2020/10/07 08:28
私が目標としている『映像翻訳』の仕事は、
映画、テレビ映像、YouTubeなどの動画でも、様々な映像から言葉を聞き取り、
その言葉に適切な訳文をしつらえる内容になります。
字幕やテロップといった文章の形、映像の進み具合に合わせて、視聴者が受け取りやすい形に
映像の随所に訳文を差し挟むこともあります。
時には、状況説明を文章の形で追記することも必要です。
最初から文章の形で提供される原文を、同じく文章の形で他言語の訳文に翻訳するのではありません。
映像から聞き取り、視聴者が読んで理解できるような文章にして、
映像にタイミングよく訳文を備え付けていく。
その点で、通常の翻訳より高度な技術が必要と言えます。
映像について翻訳が必要な場面もさまざまです。
例えば、
インタビューや会見で述べられる人々の意見、
映像番組に設定するナレーション。
映画、ドラマのセリフ。
バラエティ番組、トーク番組の対話、会話。
天気予報などの目に見える文字、情報について翻訳をする。
最近のインターネット時代においては、個人で発信できる『映像』の技術も発展し続け、
操作方法もわかりやすくなっています。
その『映像』に字幕やテロップを設定しておくだけで、
テキストデータとしてサーチエンジンが認識して、
対象の『映像』が検索にヒットしやすくなるそうですよ!
「映像翻訳」では、今後ますます翻訳の機会が増えることが期待されています。