2020/09/08 17:00

こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

ここの所、変拍子から少し話題がずれてばかりな気がするので、そろそろ本来路線に戻したいと思いつつ、今回は「ヨナ抜き音階」について少しだけご紹介します。夏なので。

「音階」と一言で言っても、色々なものが存在していますが、小中学校の音楽の授業なんかで「沖縄っぽい音階」とか「演歌っぽい音階」といった感じで習った方も多いのではないでしょうか。「ドレミファソラシド」の主に12平均律の中から、特定の音を抜くなどして構成された音の並びの事を指します。「ヨナ抜き音階」もその一つで、シンプルに言ってしまえば「ドレミファソラシド」の「4番目(ソ)」と「7番目(シ)」を抜いた「ドレミファラ」で構成する音階です。ソとシは使っちゃいけません。

この音階を使うとどうなるかって? 「夏っぽい」「どこか懐かしい」「和風の曲」になるんです。


では「夏のヨナ抜き音階」3連発でご紹介しましょう。





米津玄師さんなんかはこの音階を多用していると言われますし、有名なボカロ曲ですと「千本桜」なんかもヨナ抜き音階です。それ以外にも

・perfumeの「レーザービーム」
・AKBの「恋するフォーチュンクッキー」
・きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」
・スプラトゥーンの「シオカラ節」
など、多くの有名曲でこの音階が使われています。

日本人の耳に馴染みが良いのでしょうね。私は意識して使った事はありませんが、和風の曲、夏の曲を次に作る時には、取り入れてみようと考えていますよ。




余談ですが「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」ですが、アニメを初めて見た時に、異様な既視感があったのを記憶しております。で、なぜなんだろう、と調べてみたところ、1993年頃にテレビドラマで放映していたんですね。私は当時小学生だったと思いますが、破傷風の下りとか、トイレで着替える下りとか、強烈な印象を持って記憶に刻まれておりました。



今回は以上です。
次回は、また何か変拍子の楽曲をご紹介できればと思います。