プロジェクトが始まって十日ほどが経ちました。 まだ十日です。 だというのに、なんと323000円の支援額が集まりました。 ありがとうございます! なんとこの支援で 作品充実支援額が20万円となりました。メインキャラ4人のエンドエピソード追加ラインに到達です。 本当にありがとうございます。 実は、6/8にご支援をくださった方がたったお一人で25万円もの大金を支援してくださいました。 そのおかげて目標額の60%を超えることができたわけですが、実はこの方が「作品充実支援枠」を作るきっかけとなる方でした。 少し長いですが、よかったら読んでいただければと思います。 私たちにとってのクラウドファンディング 自己資金がある状態で作り始めた「nEroErosso」のフルボイスでしたが、プロジェクトの説明にもあるように環境が変わったことで予約販売をしようという話は割と早い段階で出ていました。その時はBOOTHでも使えばいいかと軽く考えていたんです。そんな折、とあるお問い合わせに対して本当に軽い案内のつもりで「次の作品は予約販売を行うつもりで」とついでのように予告をしたんです。すると、その方とのやり取りの中で「数万支援をする心づもりがある」「クラファンを楽しみにしていた」という内容のことをお伺いしました。ああ、そういうご意見もあるのか、ありがたいな。その時はそう考えたわけなんですが、いざ予約販売の場を作ろうとしたときにどうもBOOTHではうまくいかないことに気が付きました。単純にシステムの問題と、登録されたメールアドレスが死んでいることが多いということでした。その時にCAMPFIREが浮かんだのは、決してその方とのやり取りと無縁ではなかったと思います。「楽しみにしていた」と言ってもらったのなら、お祭り的にそんなことがあってもいいのかもしれない。けれど、プランを追加するかどうかはともかく、とりあえず使い勝手がいいからCAMPFIREを利用しようということでプロジェクトを立ち上げました。すると、いきなり告知したその日のうちに5000円のプランに25000円の支援が付いたんです。 正直、混乱しました。私たちにとって、クラウドファンディングといえどユーザーの皆様を相手に金銭のやり取りが発生する以上それは「投資」というより「販売」に近いものでした。前回のリターンをご覧いただければおわかりかもしれません。よほど例外的なものを除き、ある程度ギリギリのところで設定させていただいているものばかりでした。ですから、25000円の支援に対して、当然何かお返ししなければと考えてメッセージを送ったのです。すると、こんな答えが返ってきました。 「発売記念のような気持ちで支援させていただきました」 でも、この時はあまりに申し訳なくて、ありがたく支援を頂戴しながらも早くリターンを整備しなければと、きちんと商取引として商品を受け取っていただかなければとそればかりを考えてリターンを設定しました。そんな折、今回ご支援をいただいた方からリターンに関するアンケートにメッセージをいただいたのです。理想の価格についてこんな一文がありました。 「リターンや資金の使い道により、最大10万円位でしょうか?私個人に返ってこなくても、ゲームをより深く楽しめるなら、出すかもしれません」 頭を鈍器で殴られた気分でした。純粋にゲームのために投資するという考え方。まさに、パトロナージュの考え方です。純粋に私たちが作るものに対して価値を見出して投資する。それを自分たちに与えてくれる誰かがいることなど、思いもしませんでした。考えれば、前回の金鐘のクラウドファンディングもそうだったのだと思います。BOOTHでの買い物の際にBOOSTで支援してくださる方もいました。それに触れる機会がたくさんあったのに、私たちはその考え方に気が付くことはありませんでした。それくらい、私たちが身を置いていた業界は搾取に満ちていたんです。値切られ、罵られ、疲れ果てた私たちが自分たちのためだけに立ち上げたのが乙SUN倶楽部でした。数が売れなくとも受け入れてもらえて、褒めてもらえて、喜んでもらえる。それだけで十分でした。せめて罵られない世界。せめて搾取されない世界。それが私たちが欲していたものだからです。それ以上を求めるのは傲慢だと思ったし、私たちごときがそれ以上を手にしていいわけがないと思っていました。今も、思っています。小さく縮こまって、まるで嵐をやり過ごすように。ですがその後、他の方にも「そのプロジェクトにいくら出せるかを考えるだけでリターンは見てないです」との言葉も頂戴しました。 その時に考えました。「純粋に作品のための資金を募ってもいいのだろうか」と。私たちでも、そんなことをさせてもらってもいいのだろうかと。 こうして作ったのが「作品充実支援枠」でした。 金額の多寡を問わずこの枠に投資をしていただけたおかげで、私たちは改めてクリエイターになれました。「楽しむためのゲーム」「楽しんでもらうためのゲーム」を作るクリエイター。自分たちのためであることはもちろん変わりませんが、クリエイターとして根本のところを取り戻せた気がするのです。本当に、感謝してもしきれません。 まだ、プロジェクトは2か月あまり続きます。 プロジェクト自体の目標金額まではまだずいぶんあります。3000円でも5000円でもいいのです。もちろん、高額なプランもありがたいです。 私たちの作品をより良いものにするために、皆さんの力を貸してください。 よろしくお願いします!
現在絶賛製作中の「nEroErosso」ですが、フルボイスのための収録も順調に進めていただいております。 その「nEroErosso」のメインキャスト様(十月トウマ様、雪正由様、白狼王魔様、ヤスフジヒトシ様)より寄せ書きのサイン色紙を頂戴いたしました。 この場を借りまして深くお礼申し上げます。 このサイン色紙を抽選で1名様に差し上げたいと思います。 応募条件は・7月末までにファンティアファンクラブのゲームプラン(AかB)もしくはどっちもプランに参加されていること(いずれのプランでも一人一口)・「nEroErosso」クラウドファンディングにご支援いただいていること(いずれのリターンでも一口。ただし一万円以上の支援で支援額一万円ごとに一口追加) 上記のどちらかを満たしていれば応募資格があります。 応募される方は条件を満たした段階でファンティアの会員様はファンティアのメッセージにて、CAMPFIREの支援者様はCAMPFIREのメッセージにて「サインプレゼント希望」と書いて送ってください。 クラウドファンディング終了時に抽選を行い、当選された方にのみメッセージにてご連絡をさせていただきます。 たくさんのご応募をお待ちしております。
プロジェクトを開始して一週間となりました。(CAMPFIREさんからそうメールが来たので間違いないと思います) 現在目標の14%、なんと73000円のご支援をいただいております。 本当にありがとうございます! そのうち、本編充実支援枠が現在3万円となっております。 この金額は皆様の目には見えないものですので、追加され次第逐次ご報告をさせていただこうと思います。 SNSなどではご説明していますが、3000円と5000円のリターンは予約特別価格のつもりでご購入いただけるお買い得プランとなっています。 特に5000円のお品はこれ以降制作の予定がありません。このプロジェクトで余ったとしても、5000円では販売できませんので是非今回お買い求めいただければと思います。 リターンの内容についてもまだまだ追加できますのでご相談ください。 たくさんのご予約、及びご支援をお待ちしております。
ご質問がありましたので、わかりにくいだろうと思われた部分について補足させていただきます。 作品充実支援枠についてですが、加算ではなくて目標金額達成でそのコンテンツが追加されますよ、ということになります。10万以上で短いエンドエピソード(3キャラ分)が追加20万以上なら10万のものよりは長くしっかりとしたその後エピソード(4キャラ分)が追加30万以上なら音声にかけられる予算(キャスト様およびスタジオ代)的に「まりあるばむ」程度のものは作れますのでミニサウンドノベルが追加という形です。この枠で30万以上を達成し、かつ、全体の目標金額で100万を超えた時はミニサウンドノベルが2本制作されるということになります。逆にこの枠で20万以上で100万以上を達成しているときはミニサウンドノベルが一本制作され、本編に10万のものよりは長くしっかりとしたその後エピソードが追加されます。 書き下ろしSS、及び描きおろしイラストですが、これはある程度期間が経った後にリターン短編集、CG集として販売されます。金鐘でも現在同様のものが販売されています。このリターンは「本来書かれなかったかもしれない物語(描かれなかったかもしれない場面)を書く(描く)機会そのもの」という内容だと理解していただけますと幸いです。 リターンの選択についてですが、一度に一つのプランしか選べませんが、何度でも支援をしていただくことは可能です。ただ、いつの間にか支援者の皆様からもCAMPFIREがシステム利用料をいただくように仕様が変わっているらしく、リターンを重ねるたびに216円追加されるのがあまりにも申し訳ないので複数プランをご支援予定の方はまとめたリターンを追加させていただくことも可能です。その際はご相談ください。
ご要望があったものについてリターンを大幅に増やしました。作品のためのリターンなどもありますので是非ご検討をお願いします。