ごあいさつ
日頃よりお世話になっております。(株)栃木リキュールの社長の原百合子と申します。
栃木リキュールは2018年4月に創業したオール・ハンドメイドの小さな酒造会社です。
2019年2月より一般流通を開始し、お客様の支えあって、ホテルのオーダーリキュール受注や、国内コンぺ金賞受賞、英国酒類コンペ銀賞受賞など、数々の奇跡に出会いました。
現在私一人で製造・企画デザイン・販売まで行っています。
「山を感じる酒ギフト」の開発
2020年春よりドリンクイベント出店が中止になりましたが、お客様から直送ギフトのご要望をいただき、初のギフトパッケージに挑戦します。
今回は森や中山間地域の原材料を使用することから、「山を感じる」をテーマに、地元の実りをお届けいたします。
ギフトにかかる初期費用
今回のギフト開発のためにかかる経費は424,950円になりますが、箱の型や版は5年使えます。これらの経費も国内の箱屋さん、瓶屋さん、印刷屋さんに循環していきます。
今回の実現したいこと
美味しいお酒をギフトにして、みなさんへ届けることです。
リキュールの世界へぜひ飛び込んで、メイド・イン・栃木の作品を味わってください!
これからも感謝の思いを安らぎの形にして、届け続けたいです。
リキュールって?
栃木リキュールでは、96度の蒸留酒(サトウキビ由来)を原酒に、タンクに果実や木を漬け込んで製造します。リキュールは、そのまま飲んだりお好みの度数に割ったりと、1本でお酒の強い方からソフトに飲みたい方まで、幅広くお楽しみいただけます。
お届けする商品について
商品はいずれも新作で、そのまま飲めるタイプのお酒です。
ギフト箱には飲み方のアレンジレシピを記載したブックレットを封入いたします。
お受け取りは、栃木リキュール工場直売所や、姉妹店BAR店頭でも可能です。
リターン商品①:『山の時間』100ml × 3種(送料込4,800-)
山にちなんだ「癒しと元気」のフレーバーのお酒。プレゼントにもアウトドアにもぴったりの軽量容器(15g)の新商品です。
ギフト箱を製作中です。
・trekking トレッキング/森林の香り
alc.33度 甘さレベル ★★☆中口(清涼感とコク旨味)
・bivouac ビバーク/太陽の香り
alc.26度 甘さレベル ★★★甘口(八角由来の甘味)
・cottage コテージ/暖炉の香り
alc.20度 甘さレベル ★★☆中口(華やかな花の渋味)
リターン商品②:『栃木をめぐる小瓶・しろ』200ml×3本(送料込8,800-)
ふるさとをめぐる旅の出会いを表現したお酒です。
・桜アルバム/優しさと厳格さの香る上品なお酒。
alc.25度 甘さレベル ★★☆中口(余韻スッキリ)
杏仁のような穏やかな香りを秘めた桜の木と、ジュニパーのすっきり爽やかな味わいが上品なお酒です。日光市産の、桜の木の端材を活用しています。
・八溝アフタヌーン/華やかな那須野紅茶と国見みかんを使用したアールグレイのようなお酒。
alc.24度 甘さレベル ★☆☆辛口(茶葉の旨み)
「八溝(やみぞ)」は紅茶やみかんの生産地の地域名称です。隠し味に加えた蕎麦の実は、焦げたガレットのような香ばしさ。八溝は蕎麦有名産地で、栃木県では南西の出流(いずる)蕎麦、北東の八溝蕎麦が人気です。
・足尾ドライブ/足尾の生はちみつに、黒文字や朝鮮人参などふんだんに加えたお酒。
alc.30度 甘さレベル ★★★甘口(薬草と人参の味わい)
足尾銅山跡地は土に栄養がないことから、生命力のあるアカシアが植樹され、蜂蜜が採れるようになりました。栃木県南西の足尾は、群馬や埼玉方面から温泉と山歩きの癒しを求める人も多く、様々な個性の薬草が似合う、旅と出会いのお酒です。
リターン商品③:『栃木をめぐる小瓶・くろ』200ml×3本(送料込8,800-)
ふるさとに思いめぐらせ、自然の恩恵と喜びを表現したお酒です。
・山の喜び/“山の喜び” を意味するハーブのマジョラムを使用したお酒。
alc.32度 甘さレベル ★☆☆辛口(ハーバルドライ)
アダムとイヴがその葉で身を隠したと言われる、県産品のいちじく葉も使用。山の喜びは山の危機を知るからこそ。様々な素材をブレンドしながら、今回の作品の中でも最もドライな仕上がりです。
・除夜の鐘/年末年始に登場する “豆入り焼き餅” のようなお酒。
alc.27度 甘さレベル ★★★甘口(清らかな香り広がる)
爽やかで日本らしいよもぎの香りと、香ばしく煎った県産黒大豆、甘味に和三盆、神聖な奥行きを与えるジュニパーを隠し味に、年末年始にぴったりの清らかな余韻が染み渡ります。
・朝露(あさつゆ)/日光楓の木々の香りと、日光梨のみずみずしさが波紋のように広がる、神秘的な朝を迎えるお酒。
alc.33度 甘さレベル★★☆中口(ウッディな)
県産日光楓の木を使用して、樽熟成のような奥行きと余韻をしたためました。日光梨の穏やかな甘さが、朝露や樹液を思わせる美しい味わいです。
ギフト箱を製作中です。
リターン商品④:限定パーカー(送料込8,800-)
・限定ロゴ入りパーカー
リターン商品⑤:ギフトセット(送料込12,000-)
・限定ロゴ入りパーカー
・公式webショップで使える特別ギフト券5,000円分
・私から感謝のお手紙をつづります
地元のプロスポーツチームも御用達、近隣のプリント屋さんが制作するパーカーです。予約枚数のみ生産いたします。
※布地ブラック、プリント白、綿100%裏パイル、12.7oz、前面無地。
※4Lサイズは布地が変わります(中厚手10oz、綿57%ポリ43%裏起毛)。
動画はMサイズ・モデル163cmです。
追加リターン商品⑥:『栃木リキュール支援金』(配送なし18,000-)
・公式ショップ(web,BAR)で使えるお買い物券9,000円分×2通
工場直売所とBARでのお買い物にご利用できるお買い物券をメールでお送りいたします。
配送の不要な方へ。
資金内訳とスケジュール
・資金内訳
原材料、容器、冊子印刷、箱パッケージ、発送費用
・予定スケジュール
10月30日〜11月30日 クラウドファンディング
12月上旬 ギフト箱やパーカーの納品
12月中旬〜 商品出荷
感謝 〜生産者様〜
日光市今市 田村材木店様
鹿沼市 木のまちツアー えにしトラベル様
佐野市 大黒屋様
那須烏山市 国見みかん園の皆様
那須烏山市 烏山製茶工場様
下野市 石嶋いちご園様
日光市足尾 かじか荘様
宇都宮市 阿部梨園様
さくら市 匿名農家様
感謝 〜御指南〜
栃木県酒造組合の皆様
ココファームワイナリー様
日光ブルーイング様
全てのお客様
(株)栃木リキュール
代表取締役社長 原百合子 略歴
・2012年 “BARフルールドゥリス” 設立、地産地消メニューと観光資料設置など、地元の魅力を伝えるカクテルBARを運営。
・2018年(株)栃木リキュール設立。
受賞歴
・NBA関東ジュニアバーテンダー大会2006 銅賞
・FOODEX JAPAN ご当地グランプリ2019 総合金賞
・International Sprits Challenge 2019 銀賞
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、リターンをお届けいたします。
最新の活動報告
もっと見るお酒の発送のお知らせ
2020/12/21 00:17こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
進捗報告
2020/12/09 05:28こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
山を感じる酒ギフト:商品開発レポート
2020/11/27 21:11日光男体山と中禅寺湖を望む景観。日光市のアウトドア会社Ametsuchi様に、商品たちを連れて行ってもらいました。栃木リキュールのテイストは、アウトドアやキャンプのシーンにも寄り添います。今回は、今日までの商品開発レポートです。2020年10月20日、動き始めは、工場の在庫の棚を処分することから。180×90cm棚4段のうち、下2段を撤去しました。500kg耐重棚なので、成人男性二人がかりで運ぶ重さです。市内の業者さんに頼んでスチールリサイクルへ。そこに、稼働重視の4輪自在キャスターを導入。下段ぶち抜きで、空き瓶やキャップの在庫置き場になりました。今回は新しい資材を導入するために、このスペースが必要でした。これまで棚に頭をぶつけた人が私含め何人もいるので、エアーも貼っています。奥のものも出し入れしやすくなりました。清掃準備。排水溝もピカピカに。10月22日。容器を選定します。「今までの黒いキャップを銀のキャップにしたらお洒落じゃないか」「100ml容器にしたら存在感あるんじゃないか」「銀のキャップに何の意味を持たせよう」「軽いから山用がいいんじゃないか」過去に登山をしていたのでそう思いました。そうして、「山時間 mountain hour(仮)」と書き記しました。しかし帰国子女のバーテンダーに聞いたら、mountain hourは馴染みのない英語だそうで、即やめ。実は「MAGIC HOUR」という吉村和敏さんの写真集が大好きです。夜明けの瞬間の、空のブルーとピンクが美しい写真集。世界が最も美しく見える「魔法の時間」です。BARは月休4-5日ですが、立ち上げ段階ともなると自営や同業の皆さんは14時間お店にいるなんてザラだと思います。缶詰生活1周年の2013年頃に、異様に外の景色が見たくなり、せめてもと「MAGIC HOUR」を店に飾りました。その時の晴れやかなイメージの影響を受けています。「山の時間」と和名に切り替えて、登山用語の「トレッキング・ビバーク・コテージ」と名付けました。ちなみにコテージは、長野県の白馬を縦走した時の、白馬大池山荘の赤い屋根や、白馬山荘のチーズケーキのイメージです。ラベルはモノトーンで。タイトルが決まっていない段階では「よもぎ(仮)」など、コピー用紙に印刷したラベルを切って貼って、イメージを見ます。線画はせっせと書きました。10月28日、名前をつけて、コピー用紙のまましっかり撮影して、クラファンサイトを申請。10月30日オープン。初動で3割近く応援いただきました、頑張るぞ!製造の準備に入ります。まずは新しい容器を運ぶクレートから。私が腰を痛めずに持てる重さは18kgまでです。胴径と質量を計算して選びます。製造後は1商品ずつ蒸留してアルコール測定します。今回は90分×9商品。国税がかかってるので慎重に。15℃で記録。必須の事務作業です。その間に、プリントパーカーを作成。お客様に2択のデザインから1つに投票してもらいました。この写真とは異なるタイプに決まりましたね。一生懸命自分でコミットしても、最後は他人に譲ったり、自分の手から離すということは本当に大切だと思っています。「誰のために始めたことか」を考えるなら。M&Aもきっと同じです。もちろん自分のためにやるシーンもあります。11日経過で7割達成できました。ここから進まないぞと予測。いつものお客さん達は買い終わり、100%以下なのでサイトユーザーの目にもつきません。けれど今回は最小限しか営業に動かないつもりです。むやみに声がけしません。コロナに感染したお客様もいます。拡大でなく拡充を目指したクラウドファンディングです。尊重する姿勢で自然に臨みます。ちなみに前回の創業支援では、クラファンを引っ提げて会ったことのないバーテンダーやバーファンに挨拶をたくさん入れて繋がりました。それも良い経験でした。そういうタイミングもいずれまた必要です。さて印刷位置を決めたり、瞳孔開きながらラベルをカットしたり。11月5日、実際の容器が届きました。この時に、アウトドアツアーのAmetsuchi様にサンプル進呈。日光は雪の時期も早いので、いち早く試していただこうと思いました。150本、3日間かけて形になりました。可愛い子たち。いつだって「製造業はやめときな」と言ってくれた酒造の人たちを思い出します。派手な格好や車を持った人はいませんでした。みんな自分の酒造に投資することで、地域により良いものごとを循環させています。私もこの仕事が好きです。自分に留めず、思いを循環させていく仕事だと思います。まだできてないけどな。初めての200ml角瓶もスタート。後半は、ラベルを貼ってから洗浄。このラベルは水に強いです。液体の色では商品の見分けがつかないため、事前に貼る方法に切り替えます。11月15日。いよいよ企画の折り返し地点です。「配送どうしよう?」取り寄せていた梱包材や、過去に失敗した箱など、集めてみました。私はゴミはコンパクト派なので「②が捨てやすくていいな」と思っていましたが、とんでもない!山のめぐみのことをギフトと言ったのか新作を届けたいニュアンスをギフトと言ったのか何をもってギフトかよく考えていなかった。お客さんに聞いたら、④の意見が圧倒的。全くすみませんでした。ちなみに、工場で通常出荷に使うダンボールでも、1箱264円かかります。1本1.3kgの商品で重量があるため、丈夫なダンボールです。どうせダンボール箱にお金をかけるなら、いっそギフト箱作ろう!実は、箱には何度も挫折してきました。デザインを打ち合わせて、いざサンプル瓶を送ったら、破れた箱が帰って来たり。けど今回、お客様が欲しいと言ってくれたので、やる気の所在はがぜん違います。冊子は、開封シーンに浸って「わぁ!」とか「なんか見たいものと違う!」と自分でジャッジして確かめていきます。これは日々商品を触っている私より、商品を初めて手にしたお客様の方が真実で、大事なことに気付いてくれます。栃木リキュールは小規模でオープンなので、お客様の声をダイレクトに聞きやすいですが、それでももっと聞きたいです。これからもお客様の使用感を大切にしていきますので、いつでもご意見お寄せください。よろしくお願いいたします。いよいよ洗浄完了した小瓶たち。出荷を待っています。「どんな箱で出かけるの!?」「どこ行くの!?」期待いっぱいで出荷を待っています。まだパッケージングが未完成ですが、以上が商品開発レポートでした。酒造に関しては、今回9種類のお酒の製造申請や、表示届の義務も終えて、酒造の帳簿も11種類ほどあります。書類仕事でじっと動かないことも多いので、工場では冷え対策しています。液体を造ることはほんの一部で、いろんな条件が組み合わさって酒造になっています。その中で「お客様の存在が感じられること」は何より励みになります。皆さんの言葉、地域への思い、温かい支えに日々感謝して、これからも取り組んで参ります。私自身の叶えたい夢もあるので、その時は一緒に楽しんでくれたら嬉しいです。また元気にお会いしましょう! もっと見る
コメント
もっと見る