はじめに・ご挨拶
こんにちは。
Sakura Hall Project 代表のサントスと申します。
2015年4月25日ネパールでは人口の30%が被災する大震災が発生し、約9000人もの方が亡くなりました。
これをきっかけに防災意識の低いネパールにおいて、 同じ地震の多い日本に住む者として何かできることはないかと思い活動を始め、震災復興支団体を立ち上げました。
活動を初めて以来、私達は貧しい地域の子供達が夢を持てる環境づくりのきっかけを作ることを目指して、
子供達の住む地域全体の安全で安心して暮らすことのできる地域社会の形成や、教育、衛生面、生活向上などの支援活動を行っています。
Facebook : https://www.facebook.com/sakuralisankhu
本プロジェクトでみなさまにご協力いただきたいのは、
防災に関する知識のないネパールの小さな村に建設している、体育館兼避難所の建設費用です。
このプロジェクトについて
ネパールという国は、災害に弱い国で、これまでに幾度も洪水や地滑り、落雷や疫病などの多くの災害に見舞われています。
2015年には、首都カトマンズ北西部を震源地として、約9000人の人命を奪う大きな地震が発生したことは、皆さんの記憶にあるかも知れません。
専門家の間では、2015年の地震で放出されなかったエネルギーが近いうちに噴出して、地震が発生するだろうと予測しており、防災に関する措置が急がれています。
子供たちが安全に勉強できる環境を整えるために、地域の防災に関する理解を深め、人々が自然災害に備える体制づくりが必要だと考えています。
そのために私たちは、同じ災害の多い地域に住む者として学んできた「防災知識」を広めるために、避難所の建設を行っています。
活動地域のご紹介
ネパール東部シンドパルチョーク群のリサンク村は2015年の大地震により甚大な被害を受けた村で、ネパールの中でも貧困度が高い地域です。
これまでに多くの方々かたの支援をいただき、2016年に建設をスタートして以来、徐々に完成に近づいて来ました。現在では体育館建設全体の7割程度が完成していて、
あと一歩のところですが、まだ建設費用が不足している状況です。
プロジェクトを立ち上げた背景
2015の壊滅的な地震により、6百万以上の家屋が完全に倒壊し、数えきれない人々が被害を被りました。いまだに傷は癒えておらず、再興までに数十年の月日を要します。
そういった状況の中で、大切なことは次の地震や災害に対して防災の観点からネパールの復興に取り組むということです。
私たちは小さなチームですが、ネパール人と日本人が力を合せて、お互いに地震を経験した中で、人々の生活の再建にいろいろな角度から知恵を出し合っています。
私自身の家は倒壊し、家族はテントで暮らしておりました。Sindhupalchok群だけで3500人以上の人が、命を失い300人以上の子供が親を亡くしました。
被害が広がった原因は「地震が来たら何をすればいいのか分からなかったこと」です。
そこで私たちは「SAKURA HALL PROJECT」を立ち上げ、私たちのできるところからサポートする活動を始めました。
これまでの主な活動
・2015年5月:多くの方々に個人支援金の募金活動を実施し始める。被害が甚大であったシンドパルチョーク州リサンク村へ緊急物資の支援として、募金活動で集まった支援金を送付した。
・2015年8月:ネパールを訪れて被災の現地調査を実施や、現地の住民に対して防災意識の啓蒙活動を行うとともに、被災状況を日本国内でのイベント等で報告し、支援の依頼を行った。
・2016年12月:震災復興イベントを開催し、売り上げを体育館建設の支援金に当てた。
・2016年にリサンク村のハザードマップを作成し、緊急時の避難経路や避難計画について提案した。
みなさまからのご支援の使い道について
●体育館の建設費用
<建設のスケジュール>
2021年1月:クラウドファンディング募集終了
2021年2月~4月:竣工
2021年8月:開校式
最後に
日々貧しい生活の中で懸命に生きている人たちにとって、「いつ来るか分からない何かに備える」という防災意識の優先度を高めることは、とても難しいことだと思います。
この活動をスタートとして、この地域に暮らす子どもたちとさらに多くの人たちが、自分たちの力で防災の底力をつけていくためのサポートを行い、地域の人たちの手で取り組みが継続される仕組みを目指します。
皆さんもこのネパールでの種まきを一緒に行っていきませんか?
よろしくお願いします。
最新の活動報告
もっと見る挨拶とご支援のお願い
2020/12/26 15:17みなさんこんにちは、Sakura Project Teamのサントスと申します。Sakura Project Teamではネパールで①避難上になるさくた体育館の建設、②学生さんたちのため教育キャンプと③日本ではSPT Talkイベントを開催しています。さくら体育館は2015年に建設開始して現段階では7割る工事が完了して暫定的に多く使用されています。残りの建設の資金のためクラウドファンディングを始めています。是非皆様のご協力お願いします。 もっと見る
【これまでの体育館建設活動について】
2020/12/13 16:27こんにちは。ページをご覧いただきありがとうございます。今回は、これまで実施してきた体育館建設活動の内容を紹介させていただきます。【体育館建設活動の概要】2015年4月25日に発生したネパール大地震では、死者・行方不明者は8,800人にも及び、全壊建物は約 59万棟にもなりました。そうした中で、大学で土木・建築を学んでいる者として何かできることがあると考え、震災支援活動を始めたことをきっかけに体育館建設活動を始めました。ネパールでは避難所や避難訓練の認識がないため、学生や地域の人に防災意識を持ってもらうことがこれからの被害を最小限にするために重要だと考えています。また安全に運動できる場所やアクティビティを行う場所がないため、避難所の機能を備えた体育館を建設することにより、避難場所にもなり、地震で落ち込んでいる人たちを元気づけることができると考え、体育館建設をリサンク村へ提案したことが始まりです。 2015年の地震直後の体育館建設場所(地震により倒壊した学校の跡地)現在でも募金活動で得た支援金を建設費用 に当てるとともに、体育館建設の設計・施工方法についてネパールの技術者と相談しながら建設を進めています。 村の人や現地の技術者との建設に関する話し合いの様子 体育館の計画図 建設活動の様子私たちの目的は体育館建設だけではなくて日本の震災の技術とノウハウをネパールに伝えることです。これまでにも、現地で体育館建設だけではなく、地震などの災害の時の対策を提案や、日本の文化紹介などの交流活動をしていました。また、この体育館は日本とネパールの架け橋になるように「桜体育館」という名前つけています。今では桜体育館の体育館建設全体の7割程度が完成していて、あと一歩のところですが、まだ建設費用が不足している状況です。これからも私たちは支援金を集めて一日でも早く完成させるように頑張っています。 もっと見る
「リサンク村の体育館建設プロジェクト」本日スタートです!
2020/12/01 23:01初めまして。SAKURA PROJECT TEAM代表のサントスと申します。ネパールのリサンク村に体育館を建設するプロジェクトのクラウドファンディング、スタートさせていただきました。プロジェクト達成のためにはまだまだ長い道のりとなります。引き続き皆様からの応援をいただければ幸いです。これからの新着情報では、トップページに入り切らなかった体育館でのこれまでの活動や、一緒に今回の挑戦の準備を進めて来た方々からのメッセージ、子どもたちの様子、建設に向けての準備の進捗などなど、盛りだくさんの情報を発信していきますので、皆様お楽しみに!SNSなどでもシェアしていただければ励みとなります。またこちらの新着情報だけでなく、【公式サイト】https://sakura-hall-project.com/#【Facebook】https://www.facebook.com/sakuralisankhu【instagram】https://www.instagram.com/sakuraprojecteam/?hl=jaでも発信していきます!今後とも何卒よろしくお願いいたします。 もっと見る
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