こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。
今回は本来の趣旨に立ち返りまして、変拍子曲をご紹介したいと思います。今回はアラカルトで、「え? あの曲って変拍子だったんだ」というものをいくつかご紹介します。
いいですか?
日本民謡のプログレ of プログレ。「あんたがたどこさ」です。数えると解りますが、
4→2→3→3→4→2→4→4→…
てな感じになっています。これを自然に口ずさめるのって、意外とすごくないですか?
ビートルズの「All need is Love」ですね。サビ部分は4拍でとれるんですが、メロディ部分は7拍子で構成されています。こんな有名な曲が、実は変拍子だった、というのは面白いですよね。
ゴジラのテーマです。この曲が変拍子である事は有名ですね。サビ? というか、一番有名な旋律は2→2→5→2→2→5で拍がとれると思います。
ちょっと古いCMですが、一世を風靡しましたね。この歌は4→5→4→6→4→4で拍がとれるんですが、当時誰もがこの拍子で口ずさむ事が出来たのではないかと思います。まさに「妙な違和感ありつつもなんとなく歌えちゃって、印象に残る」という、変拍子の利点を存分に発揮したCMソングだったと思いますね。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」。11拍子ですね。5→6→5→6の繰り返しで拍子がとれるかと思います。
長谷工のCMです。この曲について、ずっと「CMだから短時間に歌詞を詰める為に7拍子にした邪道CM」だと思ってきたのですが、この30秒バージョンは、7拍から8拍に転拍子して、また7拍にもどります。つまり「意図的」にやってます。
そして実は、8拍で貫き通しているverも存在しています。
「意図的に変拍子を使う事で印象づける」戦法が、ここでも垣間見えていると言えます。う~む。長谷工やりおる。
いかがでしたか?
なかなか面白かったのではないでしょうか。
本日はここまでです。引き続き「人類には早すぎる音楽+」を宜しくお願いします。