目標額40%達成いたしました。ありがとうございます。今回の活動報告では主演女優の朝比奈めいりについてお話ししようと思います。いわゆる芸能プロダクションでもあるSAKURAエンターテイメント製作の映画→朝比奈めいり(SAKURAエンターテイメント所属)と見ると、僕のように邪推が好きな人は、さまざまなよからぬ大人の事情を勘繰ってしまいます(笑)…しかしながら、真の大人の事情を話しますと、この映画のお話しをSAKURAエンターテイメントから頂いたとき、生意気にもちょびっと上から目線で条件を出させていただきました。「キャスティングは全て芝居の実力で選びたい。だからオーディションをして所属の人が一人も出演しない可能性もありますけど、それでもいいですか?場合によってはSAKURAエンターテイメント制作の映画なのに、所属の人が全員エキストラになる可能性もありますけど」と完全にけんか腰な、それはそれは舐めたような態度でしたが、それでもこんな私を監督として迎え入れてくれた皆様には感謝しかありませ・・・じゃなくて、そんなバチバチの大人たちのしょうもない思惑は、オーディションに現れた朝比奈めいりの存在によって一気に霧散しました。
結果、朝比奈めいりは主演を勝ち取りました。正確には、彼女のためにこの映画が生まれたと言った方がいいかもしれません。もちろん、演技の経験なんてほとんどありませんでしたから、彼女を主演に据えることにリスクもありました。しかしながら、彼女はそういった心配事をわすれさせるほどの何かを持っていました。
その何かとは何なのかはよくわかりません。ただ、彼女はリハーサルを重ねるほど、撮影を重ねるほど、見違えるように成長していき、実力ある熟練の共演者達と同等に渡りあっていました。撮影後半は特に何か演出をつけるでもなく、ほぼ野放し状態で役を生きてくれていました。
舞台裏では誰よりも不器用な印象を受けましたが、カメラの前では誰よりも器用に繊細に西園オトセという役柄と同化していたように思います。
アイドルとしての彼女をご存知の方は、その変貌っぷりにきっと驚かれることでしょう。
彼女の経歴にある、 2019年6月「幽霊アイドル」でバズる という経歴は謎すぎますが、それはさておき、とても素晴らしい未来ある女優、朝比奈めいりの誕生を是非見届けていただきたいと思います。
クラウドファンディングも残りあと20日。目標額100%達成まで、そして映画の完成までどうぞ応援よろしくお願いします。
北口ユースケ