※ 皆様からお預かりする100万円で、町田の市民活動に最大10件(1団体あたり最大10万円の助成とした場合)に支援ができます! 今回のクラウドファンディングでは、資金集めとあわせて、町田でいま起きている社会課題とそれを支援する市民活動を多くの方に知っていただきたいと思っています。定期的に実行委員会メンバーが取材した記事をお届けいたします。※
NPO法人クローバーの会に取材に行きました。クローバーの会は、障がいのある方の働く場。現在17名の方が通い、リサイクルバザーや自主製品作りを行っています。主力商品は、全国から集まった古い着物で作る布草履や色鮮やかな糸で作る織物。コロナ禍では、個々の利用者さんのニーズにあわせて、短時間通所や在宅ワークなども組み合わせて活動を継続しているそうです。
4月以降一番大きな打撃となったのは、バザー等販売の場所が軒並み中止となってしまったこと。大きな収益減につながり、利用者さんの工賃の支払いにも大きく影響してしまいました。また、バザーでの販売は、利用者さんにとってお客さんと直接お話しをし、仕事の誇りを感じる重要な機会であったそうで、収益と共に利用者さんにとって貴重な場が失われてしまったとスタッフの方々がお話しくださいました。
クローバーの会では、バザーができない中で、ネット販売に初チャレンジされたとのこと。まだ大きな売り上げにはつながっていないですが、今後さらに改善をすすめて売り上げを伸ばしていければとお話されていました。その他、通信販売のためのパンフレット作製や施設内の感染予防のためのパーテーションなど売り上げが落ちる中で新しい取り組みのための資金が必要とのことでした。
働く場の継続は、誰にとっても切実な課題です。
それは経済的な意味での重要性とともに、自己実現や日常の生活リズムを整える場としての面もあります。特に、変化への対応が苦手な方にとっては、コロナ禍で働く場が継続して存在する意義は大きいと感じました。