2021/11/16 16:43

本の予約注文と温かい言葉、まことにありがとうございます。
本当に励みになり、心強く思います。

以前から編集作業も行っているのですが、当時のデータが残っておらず、スキャンでは荒くなってしまうため、すべて原本を書き起こしています。

大抵は問題がないのですが、分子モデルとなると大変!
CH2なのかな・・・
CH3なのか・・・
二重結合、線は二本なのかな・・・と、ことあるごとに考え込んでしまいます。

間違ってはいけない、聞いてしまえ!と尋ねると、初心者の質問にも舩岡教授が丁寧に返信してくださって、進めているという感じです。



こちらが、表紙の原本です。

原本表紙

よく見ると、「key」の部分や「木」の部分、文字部分は、下にあるイラストを紙かなにか置いて、上に文字を乗せてカラーコピーかなにかして作ってあるようなんです。

本文中もイラスト素材を購入して、切り貼りして作った部分もあるのかなという印象。

こういうの全部綺麗になおしてしまおうかなと思ったのですが、眞知子さんの『普通の人の感覚』と言いますか、そういうのが見て取れるなと感じ思い直しました。

ご自身の生活を大事にしながら、無理せずできる範囲で、できることをする。

大事なことは本に書かれている内容です。
もちろん化学的な知識については正確さが求められます。

でも、この本に惹かれた理由の一番は、こういう普通の感覚、等身大の気持ち、そういうものなんですね。

肩ひじ張りすぎず。
思いつめず。
地球環境について思いをはせる時にも、必要な感覚のように感じます。