ページをご覧いただきありがとうございます。プロジェクトスタートして本日で3日目になりました。お気に入りに登録をしてくださっている方もいらっしゃり嬉しいです!さて今日は、金継ぎで主に使用している、特に重要な道具たちをご紹介させていただきます。本漆漆の名産地、福井県の箕輪漆行さんから購入しています。使う漆は、用途やお皿の色や金属粉に合わせて、使い分けをしています。割れたお皿をくっつける為の漆、仕上げを美しくする為の土台になる漆、金粉をまぶす仕上げ用の漆、コーティングの漆…などなど、作業工程によって変えています。ちなみに漆はほんの少しでも触ると高確率でかぶれるので、取り扱う時はしっかり肌を隠しながら作業をします。ゴム手袋必須です⭐︎筆面相筆は、漆を塗ったり、漆の線を描く際に使用します。こちらも描く大きさなどによって筆の種類を変えていますが、私は特に広島県の熊野筆を愛用しています。ラベルに 白狸長峰 と書かれています。先がふわっふわの毛棒は、金属粉を蒔く際に使用しています。金粉こちらが金粉です。純金をパウダー状にしたものです。この状態ではくすんだ粉のように見えますが、これを半乾きの状態の漆の上に蒔くと、黄金色に輝きます。ピカピカで、とっても美しいです。金粉を蒔いている様子もぜひご覧いただきたいので、またこちらの活動報告のページでご紹介させていただきます。引き継ぎ、よろしくお願いいたします。慈・繕