ご無沙汰しています!運営の李です。
さて、時間の流れも早く、あっという間にクラファン終了まであと5日となりました。これまで200人もの方に応援していただき、海外大進学支援に関するこのプロジェクトにご共感いただけたことは本当に感慨深いものです。進む大学の場所関係なく、既存のレールから外れて自分を挑戦的な環境に置きたいと願う学生の成長を心が望んでいる方がこれほども多くいると知れたこと自体が、個人的に今回の挑戦の一つ大きな糧であり、また今後プログラムを発展させて行く中での動力にもなると信じています。
さて、先週は高校の授業が再開したばかりの受講生たちを迎えて、第15回のセッションを行いました。谷口が幼い頃から習っていた書道をテーマに、その由来や変遷を日本史を元に振り返り、その後オンラインツールを用いて各自の名前を書きました。受講生の独創的な作品が集められたGoogle Jamboardを眺めて、15分ほどの短時間でこれほど面白く味わいのあるデザインを作ってしまうような彼ら・彼女らは、本当に測ることのできないポテンシャルを秘めているのだと改めて実感しました。
その後、今年度の受講生を対象に、Common Application(アメリカ大学出願時に使うオンラインのアプリケーション)に載せる650文字のエッセイ(俗にいうCommon App)に関して、お互いに評価し合うというピアレビューセッションを開催しました。運営が勝手に受講生をマッチングし、お互いのエッセイを匿名で交換させ、評価しあった後に身分を明かし議論するという会は、私も受験生のときにやりたかったと思うようなアクティビティです。高校生同士で評価し合うからこそ、「審査官を喜ばせる」のではなく「自分の個性を出せているか」が視点として加わり、最終的に本人の良さが一番書面に表れるのでは、と思っています。同志であると同時にライバルでもある受講生たちが正直に意見を言い合っていた様子から、これまでの4ヶ月で築いてきた信頼関係がうかがえ、運営としてこれ以上嬉しいことはありませんでした。
クラファン終了まで5日間。私たちの活動がこれからも続けられ、志ある高校生のポテンシャルを最大限に生かせる社会に向けて、最後の一押しをしていただけないでしょうか?