2020/09/05 21:15

こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

今回はちょっと趣向を変えまして、国歌に見る変拍子やちょっと特徴的なリズムについて見ていきたいと思います。



では早速ですが、オランダ国歌。


単純な4拍子かと思って拍をとると、気づいたら2拍ほどずれているかと思います。そのまま聴いていくと、今度は、あれ? 3拍子になってない?

どうやら、冒頭は4拍→2拍→4拍のようになっており、途中から3拍になり、また4拍に戻っているようです。国民が歌うにしてはちょっと複雑ですよね。

まあ、日本で最も有名な民謡のひとつである「あんたがたどこさ」も結構な変拍子なんですけれどね。。。

ちなみにこのオランダ国歌、各歌詞の文節の頭文字をつなげると、とある言葉が浮かび上がるそうです。まさかの縦読み国歌。気になる方は調べてみて下さいね。




つぎはイタリア国歌。


伴奏があるのでそこそこ解りやすいですが、つまり弱起で4拍目から始まってる歌なんですね。4拍子なんですが、4拍目が常に強拍。盛り上がりの良い曲ですね。



では、スペイン国歌。


あれ? いつになったら歌が始まるの? どうやらスペイン国歌は「インストルメンタル」のようです。歌詞はなく、鼻歌とかでメロディを辿るようです。



そしてギリシャ国歌。


この動画では解りませんが、この国歌、158番まで歌詞があるそうで、全部歌うと1時間近くになるそうですよ。そんなに歌詞覚えている人いるのかしらん。お経を聴いているようなものだと思えばいいんでしょうか。



エチオピア国歌。


本当か嘘か、作曲者は日本の演歌を参考にした…国歌だそうです。どことなく演歌の雰囲気。



最後に、「初代」君が代。


実は、今の日本国歌「君が代」は2代目だって知ってました? もともとは明治初期にイギリス人が作曲したこの旋律が国歌だったようです。こんなに明るい曲調だったんですね。耳慣れている、というのもあるかもしれませんが、それでも現在の君が代の方が、神秘さ、妖艶さ、厳かさを兼ね備えていて、日本の情景を的確に表現しているような…気がします。



今回はここまでです。
国歌も国によって様々ですね。