CINEMA made in Omeプロジェクトのクラウドファンドが終了しました。
73名の方から1,085,000円の支援をいただくことができました。関わってくださったみなさま。本当にありがとうございました。
そして、私事とはなりますが、ぼくにとっても5回目となるクラウドファンドがこのプロジェクトでした。正直、始める前も、やってる最中もゆらゆらとゆらぐような迷いはありました。キッカケとなったぼくと武藤さんの掛け合いから始まったとはいえ、自分が主催ではないプロジェクトのクラウドファンドを行うこと。BUY LOCAL Omeというぼくにとっては全力で打ち込んだクラウドファンドが終わって間もなくで、また支援をお願いする立場になるということ。やるやらないとかそういう迷いではなく、ゆらぎのようなものをいつも抱えながらの日々でした。このコロナ禍の中で、今までになく苦労したプロジェクトでもありました。
でも、「まぁやるよ」。と引き受けて、最終日を迎えている今もそれは変わりません。
が、コロナ禍の中で。自分たちなりの街を作っていくということ。集う場を作ることに挑戦するということ。それは、やっぱりぼくにとっても共感できる「街つくり」の姿であり。今、ぼくらが必要としていることの具現化の1つの形だと、ゆらぎよりもはっきりと確信してもいるのデス。
より強い確信があったからみなさまとともに最後まで続けることができたんだろうなぁ。。。疲れたけどって思いつつ。たくさんの光景にこの1ヵ月ちょっとで出会えました。
まちおこし。街つくり。っていうのはぼくは街中のみんなで1つのことを作り上げることではないと思っています。街にはたくさんのイロンナ背景を抱えながら住んでいるイロンナ人たちがいて。ひしめきあったあり、喧嘩したり、仲良くしながら。
そんなみんながそれぞれの豊かさをそれぞれに求め続け、作り上げていった結果街はでき、街は変化していくのだと。。。そう思っています。はじめたい人がはじめ、共感した人が動き出し、そうじゃなければ傍観しながらあっちこっちで花火が上がり続けながら。
今回、ぼくも共感した「食パンと乾電池」主催のこのプロジェクト。このクラウドファンドを通して、その多様な価値観を抱えながら、この街に住み、そしてこの街を眺めるイロンナ方が応援してくれたことっていうのは、街に新たな波紋を生み続けるであろう彼らを見守る人がまたちょっと増えたってことでもあるんじゃないかと思っていて。
そうやって、ひょこひょこと街のあちこちでイロンナ「コト」「モノ」が生まれていって、「イイネ」って思う人が集ったり、また離散したり。そうして残っていく街の伝統や文化や、新しいコミュニティや。その1つに関われたことを、なんとも光栄に思っている「今」デス。
そして、「ぼくらは集うってことを諦めちゃいけない」
心からそう思いつつ、クラウドファンドというプロジェクトを終えることができました。そして本当のスタートとなる11月1日を一緒に共感し、作っていくみなさまと迎えられたらと心から思っています!
本当にありがとうございました!