みやしろ森のようちえんでは、子どもたちの安全のために、救急法の講習会を行っています。幼稚園教諭、保育士、ボランティアスタッフが、救急法と野外での応急手当の方法を学び、いざというときに備えます。こうした知識が重要ではなく、もっとも大切なことは予防です。しかし、こうした講習を受けることで、先を見通す力にも磨きがかかり、安全管理能力は高まると思っています。定期的に開催することと、ときどきお互いをチェックすることで、安全管理に対する新鮮な危機感を持ち続けていたいと思っています。みやしろ森のようちえんで、資格取得の講習を受講することが可能です。子どものための救急法に興味のある方はお問い合わせください。電話 0480-33-6696tanenomori@p-bran.com
そう言えば、どこに行ってしまったのでしょう?スズメから、子どもたちが大切に育てたお米を守ってくれた、案山子の副隊長。稲刈りが終って、役目を終えて、ひっそりと姿を消しました。また、子どもたちと話してみたいと思います。「そういえば、副隊長はどこに行ったの?」子どもたちはいろいろと考えます。あるものとないもの、あったものとなくなってしまったもの。子どもたちの直感は意外に鋭くて、大人の方が驚かされます。そんな出会いと別れのきっかけも経て、思いやりの気持ちが育ってほしいです。
待ちに待った稲刈りが始まりました!詳しい様子は https://note.com/mokoti/n/n464a93fc4345 で見れます!それぞれの親子が、ひと粒ひと粒、土に蒔いて、苗を育てるところから始めました。毎日、少しずつ大きくなっていくのが、楽しかったと思います。5月、苗をちぎって、一本ずつ植えた稲が、分けつを繰り返して、たくさんの実をつけました!お父さんの参加が多くて、嬉しい限りです。家族で共有できる体験など、なかなかありません。昔は、こういう豊かな時間が当たり前だったでしょうね。子どもたちも自然に手伝い始めます。「やってみたい!」と思わせるのは、きっと夢中になっている親の姿です。ご実家が農家のお父さんには、田植えから何から、本当に助けられました。3つ子の魂、百まで。本当です。
ムクロジ田んぼ、10月にはいって、いよいよ 待ちに待った稲刈りです。素人とは思えない、と、昨年、研修農園で米作りを教えてくれた百姓先生に褒めていただきました。森のようちえんのみんなの愛情のなせる技かも知れないですね。やっていくうちに、子どもたちは道具の使い方にも慣れていきます。子どもたちは、自分たちの手足を思うように動かすための試行錯誤を覚えています。慣れない道具は、思い通りに動かない「手」の延長です。試行錯誤を繰り返しながら、しっくりくる道具の使い方を自分で学びます。そこには新しい発見があり、子どもたちはまた一つ身体に沁みつく知恵を身につけるのです。森の中にも、田んぼの中にも、畑の中にも、子どもたちを育てる先生が隠れています。私たちは、子どもたちに何かを教えるのではなく、魔法のような子育てを知っている先生と、子どもたちを引き合わせる、お手伝いをしているだけです。