執筆メンバーの高橋ライチです。 みなさまからの様々な応援に感謝の日々です。
SNSでのシェア、個別のご紹介、トークライブのご視聴やコメント、さらに追加でのご支援など、本当に本当にありがとうございます。
さて、みなさんと手をとりあって1人でも多くの方へお届けしたいこの本の内容について、さらに具体的にイメージしていただけるように、今日は3つ目の原稿を公開します。
▼これまでの先読み公開原稿はこちら
第1章 から、「思春期のトリセツ」
第3章 から、「場のトリセツ」
第1章は自分自身の心と身体のこと。
第3章は自分と社会との関係性についての項が連なっています。
では、そのあいだに当たる第2章では何を扱っているかというと、自分と他者との関係性に関する項で構成されています。
自分と他者との間にあるもの、「境界線」についての原稿の一部をご覧ください。
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※続きは書籍の完成をお待ちください。この画像は制作中の原稿につき、実際の本とは異なる場合があります。
この原稿の執筆にあたった稲葉麻由美は、誰よりも本人が最もこの原稿を必要としていたといえるでしょう。だからこそ長年をかけて学び、理解するほどに伝える必要性を痛感してきたといいます。
自分と他者との間にある境界線は、物質としては目に見えないものの、このように図示され説明されれば、人間関係に苦労の多かった人ほど、なるほどと思うのではないでしょうか。苦労のない人にはピンとこないとしても、その代わりに、身近なしんどそうな人が思い浮かぶかもしれません。
この原稿を読んで、「よくわかる」「腑に落ちた」という人と、「よくわからない」「もしかして身近なあの人はこうなのでは」とちょっと距離を感じる人とがいたとしたら、その時こそこの本の出番です。本を通じて両者の間に対話が生まれたら、こんなに嬉しいことはありません。
この章ではほかに、友だち、恋、いじめ、コミュニケーション、怒り、などについての項があります。どれも10代には看過できない重要なテーマでありながら、大人の私たちも明確なトリセツを持ち合わせていないかもしれません。
ぜひ完成した本をお手元に、あなたと誰かの関係性をよりよいものにしていただけたらと願っています。
(文責・ライチ)
企画・主催:きみトリプロジェクト
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高橋ライチ
舟之川聖子