みなさまこんにちは。
胎内スキー場クラウドファンディングのプロジェクトオーナーの胎内市商工観光課です。
「私の好きな胎内スキー場」第2回目は、リフト係員の坂井徹さんです。
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冬はスキー、夏は釣り
坂井さんが胎内スキー場で働きはじめたのは今から約5年前。長年勤めた会社を退職されてからのこと。夏は胎内リゾートエリアの人気施設「胎内フィッシングパーク」、冬はスキー場で働いています。坂井さんの様に、農業等の閑散期となる冬場にスキー場で働く方々はとても多く、胎内スキー場では50人以上の方が働いています。
安全・安心・楽しくがモットー
坂井さんにリフト係として大切にしていることをお聞きしたところ、「お客様の安全・安心がとにかく第一」との答えが。胎内スキー場では、お客様がリフトに腰掛ける際、リフトを手で押さえ、体に当たるときの衝撃を和らげているのだとか。実はこうした取組を実践しているスキー場はとても珍しいことなのだそう。
加えて坂井さんは、お客様の歩き方、ストックの位置などを見ながら個々にリフトに手を添える強さを調整しているそうです。
優しいスキー場でありたい!
「リフトに乗るって最初はみんなドキドキ。特に小さなお子さんは、初めてで怖い思いをしたら、スキー場から遠ざかっちゃう。せっかくならいい思い出を作ってもらいたい。」とは坂井さんの談。
コースバリエーションが豊富で、エキスパートでも満足できるコースも充実。加えて、新潟市から近いこともあり、利用者の多くが新潟県民です。ここ胎内スキー場でスキー・スノーボードを覚えた方も非常に多いのではないかと思いますが、そうした背景にはリフト係の皆さんのこのような想いがあってこそなのだと思います。
楽しそうに乗り場に帰ってくると嬉しい。
「リフト係をしていると、ひと滑りごとに上達を感じる」と坂井さん。
「特に毎年のように通うようになった子どもたちは、技術だけじゃなく、人としても成長していく姿を目の当たりにでき、何よりもやりがいを感じる」とのこと。
「リフト係員はお客様をゲレンデに送り出す仕事。滑り終わってまたリフト乗り場に楽しそうに帰ってくる姿を見られるのは、仕事だけどやっぱりいいよね。次の冬も多くのお客様を送り出したい。」と締めくくってくださいました。