こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。
そういえばまだとりあげていなかったな、という有名どころの楽曲を今回は扱ってみようと思います。
これ、もう20年も前の作品なんですね。「あずまんが大王」というコミックがありまして、そのアニメの主題歌になった楽曲で「空耳ケーキ」という、タイトルからして名状し難い違和感のある歌が今回のテーマです。
まずは聴いて頂きましょう。
序盤から妙な違和感のある転調を繰り返すメロディが展開されます。そのまま4拍子で曲は進んで行くわけですが、サビに入ると急に7拍になります。転調も転拍子も絶妙で、部分々々ではなんか嫌な感じがしつつも、全体としてはとてもよくまとまった楽曲になっています。凄い技術。。。
この楽曲を作ったのはOranges & Lemons というアーティストなんですが、実はこの活動報告で何度か取り上げているZABADAKに在籍していた上野洋子さんがメンバーにいたりします。上野洋子さんの曲は非常に特徴的なので、聴く人が聴くと、この曲も「すごくらしい」メロディ展開になっています。
Oranges & Lemonsはその後AQUA VOCE という名前でも活動をしており、こんな5拍子の曲も作っていたりします。
上野洋子さん自体は、現在東京を中心にライブハウスなどでコンサートを行っている模様です。私も数年前に東京に住んでいたときに、何度か足を運んだ事がありますが、「51拍目?で拍子が合うポリリズム」の曲だったりと、なかなかカオスな楽曲をアコーディオンで演奏されていました。
本日はここまでです。
引き続き「人類には早すぎる音楽+」をよろしくお願いします。