大牟田市では7月6日からの大雨による浸水によって1,000件を超える床上浸水の被害があり、床下浸水とあわせると2,800件以上になりました。この大牟田市にも、当協会の災害サポートレンタカーのご支援を導入することができました。拠点運営は、地元のNPO法人三池港未来まちづくり会が協力してくださり行っています。私たちは、車両そのものと活動のノウハウ支援を実施しています。なお、NPO法人三池港未来まちづくり会は、募金を集め、移動手段を失った方々への支援としてタクシーチケットの配布の支援も行っています。生活の足を取り戻し、元の日常への一歩となりますように。
“くるま、ないないだから あるいてほいくえん いくの。でもね、ねこじゃらしあるんだよ。”先日はかわいいお子さん連れの方に貸出しを行いました。この暑さの中、車がないために保育園まで歩いて送り迎えをしていたそうです。でも、「ねこじゃらしあるんだよ」と教えてくれました。そしてスートン&ローリーのステッカーの貼ってある、オレンジ色の車に乗ったらにっこり笑顔を見せてくれました。熊本県人吉市での貸出しを始めて20日程経ちました。そのあいだに佐賀県武雄市、大分県日田市でも貸出しが始まり、福岡県大牟田市でも間もなく始まろうとしています。人吉市では先日延べ貸出し件数が100件を超えました。車は今回のためにご寄付いただいたものも含めて、65台が稼働しています。土日ともなればみなさん、お休みの間をぬって片付け作業のため軽トラはフル稼働です。乗用車タイプの車も通院、買い物、学校の送り迎え、通勤も皆さんの日常の足となり、生活を支えています。車をご寄付いただいた方、その車を運んでいただいた方、情報の拡散にご協力いただいた方、ご寄付いただいた方、そして現地での活動がスムーズに進むようにとご協力いただいた人吉の皆さま、本当にありがとうございます。それでもまだ、車を必要とする方が約70件程お待ちの状態です。引き続き、車の募集など情報の拡散にご協力お願いいたします。
応援ありがとうございます!!県外からのボランティア参加が難しい状況の中、今日も多くの熊本県人が人吉市で汗を流しながら作業にあたられています。そんな中、県外ナンバーの軽トラックが日本全国のみなさまの想いを燃料に…とはいきませんが、「宮城」と記されたナンバーにたくさんのひとの想いがつまっているように感じました!発災から1ヶ月が過ぎてもいまだ多くの方が片付けのために軽トラックを借りにいらっしゃいます。週末は特にです。当たり前ですが平日は仕事があったりと毎日作業ができるわけではありません。それにこの暑さのなかでの作業です。「無理しないで休みながらやってくださいね」と貸し出すときにはお声がけしています。
大分県日田市。中津江むらづくり役場(住民自治組織 中津江振興協議会)に貸し出した3台の車両が活躍しています。中津江地区は土砂被害によっていまだ道路が寸断されていたり、大きな車が通行できなかったりとで住民の足であるデマンドバスも一部運休が続いている状態です。そのような中、みなさまからご寄付で届いた車が住民さんの足となって走り出しています。ご支援ありがとうございます!!
7月29日、30日とお車の寄付が、なんと6台も到着しました!そのうちの3台はさっそくだんむーが初めての名義変更をしてきてくれました。申込件数は間もなく200件に到達。貸出も進めていますが、待機者は80件程いらっしゃいます。申込の際に「どんな用途で使用しますか?」と質問するのですが、「買い物、仕事にいきたい、病院に行きたい」と、みなさん本当に日常生活での移動にお困りです。少しでも早く車を必要とする方の元へ届くようにと私たちも全力で活動していきます。