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「珊瑚の産卵を見た事はありますか?」サイパンの海で珊瑚の産卵を見てもらいたい

毎年、夏の夜に一斉に行われる珊瑚の産卵。常夏の島サイパンで、今まで大々的には行われていなかった「珊瑚の産卵観察ツアー」を開催し、沢山の方と感動を共有する事を最終目標に、現地在住のインストラクター達が調査ダイブを行います。

現在の支援総額

320,170

320%

目標金額は100,000円

支援者数

64

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/23に募集を開始し、 64人の支援により 320,170円の資金を集め、 2020/08/16に募集を終了しました

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「珊瑚の産卵を見た事はありますか?」サイパンの海で珊瑚の産卵を見てもらいたい

現在の支援総額

320,170

320%達成

終了

目標金額100,000

支援者数64

このプロジェクトは、2020/07/23に募集を開始し、 64人の支援により 320,170円の資金を集め、 2020/08/16に募集を終了しました

毎年、夏の夜に一斉に行われる珊瑚の産卵。常夏の島サイパンで、今まで大々的には行われていなかった「珊瑚の産卵観察ツアー」を開催し、沢山の方と感動を共有する事を最終目標に、現地在住のインストラクター達が調査ダイブを行います。

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はじめに・ご挨拶

はじめまして!私たちはサイパンで働く現役ダイビングインストラクター(ガイド歴7〜19年)達で結成されたプロジェクトチームです。
普段はそれぞれ別々のダイビングショップで働いていますが、この度1つのプロジェクトを成功させるため、一致団結する事となりました!



このプロジェクトで実現したいこと

そのプロジェクトとは「サイパンのサンゴの産卵を徹底的に観察し、コロナ収束後に沢山のダイバーの方をご案内できる様にデータを集める事」です。


更に、入国制限のある2020年の今のサイパンの夏を" 失われた夏"にしない為に、このプロジェクトを通じてサイパンファンの皆様にサイパンを身近に感じていただくことを実現したいと思います。



私たちの地域のご紹介

皆さんサイパンはご存じでしょうか?

直行便で3時間半「日本から一番近い常夏の島」サイパンはアメリカ合衆国の自治領で、
ハワイやグアムのような都会的な雰囲気はありませんが、自然が溢れるどこか懐かしさを感じるような
とても暖かい島です。


マリンアクティビティ、特にスキューバダイビングが盛んで抜群の透明度、美しい魚、沈没船や水中洞窟をお目当てに世界中からダイバーが集まります。

サンゴ礁に囲まれた青い海や手付かずの自然豊かな島なのですが…



プロジェクトを立ち上げた背景

手付かずが故、誰も手をつけずここまできてしまったことがあります。
それは…サンゴの産卵の継続観察
沖縄などでは盛んに行われているサンゴの産卵観察ツアーですが、実はサイパンではほぼゼロなのです。


【サンゴの産卵について】
通常、沖縄やオーストラリアでは初夏の満月周辺に、サンゴは一斉産卵することで知られています。
その理由は交配の確立を高める為で、遠く離れた場所でも同じ種類のサンゴがほぼ同時に産卵することが確認されています。これについては新月から満月へと月の放つ光が強くなる事が、サンゴの体内センサーとなる遺伝子を活性化させて、最大の光を放つ満月の夜にスイッチが入る事で起こるという研究結果が出されていますが、まだまだ謎に包まれた生き物です。
人知れず、夜の海でにひそかに小さなピンク色の卵が1つ、2つと母なるサンゴ本体から離れて浮き上がり、しだいにあたり一面に広がって、ゆっくりと流され旅立っていきます。 
その光景はとても幻想的でダイバーなら1度は見てみたい景色です。


サイパンでサンゴの産卵観察ツアーが開催されていないのは
いつなのか、どれなのか(日時、潮周り、種類等 )正確なことを誰も知らないからです。

確かに、たまたま目撃されたケースはもちろんありますが、
サイパンのサンゴの保護・研究を行っている機関に問い合わせても6月から8月の満月の2日後から12日後くらいという曖昧なデータのみで、産卵するサンゴの種類もわかっていません。

奇しくも今年は4月からコロナウィルスの感染拡大防止のため入国制限中で
観光客のいないサイパン… 仕事のない我々…

ここはプラスに考えて!

サイパンの海の夏の満月と新月の期間を潜り、少しでも多くの調査データを取って珊瑚の産卵時期を推測する手掛かりを集めることで、またサイパンに遊びに来られるようになった時には、静かに繰り返されてきた『海の中の小宇宙』の感動を皆様と共有したいと考えています。



これまでの活動

過去に有志だけで、数日間連続でナイトダイブをして観察に挑戦したことが2年あります。
結果としては、サンゴの産卵を観察することはできませんでした。
原因は調査ダイバーの人数が少なかったり、時間や予算の制限があったためと思われます。

今年の7月5日から12日の第1回目の調査では、ラスト2日間でプロジェクトチーム全員で初めてサンゴの産卵を観察することができました。 7月20 日からは第2回目の調査に入る予定です。



資金の使い道・実施スケジュール

頂いた支援金は8月に行う予定の第3回目の調査のための費用( ガソリン代、調査中のセキュリティ代、ダイビングタンク代や消耗品)に使いたいと思います。


リターンのご紹介

①現地ダイバーからのお礼のビデオメッセージ

②珊瑚PV(約2分)のエンドロールにお名前をクレジット

③珊瑚の産卵プロジェクトの裏側 ドキュメンタリービデオ(約15分)

④サイパンで見られる珊瑚と2020年の夏の珊瑚の産卵の記録(PDF)

⑤オールセット


最後に

サンゴの産卵を通じて海や水中生物、延いては自然環境に1人でも多くの方が目を向けていただけると、
自然環境で仕事をさせてもらっている身としてはこの上ない喜びです。


今年はプロジェクトに賛同してくれる現地インストラクターの人数も徐々に増えてきました。

時間にも余裕があるので必ず有益なデータを集められると信じています。

今年の夏を『サイパンの珊瑚の産卵観察・元年』とすべく!

さらに、この活動を継続していけるように応援よろしくお願いします。



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • こんにちは!「珊瑚の産卵観察プロジェクト」のヒロシです。今回はサクラマリンのユミコさんから届いた「第3回調査報告」のいよいよ最終回です。ご覧ください☆第3回調査報告3日目の今日は『7月との比較』についてです。☆7月期との比較◎今回の調査では、新月周りでの産卵はとても少なく、それに遭遇できる可能性はとても低いと言う事がわかった◎満月周りでは7月と8月で類似点が多い⚫︎満月当日はプランクトンが大量発生している 内ピンク種は翌日から減って行く⚫︎中潮に入るとプランクトンや虫などの浮遊生物が増え始め、大規模産卵当日がピーク⚫︎大規模産卵は下弦の月前日(中潮最終日) その前後3〜4日は小規模の産卵が見られる⚫︎大規模産卵当日は太平洋パロロの数がハンパない◎産卵が見られた月と時間⚫︎コモンサンゴの仲間(8月)・・・・20:00〜20:55⚫︎ミドリイシサンゴの仲間(7月&8月)・・20:30〜21:30⚫︎ハマサンゴの仲間(7月)・・・・21:15〜⚫︎キクメイシサンゴの仲間(7月&8月)・・21:30頃〜⚫︎ナガレサンゴの仲間(7月)・・・22:00以降〜◎感想サンゴの産卵をまだ見たことがなかった調査開始当時、私達はサンゴに産卵の兆候を探そうと一生懸命でした。でも私達がサンゴに見つけたものはどれも産卵の兆候ではありませんでした。サンゴはバンドルを出してくるその時まで大きな変化を見せてくれません。また産卵後も変化を見せてくれた群体はごく僅かで、ほとんどは変化がありません。なのでどの群体が産卵するかを事前に見極めるのは非常に困難だと言う事が今回の調査でよくわかりました!そんな状況でも、最初に調査員内で特定観察した14個のサンゴのうち2つが産んでくれた事が、たとえ偶然だとわかっていても嬉しい結果です☆ただ今回の調査によって、水中の様子の変移やいつ頃産卵するのか、そしてサンゴの種類やタイミングについてはだいぶわかりました。それとミドリイシサンゴの仲間のバンドルを見つけるのも上手になりました☆これらが一番の収穫であり、来年以降ゲストの皆様をご案内できる基になるデータです。でも来年はまた変わるかもしれません。それもまた追加データとなっていくでしょう。そしていつかサイパンも、サンゴの産卵ツアーなどを提案している他の地域のような案内が皆様にできると良いなと思います。私達は長年サイパンでダイビングガイドとしてやってきましたが、今回初めてサンゴの産卵を見ました!本当に感動しました!興奮しました!今度はその感動を皆様にも届けたいです☆今まで私達を応援しサポートし続けてくれた皆様に心から感謝します!本当にありがとうございました。 もっと見る

  • こんにちは!「珊瑚の産卵観察プロジェクト」のヒロシです。今日は、サクラマリンのユミコさんから届いた「第3回調査報告」の続きです。ご覧ください☆◆◇facebook【珊瑚の産卵観察プロジェクト2020】でも色々な情報を発信しております。是非、フォローをお願いいたします◇◆第3回調査報告の2日目の今日は、8月に産卵したサンゴについてです。☆今回は7月の満月周りを上回る4日間、産卵を見ることができました。◎産卵が確認されたサンゴ⚫︎コモンサンゴの仲間・・・6〜7群体・確認された日数・・4日間中3日間・確認された時間・・20:10〜20:55・バンドルの大きさ・・1〜2mm・バンドルの色 ・・ベージュ・産卵時間・・・10分間程度⚫︎ミドリイシサンゴの仲間・・・8群体(内4群体はバンドルは確認できたが時間切れで産卵が確認できていない)・確認された日数・・4日間中3日間・確認された時間・・20:40〜21:30以降・バンドルの大きさ・・1〜3mm・バンドルの色・・うすピンク、ピンク、朱赤・産卵時間・・・10〜15分間⚫︎キクメイシサンゴの仲間・・・数群体(そこら中で一斉に)・確認された日数・・4日間中1日間・確認された時間・・21:25〜21:40・バンドルの大きさ・・2〜3mm・バンドルの色・・ベージュ・産卵時間・・10分間程度8月はこの3種類でしたが、7月に負けない感動をくれました!次回は『7月との比較』をお伝えしますのでよろしくお願いします☆ もっと見る

  • こんにちは!「珊瑚の産卵観察プロジェクト」のヒロシです。連日のナイトダイブが終わってしまい、夜家に居ると何かを忘れてしまっているような気になってしまってます。ソワソワソワ。。今日からは、サクラマリンのユミコさんから届いた「第3回調査報告」をお送りします。ご覧ください☆◆◇facebook【珊瑚の産卵観察プロジェクト2020】でも色々な情報を発信しております。是非、フォローをお願いいたします◇◆第3回珊瑚の産卵調査のデータをまとめましたので報告します。今回もちょっと長いので『水中生物の変化』『産卵』『7月との比較』に分けて掲載しますので、最後まで飽きずに読んでくださいね第3回サンゴの産卵調査(8月満月周り)日程 :8月3日(満月)〜11日(下弦の月) 9日間9ダイブ調査範囲:ラウラウビーチ -2〜-12m☆今回の調査では7月に産卵したサンゴの群体は対象から外し、新たな調査対象を加えました。また、7月の調査結果を元に水中の浮遊生物(虫、プランクトンなど)の種類の変化や増減に注視して産卵を予測&観察しました。◎新たに調査対象に加えた種⚫︎ノウサンゴの仲間 数群体⚫︎アナサンゴの仲間 数群体⚫︎コモンサンゴの仲間 数群体⚫︎ミドリイシサンゴの仲間 数群体◎浮遊生物の種類の変化と増減⚫︎プランクトン・・(アミの仲間など 1mmくらいの種)・満月当日はピンク色のプランクトンだけが大量 →翌日からは目に見えて減っていく・青いプランクトンは中潮に入ってから増えてきた →そのまま最終日まで同量⚫︎半透明のプランクトンや小魚・・・(1〜2cmの生物)・満月から3日目から大規模産卵の前日までが目立つ⚫︎虫・・・(ウ○コ虫など 1〜2cmの種)・満月翌日から出始め、その後どんどん増えてくる →大規模産卵当日だけ目立たない。・ウ○コ虫は大規模産卵当日からいなくなった⚫︎虫・・・(ウミケムシなど 10cm前後の種)・満月から5日目、産卵が確認され始めた日からいきなりたくさんいた→大規模産卵翌日は少し減った⚫︎太平洋パロロ(15cm前後)・中潮に入ってから、まず5cmくらいのが出始める・その翌日15cm前後のが出て来た→最初に産卵が確認された・その翌日も増えて行き、大規模産卵当日は尋常じゃない量が出現!・その翌日(最終日)は前日の1%くらいに激減したがまだいた→産卵は数群体で確認されている・今回は長いパロロがいた日全てで産卵が確認された・また、パロロがいた日はフィッシャーマンもいた明日は今回産卵が確認されたサンゴについてです。 もっと見る

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