早いものでもう6月になってしまいました。
クラウンドファンディングで皆様にご支援いただいてからあれから半年になるのですね。
お陰様でルマクチル保育園も元気に生き残っており、子どもたちも毎日楽しく元気にルマクチル保育園に通うことができています。
先生たちのお給料も、少しづつ元に戻していけており、年内中には元通りに戻してあげれるようになれればとも考えています。
バリ島の国際線はまだ回復せず、海外からの観光客の受け入れの目途もまだわからない状態でありますが、島内の経済は着実に少しつづ回復しているようで、ルマクチル保育園にも新入生の申し込みも増え、元いた生徒さんが本国から戻ってきたりという嬉しいニュースも聞くようになってきました。
バリ島の新学期は7月から始まるということもあり、ルマクチル保育園とタルワラ小学校の先生や職員さんたちの雇用契約も新たに結び始める時期がきました。
雇用契約を継続するか否かは、経営者としての技量を問われているようでもあり、こちらとしては複雑な時期でもあります。
そして結果的には2人を除いてはまた契約を継続することになりました。
1年間以上給料も減らされ続けてきたのにも関わらず、ルマクチル保育園を守り、子どもたちのために元気に楽しくクラス活動を続けてきてくれた彼女たちには感謝しかないのですが、そんな状態にも関わらずまた雇用も継続してくれ本当に嬉しかったです。
ただ私のSNSでも頻繁に登場するSharonという異年齢クラス担当の先生が観光業に転職することになり、特に彼女はここ数か月でめきめきと保育士として成長し、表情も随分楽しげで明るくなってきたのにと、非常に残念で3年以上勤めてきてくれた彼女と別れるのも悲しくもあるのですが、ここは2,3年で転職するのは当たり前の国でもあるし、何よりもまだまだ若い彼女の新しい世界へのチャレンジを応援してあげたいと思っています。
そして実は新学期から私がオーナー兼校長になることになったのですが、その挨拶も皆に今日してきました。
私が「校長」という立場になるのは少しドタバタっと決まったという経緯もあったのですが、感謝すべき事に、その(ドタバタ)っとしている間に、私という人間をよく知る古い先生やスタッフたちの間で、私の事をサポートする体制を作り始めてくれていた事。
欠落部分が多い新校長をどうやってサポートしていくべきか、私の苦手な部分や性格を知る彼らが、必然的に私の知らない間にそう言った相談をせざる得なかったんだろうなと想像すると、なんだかおかしくもあり、そしてとても有り難く心強く感じました。
まずは、楽しく健全な職場つくりを彼女たちと作っていき、焦らず学校つくりも進めていけるようにしていきたいです。
今後もルマクチル保育園、タルワラ小学校を温かく見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。