大変遅ればせながら、1月ももう今日で終わってしまいますが、明けましておめでとうございます。
コロナ禍はまだ明けていないはずなのに、こちらではマスクする人も随分少なくなり、今までモールや銀行などで厳しかった消毒や検温も今は放置されている状態のところが多いです。
先日、3年ぶりの日本から戻って参りました。
日本の寒さで身体も思考も固まったかと思ったら、温かいお風呂やストーブの温かさで頭がボーとなり、なかなか現実離れした思考で毎日を送っており、このままではバリに戻って日常生活を取り戻すのに時間がかかりそうだと不安を感じていたら、正にそれが今現実に。
日常生活に適応中といった今日この頃です。
2022年は色々実践し、その成果感じることができたり、学びを得ることが沢山できた年でもありました。
学期初めには子どもたちの読み書き能力の低さに焦り、教員全力で毎日個別サポートし、その成果が明らかにメキメキ現れ、息子が英語の絵本を読んで聞かせてくれたのにはびっくり感動しました。
毎日、振り返りの時間を持つことで、子どもたちが自分たちの学びを的確にリフレクションする事ができているのを知ったり、ただのカタカナの塊だった(ルーブリックアセスメント)なんてものを取り入れ始めれたり、親子面談の時に子どもが親に自分の学んだことをプレゼンすることに挑戦し、あるお父さんから
「あなたたちの学校では子どもに勉強を教えずに絵ばかり描いてると思っていたけど大きな勘違いだった!」
と感激してもらえたりと、振り返るとなんと私たちはなんて成長したんだ!!
バリ島にもどんどん移住者が増えてきていて、ルマクチル保育園の方は常に空きがない状態。
タルワラ小学校にも、コロナ禍のためにバリ島を離れていた子が戻ってきてくれたり、これからもっと賑やかになっていく予感。
デンパサールにある、もう一つの保育所バダック保育所も、一時は子どもたちも随分辞め、閉鎖の危機に陥ったけれど、職員の驚くべき頑張りで完全復活。
彼女たちの頑張りには脱帽ものです。
今年の目標はルマクチル内でのコミュニケーションをもっとスムーズになるようにして、保護者さんとの関係性もコロナ禍前のようにもっと密にしたいなぁと。
タルワラの子どもたちも、1日のルーティンが身についてきたので、彼らの自由進度学習をもっと実現できるようにフォローしていきたい!
先週末には去年の7月から進めているプロジェクトで学校でキャンプをしました。
そのために今まで、理科の時間で水の浄化システムを学んだり、テントを組み立てることから算数の測量や図形の事を学んだりしていました。
キャンプの当日は残念ながら雨になり、キャンプファイヤーもできず、外でのアクティビティーができませんでしたが、子どもたちはクラスルームで協力してテントをはり、夕飯を作ったり、それはそれは楽しそうでした。
初めて友達とお泊りする、それもテントで寝るということに興奮した子どもたちはなかなか寝付けずに、それでも翌朝6時に起きて皆で朝食を楽しんでいました。
そう言えば、子どもたちのプロジェクトで飼い始めたモルモットのシュガーが子どもを産んでいた。
いきなり結構大きくて、毛もフサフサでびっくり!
こんな感じで、子どもたちにとって、学校は楽しい学びの場であるように、そして心身共に彼らを大事にしていける場所であるようと、そんな気持ちを2023年も引き続き大事にしていきたいです。