2021/01/15 22:33
鈴木さんに初めてお仕事を依頼したのは、2019年、展覧会でのレセプションパーティで、野菜寿司のケータリングをお願いしたときでした。
2020年、日本酒にかかわるお仕事をして偶然縁がつながり、音楽家の一面をもつ鈴木さんに再会しました。
味を音で表現するという、斬新すぎるアイデアについて今思うのは、
宗教や価値観を超えた、私が共感したヴィーガン寿司と、言語や距離を限定せずにすべての人に味を伝える鈴木さんの音楽は、根源にあるものは同じ優しさなんだということです。
試飲ができない人に言葉以外の方法で感覚的に味を伝える、難しい表現ではなく単純に好みで選んでもらう、この新しい買い方の提案は、新時代を代表する大発明と思います。
発想力とアイデアをかたちにするスピードは、これまでに出会った人のなかで鈴木さんが一番です。
TEA'SICとその先の活動も、心から楽しみにしております。
Tokyo Artists League オーガナイザー
森山直美