皆さんこんにちは。本プロジェクトの担当をしております企画観光課の吉村と申します。
発災直後から多くの方にご支援をいただき、現在目標金額の6割を超えるご支援を頂戴しています。ありがとうございます!
令和2年7月4日未明に発生した豪雨災害から、2週間余りが経過し、徐々にではありますが復旧の兆しが見えてきたところです。 これも本プロジェクトにご支援をいただいた皆様をはじめ、自衛隊、警察、消防など関係機関の皆様と、ボランティアとしてご協力をいただいている皆様のお力があってのことです。改めて感謝申し上げます。
7月7日に町内の被害状況を確認するために、とある集落を訪れました。そこは約2mの浸水被害を受けた所で、後片付けをされていた方にお話を伺うことができました。
部屋の中に入り込んだ大量の土砂の撤去や家財の運搬など、大変な作業をされているところでしたが、私の取材にも快く応じていただき、
「夜遅くであったため、初めは全く気付かなかった。玄関の前まで水がきて、物音がしたので扉を開けたら、あたり一面浸水していた」
と、深夜の時間帯に大量の雨が降ったことが、今回被害が拡大した一因であることを述べられました。惨状を目の当たりした私から心配の声をおかけしたところ、
「確かに辛いです。大切な思い出が流されてしまいました。大事にしていた子どもの写真の多くも失いました。けれどこういう時だからこそ、笑顔で頑張ります。笑顔でいると不思議と疲れが減るんです。みんなで協力して乗り切ります」
と、前向きなコメントに私自身も励まされたのを覚えています。
現在も避難所での生活を余儀なくされている方がいらっしゃいます。支援を待ち望まれている方も多数いらっしゃいます。
職員一同、引き続き、復旧・復興に向けて全力で取り組んでまいります。
元の美しい町並みに戻るためには今しばらく時間がかかりそうですが、復旧した暁には、ご支援や応援のお言葉をいただいた皆様とこの町でお会いできることを楽しみに日々取り組んでまいります。