「若者に書籍として『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』を届けたい!」プロジェクト、執筆メンバーの稲葉麻由美、高橋ライチ、舟之川聖子です。先にご報告いたしました通り、クラウドファンディングは目標を大幅に達成して終了となりました。お一人お一人が、サポートという形でこの本やプロジェクトに期待をかけてくださったことに、あらためて感謝の思いがじわじわとわいています。ほんとうにたくさんの応援をありがとうございました。クラウドファンディングの成果としては、他にもあります。当記事のサムネイル画像の通り、書籍の帯の文章が決まりました。少なくない方から、タイトルにある「トリセツ(取扱説明書)」という言葉に込めた意味を何度も問うていただく機会がありました。その問いを受けて、わたしたちの中で何度も反芻し、何度も表現を試みて、最終的に生まれ出た文章がこちらです。これが、わたしたちがタイトルに込めた意味であり、この本を通じて伝えたかったことです。お届けする書籍には、表紙の一部となっている予定です。その書籍の制作ですが、クラウドファンディング期間中も並行して走っておりました。これから校正を重ねて、デザインを確定し、印刷会社を選定して入稿し、印刷、製本に入っていきます。冊子プランを選択された皆様へは、12月以降順次発送の予定です。各種リターンもその頃にご案内していきます。どうぞお楽しみにお待ちください。今後のプロジェクトの進捗状況は、以下でお知らせしていきます。・Facebookページ https://facebook.com/manabinosharekai・note https://note.com/manabi_share/m/m262987f5d0f6・ホームページ http://kimitori.mystrikingly.com・twitter https://twitter.com/kimitori2020本になるまでも、本になってからも、『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』プロジェクトをめぐって様々な場、対話、つながりが生まれていくことを願っています。9月になり、秋の風が吹くようになりました。夏の疲れが出る頃、どうぞご自愛ください。稲葉麻由美、高橋ライチ、舟之川聖子2020年9月1日
こども の付いた活動報告
きみトリMeeting!は書籍『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の出版に向けたクラウドファンディングをきっかけに、執筆メンバーやゲストやアクセスしてくださるみなさんと語るオンラインイベントです。・・・・・・・・【きみトリMeeting! フリーライター・矢嶋桃子さんと語る「傷つき」と「回復」】■日時 2020年8月28日(金)10:00~11:00 AM■参加費 無料。クラウドファンディングでサポートしていただけたらうれしいです。■参加方法 Facebookにてライブ配信します。お時間になったらこちらにアクセスしてください。 https://www.facebook.com/manabinosharekai/■内容 ゲストの方には事前に、『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の一部を読んできていただいています。当日は感想や応援やをいただきながら、ご活動についても語りあう時間を過ごします。ライブ中は、みなさんからのチャット入力でのご質問にもお答えします。ライブ配信は画面OFF・音声OFFでのご視聴+チャットのコミュニケーションです。どうぞ気楽にご参加ください。■どなたでもご視聴&ご参加いただけます。質問や応援メッセージをお待ちしています!・・・・・・・・・・・・・・・★ゲストについて矢嶋桃子さんは、今回のホスト・聖子の友人。このトークライブの最後(お声がけ順で)にどうしてもお招きしたかった方です。フリーのライターとして、雑誌やウェブなどの媒体を中心に、様々な分野で取材記事やインタビュー記事を手がけたキャリアをお持ちです。三年前の第三子出産後は、自分の関心や使命を見つめ直し、分野を絞って書かれるようになりました。その象徴とわたしが感じる記事がこちら▼社会的養護の「その後」から考える、自立を強いない社会https://forbesjapan.com/articles/detail/29873桃子さんの活動は、親子、家族、地域、10代などがキーワード。具体的には、谷中ベビマム安心ネット主宰(地域に暮らす親子をつなぐネットワーク)、ファミリーサポート提供会員、養育里親、社会的養護のアフターケア相談所勤務などに携わっておられます。*活動を通して、厳しい立場や辛い心情におかれた方と接することも多くありますが、桃子さんの態度はいつも変わりません。「わたしはここにいるよ」「あなたは大切な存在だよ」「どんな気持ちも大切だよ」を伝え続けています。生きていると傷つきは避けて通れません。身体が傷つくこと、心が傷つくこと。失うこと、損われること。いろいろあります。時に大きなダメージを受けて、壊れそうになったり、二度と立ち上がれないように感じることもあります。今、若い人たちに伝えたいのは、「傷ついても回復できる」ということ。『きみトリ』では一つの項として直接扱ってはいませんが、これも手渡したい大切な願いです。たとえこれからいろんなことで傷ついたとしても、生きている限り必ず回復はある。桃子さんも、執筆メンバーのわたしたちも、さまざまな傷つき体験を経て、回復も経て、今ここにいます。わたしたちの周りにも、いろんな傷つきや大きな喪失を経験しながら、回復しながら、共に生きている人たちがいます。桃子さんは言います。--「ひとは本来、力を持って生まれているはず」という立場に立つと、目の前のその人の力を信じることにつながる。損なわれたものも、直らないかもしれない。けれど、どんな感情も大切にしながら、人は必ず回復していけるとわたしは信じています。--わたしたち自身がそのことを思い出し、たしかめ合って、若い人たちに伝えていく勇気を持ちたい。温かな時間になればと思います。ぜひご覧ください。アーカイブも予定しています。(文責:聖子)企画・主催:きみトリプロジェクトHP: http://kimitori.mystrikingly.com/Twitter: https://twitter.com/kimitori2020Facebook: https://www.facebook.com/manabinosharekai/稲葉麻由美高橋ライチ舟之川聖子
執筆メンバーの高橋ライチです。 みなさまからの様々な応援に感謝の日々です。SNSでのシェア、個別のご紹介、トークライブのご視聴やコメント、さらに追加でのご支援など、本当に本当にありがとうございます。さて、みなさんと手をとりあって1人でも多くの方へお届けしたいこの本の内容について、さらに具体的にイメージしていただけるように、今日は3つ目の原稿を公開します。▼これまでの先読み公開原稿はこちら第1章 から、「思春期のトリセツ」第3章 から、「場のトリセツ」第1章は自分自身の心と身体のこと。第3章は自分と社会との関係性についての項が連なっています。では、そのあいだに当たる第2章では何を扱っているかというと、自分と他者との関係性に関する項で構成されています。自分と他者との間にあるもの、「境界線」についての原稿の一部をご覧ください。▼クリックで拡大表示※続きは書籍の完成をお待ちください。この画像は制作中の原稿につき、実際の本とは異なる場合があります。この原稿の執筆にあたった稲葉麻由美は、誰よりも本人が最もこの原稿を必要としていたといえるでしょう。だからこそ長年をかけて学び、理解するほどに伝える必要性を痛感してきたといいます。自分と他者との間にある境界線は、物質としては目に見えないものの、このように図示され説明されれば、人間関係に苦労の多かった人ほど、なるほどと思うのではないでしょうか。苦労のない人にはピンとこないとしても、その代わりに、身近なしんどそうな人が思い浮かぶかもしれません。この原稿を読んで、「よくわかる」「腑に落ちた」という人と、「よくわからない」「もしかして身近なあの人はこうなのでは」とちょっと距離を感じる人とがいたとしたら、その時こそこの本の出番です。本を通じて両者の間に対話が生まれたら、こんなに嬉しいことはありません。この章ではほかに、友だち、恋、いじめ、コミュニケーション、怒り、などについての項があります。どれも10代には看過できない重要なテーマでありながら、大人の私たちも明確なトリセツを持ち合わせていないかもしれません。ぜひ完成した本をお手元に、あなたと誰かの関係性をよりよいものにしていただけたらと願っています。(文責・ライチ)企画・主催:きみトリプロジェクトHP: http://kimitori.mystrikingly.com/Twitter: https://twitter.com/kimitori2020Facebook: https://www.facebook.com/manabinosharekai/稲葉麻由美高橋ライチ舟之川聖子
きみトリMeeting!は書籍『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の出版に向けたクラウドファンディングをきっかけに、執筆メンバーやゲストやアクセスしてくださるみなさんと語るオンラインイベントです。・・・・・・・・【きみトリMeeting!CRファクトリー代表・呉哲煥さんと語る「コミュニティ」のチカラ】■日時 2020年8月29日(土)10:00~11:00 AM■参加費 無料!クラウドファンディングでサポートしていただけたらうれしいです!■参加方法 Facebookにてライブ配信します。お時間になりましたらこちらにアクセスしてください。 https://www.facebook.com/manabinosharekai/■内容 ゲストの方には事前に、『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の一部を読んできていただいています。当日は感想やら応援やらをいただきながら、ご活動との共通点などを語りあう時間を過ごします。ライブ中はみなさんからのチャット入力でのご質問にもお応えする時間もとります。ライブ配信は、画面OFF音声OFFでのご視聴+チャットのコミュニケーションです。どうぞ気楽にご参加ください。■どなたでもご視聴&ご参加いただけます。質問や応援メッセージをお待ちしてます!!・・・・・・・・・・・・・・・★ゲストについて今回のゲストは、特定非営利活動法人CRファクトリー代表・呉哲煥(ご てつあき)さん。https://crfactory.com/ 「すべての人が居場所と仲間を持って心豊かに生きる社会」の実現を使命に、NPO・市民活動・サークル向けのマネジメント支援サービスを多数提供しておられます。コミュニティ塾主宰。コミュニティキャピタル研究会共同代表。2020年3月に、10年以上にわたって培ってきた知見・ノウハウを、余すことなく書き記した書籍『コミュニティマネジメントの教科書 〜強くあたたかい組織・コミュニティのつくり方〜』を出版されました。 最新のコラムでは『「消費」から「参加」へ』と題し、これからの10年の未来構想として「主体」と「参加」が豊かさの源泉となる、と説かれています。まさに、私たちが『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』に込めた「自分の人生も社会も、自分でつくれるんだよ」というメッセージと重なります。執筆メンバーの舟之川聖子は、呉さんにポッドキャスト番組に出ていただいたことがあります。【音声配信】鑑賞対話ファシリテーターという仕事 3. コミュニティ・マネジメントの第一人者と語る|舟之川聖子|人は仲間をつくって活動しながら生きていくもので、それを応援する仕事を専門でしてる人がいる!ということを10代の人にも知ってほしい。また、それぞれの活動体には、哲学があったりうまくいくための(わたしたちの言うところのトリセツ(取扱説明書)のような)法則、セオリーのようなものもあって、そのことについての本もある。仲間づくり・場づくりをやってみることを応援したいし、やり方もあるし、うまくいかないときにどうしたらいいかのヒントも、わたしたち世代がたくさん作ってきたよ。お互いに刺激を受けながら、助け合いながら、それぞれの活動体がのびのびとしている様子が、呉さんの周りにあるのがすてき......とみなさんにご紹介したい気持ちです。執筆メンバー・高橋ライチは、CRファクトリーの開催するコミュニティ・リーダーズカフェなどさまざまなイベントや講座、診断ツールなど、さまざまな形で10年以上サポートいただきながら場づくりを続けてきました。呉さんと、きみトリチームと、視聴くださる皆さんによる、「コミュニティ」のチカラ。60分でどこまで話せるか?楽しみです!(文責・ライチ)企画・主催:きみトリプロジェクトHP: http://kimitori.mystrikingly.com/Twitter: https://twitter.com/kimitori2020Facebook: https://www.facebook.com/manabinosharekai/稲葉麻由美高橋ライチ舟之川聖子