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使って守る。100年続く「美作桧」循環利用プロジェクト

岡山県は桧生産量が日本一です。その中核の美作桧は全国ブランドとして知られています。近年、価格や設備が重視され無垢の木の家は減少し、成熟した美作桧は使われず山に残され、大工は技術の継承も難しくなってきています。木は持続可能な資源です。美作桧を使って家を建てて下さい。それが環境を守ることに繋がります。

現在の支援総額

1,604,500

160%

目標金額は1,000,000円

支援者数

110

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/31に募集を開始し、 110人の支援により 1,604,500円の資金を集め、 2020/10/15に募集を終了しました

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使って守る。100年続く「美作桧」循環利用プロジェクト

現在の支援総額

1,604,500

160%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数110

このプロジェクトは、2020/08/31に募集を開始し、 110人の支援により 1,604,500円の資金を集め、 2020/10/15に募集を終了しました

岡山県は桧生産量が日本一です。その中核の美作桧は全国ブランドとして知られています。近年、価格や設備が重視され無垢の木の家は減少し、成熟した美作桧は使われず山に残され、大工は技術の継承も難しくなってきています。木は持続可能な資源です。美作桧を使って家を建てて下さい。それが環境を守ることに繋がります。

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10月2日、目標金額達成しました!
ネクストゴール150万円を目指してがんばります!

ありがとうございます。皆様にたくさんのご支援を頂き100万円達成しました。
最初はどうなるのか?不安でしたが、支援金とともに頂いた、温かい励ましの言葉に勇気づけられました。
私たちはこの後も、使って持続可能な資源を再生させる「使って守る」美作桧循環利用プロジェクトを継続してまいります。そのことが、地球環境の保全に大きな役割を担うと考えています。
美作桧を使って家を建てて貰うことを最終目的とし、そのために一人でも多くの方に美作桧を見に来て頂きたいと考えています。

ネクストゴール150万円、引き続きご支援をお願い致します。

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はじめに・ご挨拶

初めまして。私たちは美作地域の木材関係者で構成する「木の国美作推進協議会」という団体です。

岡山県は桧の素材生産量が日本一です。その中核をなす美作地域は、江戸時代から桧の人工林が始まり、早くから木材産業が栄え、西日本屈指の木材集散基地として全国に知られています。特に優良柱材を中心とした美作桧ブランドを築き、全国に製材品を供給してきました。

平成20年に木材組合・森林組合・素材生産組合・製材組合・木材市場・木材販売組合などサプライチェーンで繋がった20団体が業界をあげて、消費者へ木の良さをPRすれば大工や工務店を助け、そのことが山を守ることになると考え今日まで活動を続けています。宜しくお願い致します。

日本人と桧の歴史

桧は、日本固有(台湾の一部に生息する)の木です。
日本書記には「スギとクスノキは船に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい」と書かれています。桧は古くから宮殿建設用として最適で最高の材となることが知られていたのです。
それが証拠に日本では、桧を古くから法隆寺や伊勢神宮をはじめとした神社仏閣などで、神聖な木として使われてきました。
伊勢神宮では現在も遷宮(20年に一度の建て替え)のための建材として使われています。

また、法隆寺は現存する世界最古の木造建築です。桧の強さは、飛鳥時代から現代に至るまでの1400年の歴史が証明しています。
桧はしなりがあり、折れにくく、何百年と長持ちする強い木であると言われています。その上地震などの際は適度に揺れ、折れることなく倒壊を防ぐと言われています。
桧は、一般的には伐ってから200年位まで強くなり続けると言われています。その後1000年位かけて徐々に弱まっていき、ようやく伐った当時の強さに戻ると言われています。

木は、育った年数の倍の年数は、その強度を保ち続けることができるとも言われています。
つまり、日本の桧柱は、植えられてからほぼ60年を経た時期に伐採されますので、120年程度は強度を保ち続ける事ができると言えます。
法隆寺とはいかないまでも、世代を超えて100年以上は確実にもつ家が、この桧を使えば建てられるのです。


このような、桧に代表される日本の木の文化の継承の裏には、大工の存在を忘れてはいけません。
美作桧は長い歴史を経て今の成熟林になっていますが、大工の技術はそれよりも、もっと長い年月をかけ継承されて来ました。

私達は山を守るためには、その木を使ってくれる大工も守り続けて行かなければならないと考えます。

大工さんはこう話します。「大黒柱を使うと家がしまる。」そして「大黒柱は一家の主を象徴し、大黒柱を中心に家族がまとまる。大黒柱はそこで暮らす家族の在り方まで教えてくれている」
そして「その大切な大黒柱に鋸(のこ)を入れる瞬間が今でも怖い。百年の命を使わせてもらうのだから失敗してもお金で済む問題ではない」と、大黒柱に畏敬の念をもって向き合います。




近年、設備や価格が重視され木に対する価値観が失われ、またこの度のコロナ禍で大工が建てる無垢の木の家の受注は激減しています。建築用材としても最高レベルと言える桧の生産量が、岡山県は日本一であるにも関わらず、使われずに山や製品倉庫に残されています。

このままでは、大工も美作桧も行き場を失ってしまいます。

今美作桧を取り巻く現状をお伝えし、美作桧を一人でも多くの消費者に紹介しご支援を頂きたいと思い、今回の体験型クラウドファンディングを計画しました。


私たちの住む美作の国へ来てみて下さい。森に一歩入るとそこは別世界です。 荘厳な空気の中に凜として立つ、美作桧の美しさに息を呑み、そして大黒柱になる力強い大木に圧倒されることでしょう。

このプロジェクトで実現したいこと

・美作桧を全国の人に知ってもらうため「100年の桧の森へ案内」を継続的に開催したい
・生産量日本一の桧の中から、ご自身のお家に合う大黒柱を選んでマイフォームを建てて頂きたい
・美作桧を使った木製品を全国の人に使って頂き、良さを感じて頂きたい
・障害者施設「吉備の里」を応援したい

私たちはこのプロジェクトを成功させ、美作桧と地域に働く人々も応援したいと思います。


現在、お家を建てる予定のない方には、美作桧の森で森林浴、ヤマメ釣り、山菜採り、バーベキュー等を楽しむメニューがあります。スタッフ、一同心よりお待ちしております。


さらに、その時間のない方は、美作桧のグッズを購入して桧のリラックス効果を体感してください。

私たちの地域のご紹介 

美作桧は美作地域で生産される木です。「美作地域」とは、現在でいう津山市・真庭市・美作市・新庄村 鏡野町 ・勝央町・奈義町・西粟倉村 ・久米南町 ・美咲町の10市町村からなる岡山県北部に位置する地域です。
美作の国は建国1300年の歴史と文化を継承しつつも、自然の豊かさが人々を惹きつけ、観光や移住で人気のエリアです。また、奥津温泉、湯原温泉、湯郷温泉からなる美作三湯は歴史も古く、西日本でも有数の湯の国でもあります。

広大な自然を散策した後は、史跡めぐりをするもよし、温泉にゆっくり浸かるもよし。とにかく、一回来てみんちゃい。(美作弁です。)

プロジェクトを立ち上げた背景

美作地域は、江戸時代末期から植林が行われ、西日本屈指の木材集散基地として知られています。木は地球温暖化の要因となっている二酸化炭素を吸収し、柱となっても炭素を固定し続けます。
しかし、利用可能な伐期を迎えた木が木材として使われないと、新しい木が育てられません。また、樹木は高齢になると生長量が下がり、二酸化炭素の吸収量が低下します。更に適正な管理が出来ていない森林は土砂崩れの要因にもなります。木材は、伐採して、再び植林して育てることで再生出来る資源です。

伐って、使って、植えて、育てる」私たちはこの資源を循環利用することが地球環境の保全に大きな役割を担うと考ています。

これまでの活動
・大工と設計士のコラボによる設計コンテストの開催
・美作桧を使って建てた家の写真をトラックにラッピングして全国を走る
・郵便局で「山から家が建つまで」を映像で流すデジタルサイネージ
・親子DIY教室の開催

資金の使い道・実施スケジュール

①「100年の桧の森」の下刈り費
②見学者の装備品等の整備 (看板、ヘルメット等)
③「青空DIY教室」開催の経費
④FAAVOの手数料       

上記の①~④ の事業を令和2年度中に実施します。

リターンのご紹介

大黒柱は農林水産大臣賞を受賞した林業家の山で選びます。

それ以外に、釘を使ってない美作桧の風呂椅子、組木パズル、和風・洋風コースター、カッティングボード、曲げわっぱ弁当箱など、ここでしか買えない選りすぐりの一品を揃えました。

また、今回は長くお付き合いのある障害者施設「吉備の里」さんと共同で家紋コースターを制作しました。「吉備の里」さんからのご挨拶をお伝えします。

吉備の里希望では、障害のある人たちが自分の能力を生かして仕事をしています。仕事や自主製品の売上が事業所で働く利用者の収入となり、働くことの喜びや生きがいにつながり、自立への手助けになっています。

自主製品のひとつに、岡山県産のヒノキ材を使用した木製品を扱っています。木製品をレーザー加工するにあたって、利用者がパソコンスキルを活かし、デザインしています。また、加工した木製品は手作業で丁寧にやすりがけをし、手間をかけて作製しています。

吉備の里希望で作った木製品を日々の暮らしで使って頂き、ヒノキの香りで心地よさを感じて頂けたら幸いです。

私達と一緒に 「吉備の里」さんを応援して頂きますよう、心からお願い致します。
私達は 全国に誇れる「美作桧」をお届けします。

最後まで、お読み頂き有難うございました。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

問い合わせ先
〒708-0011 岡山県津山市上田邑2880 ☎0868-28-6990 Mail: info@mimasaka-kinoie .jp 
  木の国美作推進協議会 担当者 中西 惠(ナカニシ メグム)

最新の活動報告

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  • 4月29日(みどりの日)100年の桧の森へ案内第二回目を開催しました。当日はあいにくの雨でしたが、4家族がお見えになられました。カッパを着てヤマメ釣り、山菜採り、椎茸狩り(時期が過ぎていたのでやや少なめでした)、BBQ、食後は桧の箸づくりと一日楽しんで頂けました。メインの桧の森散策では森林浴を体感して頂き、130年を超える桧の大木に皆さん足を止めて「すごいなー」と。三代にわたり守り育ててこられた林家の方に感謝、雨の中ご参加頂いた皆さんに感謝し一日を終えました。木の国美作推進協議会はこれからも美作桧と、地域に働く人々を応援します。私達は、伐って、使って、植えて、育てる資源の循環利用することでSDGSを目指します。引き続きご支援頂きますようお願い申し上げます。 もっと見る

  • 4月25日(日)コロナで延期しておりました「100年の桧の森へ案内」春コースを開催しました。当日は二組のご家族をご案内しました。ヤマメ釣り、山菜採り、椎茸狩り、BBQ、川遊びと一日楽しんで頂きました。スタッフが桧の特性を説明しながらの美林散策は、桧の良さを知って頂き、美しさや香りも体感して頂きました。何代にもわたり、桧を守り育てて来た林家の熱い想いも感じて頂けたら嬉しいです。「木の国美作推進協議会」スタッフ一同、またお会い出来る日を楽しみにしています。 もっと見る

  • 木の国美作推進協議会からご支援金の使途についてご報告をさせて頂きます。皆様からのご支援金160万円の内、リターン品に約半分の80万円を支払いました。残金でキャンプファイヤーの手数料約21万円を支払い、残りのお金を下記のように使わせて頂きました。①見学林の下刈りをしました。約40万円②看板を見学の森2か所に設置しました。約4万円③見学時の装備品(ヘルメット、BBQ用エプロン等)を整備しました。約3万円④吉備の里希望さんへコースターを作る美作桧の板を支援させて頂きました。約3万円残金は「青空DIY」開催経費と、美作桧のPR経費に使わせて頂きます。約9万円④番につきましては、当初計画になかったのですが、吉備の里希望さんにお礼がしたいと考え、ご支援くださった皆さんにもきっとご賛同頂けると考え、美作桧の板を贈らせて頂きました。青空DIYと「100年の美作桧の森へ案内」を来春予定しております。コロナが一日も早く終息することをスタッフ一同願っております。ご支援頂きましたみなさま本当にありがとうございました。最後になりましたが、美作桧と大工と吉備の里希望を引き続きご支援頂きますよう、心よりお願い申し上げます。 もっと見る

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