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「お墓物語」を全て日本の人にとどけたい

日本最大の石材業団体「(一社)日本石材産業協会」が制作する「お墓物語」Ⅲ~つながりのものがたり~をたくさんの人に届けたく、プロジェクトを立ち上げました。「お墓」と「お墓参り」という日本人の夏の風物詩を後世に残したい。そんな思いで制作いたしました。9月上旬に発行予定。たくさんの人に読んでほしいです。

現在の支援総額

1,086,000

108%

目標金額は1,000,000円

支援者数

84

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/08/13に募集を開始し、 84人の支援により 1,086,000円の資金を集め、 2020/09/05に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,086,000

108%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数84

このプロジェクトは、2020/08/13に募集を開始し、 84人の支援により 1,086,000円の資金を集め、 2020/09/05に募集を終了しました

日本最大の石材業団体「(一社)日本石材産業協会」が制作する「お墓物語」Ⅲ~つながりのものがたり~をたくさんの人に届けたく、プロジェクトを立ち上げました。「お墓」と「お墓参り」という日本人の夏の風物詩を後世に残したい。そんな思いで制作いたしました。9月上旬に発行予定。たくさんの人に読んでほしいです。

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最愛のご主人にいつまでも生きていてほしかったばあちゃん。きっとばあちゃん子の孫娘もばあちゃんにいつまでも生きていてほしいんですよね。「お墓物語」Ⅲ~つながりのものがたり~に収録された作品の中から、いくつかの作品をご紹介します。 ―――――――――――――――――――――――――――「ばあちゃんと墓」(優秀賞受賞作品)「みきちゃん、墓ば建てたばい」ばあちゃんが私に言った「自分の墓は自分で作らんばね」母方の祖母は定年退職の年に亡くなった祖父の墓をどうしてもきれいにしてあげたいと思っており、一生懸命貯めたお金をお墓にした。本人は自分のためのお墓なんて言っているけれど、ずっと祖父のことを思っていたようだった。私はそんな祖母を見ていて、祖父のことを本当に愛していたのだなと祖父をうらやましく思っていた。当時はかかったら治らないと言われていた癌に侵され、あっという間に天国へ行った祖父。入院してから亡くなるまでの約一年間、祖母は一日も欠かさず、祖父の病室と家の生き来を繰り返していた。日に日に弱っていく祖父。相変わらず笑顔で祖父に話しかける祖母は偉いといつも思っていた。けれども時折、病室の窓の外を見る祖母の横顔はとてもさびしそうで、自分が先に参ってしまいそうだった。私はそんな祖母を励ます言葉を知らなかった。ただただ見守るしかなかった。介護の甲斐もなく亡くなった祖父に祖母は、「ばあちゃんもすぐ逝くけんね。待っとってね」と言っていた。葉桜になる頃、墓は建てられ、初夏のまぶしい陽射しが出来たばかりの墓をきらきらと照らしていた。「こいで、ばあちゃんもやっと死なるったいね」明るく笑うばあちゃんに私はやっと言葉をかけた。「墓は入るために、作るんじゃなか。入っとる人ば見守っための作るとよ」もっともっと長生きしてほしい祖母のために精一杯気持ちを込めて言った私の言葉に、「そんなもんかね」と笑って、祖母は墓前に手を合わせた。―――――――――――――――――――――――最愛の人との別れはつらいものです。大好きな人はいつまでも生きていてほしい。その想いは年齢とは関係ないのかもしれません。それぞれの人にそれぞれの「お墓物語」があります。「お墓物語」Ⅲ~つながりのものがたり~のクラウドファンティング実施中(9月5日まで)https://camp-fire.jp/projects/view/315325


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交通事故で最愛の夫と幼い息子も亡くした母の想いを私たちは想像することもできません。「お墓物語」Ⅲ~つながりのものがたり~に収録された作品の中から、いくつかの作品をご紹介します。――――――――――――――――――――――「歩道橋」親父の眠る墓。その墓地公園の前には古めかしい歩道橋がある。手すりは錆びていて月日の長さを感じさせる。昔から恒例のお墓参りには必ずこの歩道橋を渡った。やけに長いし、階段も多く、おまけに時間もかかる。そんな事から中学生あたりから横断歩道のない国道を突っ切るようになった。あれは高3の夏だ。いつものように車が来ないのを見計らって国道を渡った時だった。「おい!そんなところを渡るんじゃねえ!」僕を注意したのは見知らぬおじさんだった。普通なら「うるせえな」と思ったかもしれない。しかしその理由が意外なもので僕は思わず泣いてしまった。この歩道橋は今から30年前に息子を亡くした母親の要望で作られた。その子は当時まだ5歳で墓参りに来た際、この道で車にはねられた。即死。母親の目の前での出来事だった。その子は2才の時に父親を事故で亡くして以来、毎月こうして母親とお墓参りに来ていたと言う。突然父親の眠る墓に入ってしまった少年。僕はその話を聞くなり胸が痛くなった。父親は思いがけない息子との再会を心から喜べただろうか。「パパ、来たよ」と言いながら元気な姿を見せ「パパ、またね」と元気に還る。そんなお墓参りを楽しみにしていたのではないか。もっと生きていてほしかったよね。きっと。今だって、本当は。この歩道橋を作った母親の気持ち。それは同じ悲しみを誰かに味あわすまいという願いなんじゃないかと思う。まもなく老朽化に伴い、歩道橋は取り壊されることになった。今は真新しい横断歩道ができ、お墓参りをする人々の安全を守っている。しかし歩道橋はなくなっても母親の気持ちは消えないで欲しいと思う。そんな思いで僕はお墓参りをする。―――――――――――――――――――――――お墓はいろいろな別れを経て、出来上がります。その中でも「突然の悲しい別れ」を経てのお墓は、亡くした人にとって唯一の心の支えである場合もあります。それぞれの人にそれぞれの「お墓物語」があります。「お墓物語」Ⅲ~つながりのものがたり~のクラウドファンティング実施中(9月5日まで)https://camp-fire.jp/projects/view/315325


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28名もの方々にご支援いただき、ほんとにありがとうございます。支援金額は45万円をこえました。約半分の期間が終わった時点で、ここまで来るとは思いもしませんでした。ホントに支援いただいたみなさんお一人お一人に心から感謝申し上げます。私自身、クラウドファンティングは初めてのチャレンジで、ほんとに右も左の分からず、公開する予定だった日に、キャンプファイヤーサイトから中身のダメだしをされ、1週間程度も公開が伸びてしまいました。それからいろいろな「やってしまった!!」があったにもかかわらず、それをものともせず、たくさんの皆さんからご支援いただきましたこと、この場で重ねて感謝申し上げます。ホント、初めてのことで、緊張と後悔の連続でここまで来ました。でも、いろいろな気づきを得る機会となっております。あと約半分の期間、12日間、全力で目標に届くよう頑張っていきたいと思います。ご協力、ご支援引き続きよろしくお願いします。


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ご支援、ほんとにありがとうございます。スタートダッシュのはずが、スタートラインを越える前でずっこけてしまい、とんでもない失敗をしでかしたにもかかわらず、なんとかかんとか、3分の1を超えました。ホントに皆さんのご支援なしでは、ありえないチャレンジです。まだまだ前途は厳しいですが、どうにかこうにか、目標額を越えて、その先に見える青空を見たいです。あと、15日間ですが、やれることをやりたいと思います。みなさん、支援したことを拡散してもいいよ、という方はしていただければホントに嬉しいです。https://camp-fire.jp/projects/view/315325宜しくお願いします。