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フィリピンの孤児院の子どもたちにクライミングウォールを建てよう

フィリピンの孤児院サンマルティン内にクライミングウォール "PEACE WALL"を設置します。サンマルティンの子どもたちは敷地の中から出ることがほとんどなく、外部からの来客が唯一外との接点です。コロナ禍で来客を迎えられない今こそ、"PEACE WALL"の設置が子どもたちの希望につながります。

現在の支援総額

441,000

110%

目標金額は400,000円

支援者数

74

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/14に募集を開始し、 74人の支援により 441,000円の資金を集め、 2020/10/10に募集を終了しました

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フィリピンの孤児院の子どもたちにクライミングウォールを建てよう

現在の支援総額

441,000

110%達成

終了

目標金額400,000

支援者数74

このプロジェクトは、2020/08/14に募集を開始し、 74人の支援により 441,000円の資金を集め、 2020/10/10に募集を終了しました

フィリピンの孤児院サンマルティン内にクライミングウォール "PEACE WALL"を設置します。サンマルティンの子どもたちは敷地の中から出ることがほとんどなく、外部からの来客が唯一外との接点です。コロナ禍で来客を迎えられない今こそ、"PEACE WALL"の設置が子どもたちの希望につながります。

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はじめに・ご挨拶

はじめまして。Circle of Peace へいわのわ、代表 シャープ 茜です。Circle of Peaceは、子どもたちの多様な学びや居場所づくりとしての寺子屋活動とフィリピンの孤児院支援をしています。私は3人の男の子(9歳、7歳、3歳)の母です。2020年3月に東京都内の大学院で平和学の修士号を取得しました。大学院修了後、コロナウィルスの影響で就職活動が思うようにできず、息子が通う小学校が休校となる中で、個人事業として2020年4月に Circle of Peaceを立ち上げました。 「子どもたちが安全で平和な社会で暮らせるように」という想いを持ち、行動しています。

<English explanation below>

2019年10月、論文調査の際にフィリピンを訪れ、現地の知人の紹介を受け、マニラから車で数時間のところにある孤児院サンマルティンに1泊滞在しました。サンマルティンには約160名の元ストリートチルドレンや恵まれない家庭の子どもたちが暮らしています。敷地の中には、学校や教会、アクティビティセンター、子どもたちが暮らすホームがあります。笑顔あふれる子どもたちが私のところに駆け寄ってきてくれて、「折り紙を教えて」、「日本語を教えて」と話しかけてくれました。夕食の時には、男の子たちがバイオリンを演奏してくれたのですが、その音色が素晴らしく、夕食前までは、ふざけていたティーンエイジャーの子たちとは思えませんでした。心に傷を負った子どもたちもいて、美術や音楽を楽しみ、身につけることで、自己の克服やトラウマを乗り越えることを試みています。 

夕食後のバイオリンの演奏

サンマルティンの敷地内の風景

私は、2020年2月2月に40歳の誕生日を迎えました。年齢を公表するのは躊躇しますが、「40」という数字にはこのプロジェクトに関連した意味があります。目標金額の40万円(400,000)がこれを意味します

 

このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトは、Circle of Peaceとサンマルティンとで共同で行っています。

育ち盛りで元気な子どもたちは敷地内で活発に動き回っていて、これまでは高い木に登っては怪我をするということが繰り返されてきました。 敷地内にクライミングウォール"PEACE WALL"を設置し、ハーネスを装着することで、サンマルティンの子どもたちが安全に遊べる環境を実現したいです。"PEACE WALL" は、楽しく安全に遊べるだけではなく、体を鍛えることができ、また、忠実さ、忍耐、規律正しさを身につけ、自己の克服にもつながると考えています。この"PEACE WALL" は、過去に心や体に傷を負った子どもたちが直面しているトラウマや平穏ではない道を表し、平和の探求を象徴としたものでもあります。サンマルティンの子どもたちは、ずっとこの敷地内で過ごします。外部からの来客が唯一の外部との繋がりです。コロナ禍の今、外部からの来客はないので、"PEACE WALL"の設置は子どもたちにとっての希望になると思います。

子どもたちの遊び場所

プロジェクトをやろうと思った理由

20代の頃から、日本のNPO団体ブリッジ・フォー・ピース(BFP)を通して、フィリピンに何度か行ったことがあります。BFPは第二次世界大戦時の元日本兵やフィリピンで戦争の被害にあった人々の体験を聞き取り、ビデオメッセージにより両者を結ぶ活動から始まり、戦争のない平和な社会の実現のために活動しています。私は、戦争中に日本がフィリピンに対して行ったことに対し、個人的に謝罪と反省の気持ちを持っています。BFPの活動を通して、「フィリピンのために貢献したい」と漠然と思って生きてきました。論文調査のために行ったフィリピンで、調査とは全く関係のないサンマルティンを訪れたのですが、そこで子どもたちと触れ合い、スタッフと話していく中で、「私はこのサンマルティンの子どもたちのために力になりたい」という決心をしました。 サンマルティンを紹介してくれた知人はそこのスタッフで、「このエネルギー溢れる子どもたちが、安全に遊べるようにクライミングウォールを作りたいんだ」と彼の計画を私に話してくれました。「ぜひ力になります」と私は約束しました。

学校で男子のクラスにお邪魔し、日本語を教えました。

サンマルティンの子どもたちのためにクライミングウォールを建てようという約束をしていたのですが、コロナウィルスの影響による様々な要因で、開始が遅れました。また、コロナ禍で、支援をしてくださる方にとっても困難な状況であると思います。しかし、サンマルティンの子どもたちの笑顔と希望のために、クラウドファンディングで資金を集めたいと思っています


Circle of Peace これまでの活動

Circle of Peaceの寺子屋活動では、オンラインや対面で子どもたちが学び、集まる場所を提供してきました。「多様な学び」として、学校での勉強とは少し違った方向で、社会や世界についても学びますが、その中心として、楽器を演奏し、音楽に合わせて体を動かし、絵具やクレヨンで思いきり絵を描きました。音楽や美術に力を入れたのは、私がサンマルティンを訪れた時に、教育の中でも、算数や理科のような教科ばかりではなく、創造性や社会性も身につける音楽や美術を大切にしているとスタッフから聞いたからです。寺子屋の参加費の経費や活動費を除いた分は、サンマルティンへの寄付としています。

寺子屋活動の様子

サンマルティンの紹介

サンマルティン(San Martin。正式名称はThe Bahay at Yaman ni San Martin de Porres Inc)は、 2002年6月、希望が見えないストリートチルドレンたちを救おうという、Boyet 神父のビジョンのもとで、 "Saint Martin de Porres Soup Kitchen"と呼ばれる、 スープキッチン(食料配布センター)が始まり、首都圏マニラ近辺の約50人のストリートチルドレンが毎日のように温かい食事を求めて昼食や夕食を食べに来ていました。彼らは、そこで初めて祈ることを学び、安心して夜を過ごすことができました。安全と愛情を求めて長い時間をサンマルティンで過ごすことが増えた子どもたちがいることにより、2002年11月、子どもたちが夜通し滞在できる場所を設置。2003年12月、2003年12月、心あるカップルから多額の寄付を受けてブラカン州に家を建て、18人のストリートチルドレンを受け入れました。経済的に困窮している家庭の子どもを受け入れるため、場所を拡大することになり、2004年、バス会社から古くなった2台のバスを寄贈され、女子と男子がわかれて寝られるようになりました。その後、日本大使館とJDV Salvador Foundationからの寄付により、恵まれない家庭の子どもたちのための施設をつくる機会が与えられました。かつて寝泊まりしていた2台のバス

現在では8ヘクタールの土地には、8つの子どもたちの住む家やゲストハウス、寮、会議室、トレーニング施設、学校、娯楽室、アクティビティセンター、お祈りの部屋、教会があります。元々はストリートチルドレンの子や、児童労働、家庭内暴力、薬物乱用の被害者で、7~21歳の約160人の子どもたちが暮らしています。ストリートの子どもたちに温かい食べ物を与える小さな活動が、今となっては愛情のあるホームと教育の機会を提供するというところまで広がりました。18年が経ち、20名以上の子が大学や職業訓練学校を卒業しました。

敷地や設備は多額の寄付によりこのような素敵な環境が整えられています。しかし、約160人の子どもたちとスタッフが暮らしていくためには、たくさんの食料や資金が必要という状況は現在も変わりません。

敷地内の学校

資金の使い道

集まった金額は、サンマルティンがPEACE WALL設置にかかる費用のために使用します。室内用と屋外用のクライミングウォールの物品購入や設置費用、体を守る装具のハーネス等の購入費用に使わせていただきます。


リターンについて

3000円 活動報告。お礼のメール  

3000円 お礼のメール(匿名での支援希望者用)

5000円 活動報告。メッセージカード

10000円 活動報告。メッセージカード。手作りのブレスレット 

30000円 活動報告。メッセージカード 。絵画(子ども作)

50000円   活動報告。 メッセージカード 。 絵画・ 粘土で作った像 (子ども作)


実施スケジュール

2020年8月中旬 クラウドファンディング開始

2020年10月10日 クラウドファンディング終了

クラウドファンディングと並行して、室内のウォールを設置。クラウドファンディング終了以降に屋外のウォールを設置。


最後に

「サンマルティンの子どもたちのために力になりたい」と決心してから、1年近くが経とうとしています。私を「アテ(フィリピンの言葉でお姉さん、という意味)」と呼び、笑顔で接してくれた子どもたち、素敵なバイオリンの音色を聞かせてくれた子どもたちのことが忘れられません。コロナウィルスの影響で、あまり人と会えない状況ですが、敷地の中でのびのびと過ごすためにも、クライミングウォールの設置を実現させたいです。サンマルティンの子どもたちの笑顔と健やかな成長のために、そして平和と喜びの象徴となるような"PEACE WALL"の設置のため、 皆さんのお力を貸していただけたら嬉しいです。皆さまのご協力、ご支援に感謝します。

クラウドファンディングが残り17日になった段階で、期間内に合計で42.195kmを走ろうと決め、日々少しずつ走っています。サンマルティンの子どもたちの笑顔を胸に引き続き走ります。もう少し、応援をよろしくお願いします。

<All-in方式の場合>
このプロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。集まった金額からCampfire掲載手数料14%をひいた金額が、サンマルティンがPEACE WALL設置の費用として活用します。

<写真の掲載>

フィリピンの社会福祉・開発省(Department of Social Welfare)の規定では、寄付金集めのためにフィリピン内の孤児院の子どもたちの写真を掲載されることは認められておらず、また社会福祉・開発省の許可を得ていないため、サンマルティンの子どもたちの顔の部分はスタンプにて、個人が特定できないように配慮してあります


E-mail: circleofpeace.wa@gmail.com

Facebook: Circle of Peace @circleofpeace.heiwanowa

Instagram: circleofpeace.heiwanowa Circle of Peace へいわのわ 

Twitter: Circle of Peace @circle_peace

Website: https://grfic254art.wixsite.com/circleofpeace


About the San Martin "PEACE WALL" project

Hi, my name is Akane Sharp. I'm a mother of three young, energetic sons. I recently graduated with a masters degree in Peace Studies from Keisen University in Tokyo. Since then, I've set up an enterprise called "Circle of Peace" that works for the future of children globally, and in particular, supporting the children in an orphanage near Manila in the Philippines. 

I'm hoping to raise funds for a climbing wall at the orphanage called Yaman ni San Martin de Porres, or "San Martin" for short. San Martin  provides safe refuge, a home and full education for more than 160 children, many of them former street children, victims of child labor, domestic violence and substance abuse. 

The idea behind building the "PEACE WALL" is to help the residents build resilience, discipline, perseverance, and building self-confidence. Wall climbing is a sport that requires strict physical and mental discipline, and you have to conquer negative thoughts and human weakness to reach the top.

It's called "PEACE WALL" to symbolize peace as the ultimate goal for the resident children who suffered traumatic experiences at a young age. Please help us play a small part in building a more peaceful world by contributing a little to building this climbing wall. It will help bring smiles to many children and help provide them with a better future. 

Thank you very much for your support.

                                Akane Sharp, Circle of Peace

                              

About the San Martin:

The Bahay at Yaman ni San Martin de Porres Inc.(BYSMPI )  started operating as a feeding center in June 2002, and was then called the Saint Martin de Porres Soup Kitchen. Some friends of the poor started the feeding center, with the vision of helping the hopeless street children of the City of Manila through the initiative of Rev. Fr. Florentino S. Concepcion better known as, “Father Boyet”. At first, some 50 street children would come for lunch and dinner everyday, attracted by the hot meals. Not long after, they eventually felt secure and loved to stay for longer periods of time.

In November 2002, the St Martin de Porres Soup Kitchen decided to open the place so the children will have a place to stay during the night. However, due to the unhealthy conditions of the temporary shelter, BYSMPI decided to provide a more permanent shelter for them in Bulacan. Hence, in December 2003, a house was built in Bustos, Bulacan, on a lot donated by a good-hearted couple. The construction of the house was made possible through donations and through the help of the apostolate mission for the street children.  In this new home, 18 street children received several programs to ensure their healing and the well-being. In 2004 BYSMPI expanded its ministry to house more distressed children. Two old buses were donated by a bus company and were transformed to become sleeping quarters for bigger boys and girls. In the following years, donations from Japan Embassy and other JDV Salvador Foundation paved the way to the creation of better facilities for long-term ministries for the disadvantaged children. 

Currently, BYSMPI community rests on an 8 hectare land with more than 8 residential children homes, guest houses and dormitories, conference and training centers, school buildings, a recreational room, an activity center for emotional competence and creative learning, a refectory, sports oval and covered courts, prayer rooms and chapels where more than 160 housed children are being nurtured, love and given both formal education and other non-cognitive development trainings necessary to make all of them able, kind and responsible leaders in the future. The children at San Martin range in age from 7 to 21 years old and consist of mostly street children, victims of child labor, domestic violence and substance abuse.

BYSMPI, from a small act of providing hot soups for the children of the streets it has grown exponentially providing loving homes and values-filled education to all its resident children. In its 18 years of ministry, it has produced more than 20 college and vocational graduates and continues to provide love, appropriate education and values and spiritual formation for the least and suffering Filipino children.

最新の活動報告

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  • 目標金額に到達しました。We reached our target.

    2020/10/11 11:19

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • English below本日、401,500円の総支援額、目標金額の400,000円を上回りました。17日間で総距離42.195kmを走るという目標も、本日43kmに到達。皆さまのたくさんの応援のおかげで、ここまでたどり着きました。心からお礼を申し上げます。期限の10月10日まで残り3日となりました。サンマルティンの子どもたちのためには貪欲であり続けるため、もう少し支援金額を集めたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。We have raised 401,500 yen, and reached our target amount 400,000 yen. And as I announced before to run 42.195km in 17 days, I have run 43km.&nbsp;Thanks to your big help, we could reached our target.&nbsp;I can be greedy for San Martin kids, so I will run more and ask for more help. Please support us little more. Thank you very much for your warm support. &nbsp;&nbsp;シャープ 茜 / Akane Sharp, &nbsp;Circle of Peace &lt;ランニング状況 / Running information&gt;Sep 23, 3kmSep 24, 5kmSep 26, 5kmSep 29, 5kmSep 30, 5kmOct 1, 5kmOct 3, 5kmOct 6, 5kmOct 7, 5km &nbsp;総距離 / Total: &nbsp;43km&nbsp; もっと見る

  • *English belowこんにちは。Circle of Peace シャープ 茜です。プロジェクトの応援、どうもありがとうございます。本プロジェクト終了まで、残り17日になりました。現在218,000円が集まっています。目標金額を達成するため、ここでもう少し努力しようと思います。17日間で合計42.195kmを走ります。普段私は週1日3㎞程度を走っているぐらいなので、この期間にこの距離を走るのは、わりと努力が必要です。しかし、「プロジェクトを成功に導くため」という目標を設定するならきっと達成できると思っています。これまでに私が出たレースは、2013年 Make a wish of Japan チャリティ―レース 5㎞2013年 富士山マラソン 42.195km(第2子出産の1年後)2014年 那須烏山マラソン 21.0975km2020年 修士論文執筆レース(ランニングではありませんが、笑)2年間栃木県那須烏山市でのハーフマラソンを走った際には、夫と走り、難民支援協会に寄付するため、クラウドファンディングを行い、120,000円を集めました。本プロジェクトは2度目のクラウドファンディングとなります。フィリピンの孤児院サンマルティンの子どもたちの笑顔のために、私は17日間で42.195kmを走り、クラウドファンディングで少なくとも400,000円を集めたいです。※写真: 富士山マラソン完走後にもらった記念Tシャツを着て。(ゲームに夢中のところをかりだされて、文句を言い気味な次男による撮影)Hello. I'm Akane Sharp from Circle of Peace. Thank you very much for your support of this San Martin PEACE WALL project. I have raised 218,000 yen now, and have 17 days to go to hit our target of 400,000 yen. I think that I need to put in a little more effort to make this fundraising project a success.I made a decision to run 42.195km ( in total ) in 17 days. I usually run 3km, once in a week. So, this is a big challenge for me. But I'm sure that I can do it if I set the right purpose.&nbsp;My race history:2013 Make a Wish of Japan charity race 5㎞2013 &nbsp;Mt. Fuji Marathon ( Run around the lake near Mt. Fuji) 42.195km(A year after my second son's birth)2014 &nbsp; Nasu-karasuyama Half Marathon (Tochigi, Japan) 21.0975km2020 Master's thesis writing race(it was not a running race though) 2 years&nbsp;My husband and I joined the Half Marathon in 2014 and raised 120,000 yen for Japan Association for Refugees. So, this is my second fundraising project.&nbsp;I will run 42.195km and hope raise at least 400,000 yen in 17 days to make the San Martin kids happy. &nbsp;Wish me luck.I thank you in advance for any donation you can make, no matter how small!&nbsp; もっと見る

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