作りを教えてくれた百姓先生に褒めていただきました。森のようちえんのみんなの愛情のなせる技かも知れないですね。
やっていくうちに、子どもたちは道具の使い方にも慣れていきます。
子どもたちは、自分たちの手足を思うように動かすための試行錯誤を覚えています。慣れない道具は、思い通りに動かない「手」の延長です。
試行錯誤を繰り返しながら、しっくりくる道具の使い方を自分で学びます。そこには新しい発見があり、子どもたちはまた一つ身体に沁みつく知恵を身につけるのです。
森の中にも、田んぼの中にも、畑の中にも、子どもたちを育てる先生が隠れています。
私たちは、子どもたちに何かを教えるのではなく、魔法のような子育てを知っている先生と、子どもたちを引き合わせる、お手伝いをしているだけです。