これまで9年間8公演、市民演劇を行ってきた中で出来た参加者のつながりがあります。
おとなも子どもも、みんなしんどい時間をともにした、かっこよく言うと戦友のような感覚のつながりなのでしょうか。
今回の劇団やる気の旗揚げには19名のキャストとそれを支えてくださるスタッフの皆さんが集いました。
これまでの市民演劇の公演では子どもさんの参加も多かったのですが、学校の勉強が忙しかったり、受験があったり、劇団というと二の足を踏んでしまったりと、色んな理由で関わってくれる人がこれまでに比べると少なくなってしまっています。
また、今回はたまたま都合が合わず、とても残念だけど関われないという決断をした仲間もいます。
そんな中で、実際の芝居には関われなかったとしても「私たちで出来ることは何かありませんか?」と影で動いてくれている人がいます。
演劇に限らず、ステージで行われるものはすべて明るいところだけで動いているわけではありません。
影で支えてくれている人がいるからこそ、明るいところに出る人たちは安心してライトを浴びれます。
これまで市民演劇を続けてきて得たものの一つに感謝の気持ちがあります。
先生方や見に来てくださったお客様に対してはもちろんのこと、支えてくださるスタッフの皆さん、影で動いてくれる仲間たちへの感謝の気持ちは絶対に忘れてはいけないと教えられました。
感謝の気持ちを忘れず、人と人とのつながりを大切に活動をしていくための手段として、我々は演劇を選びました。
今回旗揚げ公演でお届けする「夜明けじゃ!」はタイトルからすると時代劇のように思われるかもしれませんが、人と人との関わりがとっても丁寧に描かれたお芝居になっています。
感謝の気持ち、人と人とのつながり
もしかすると毎日の生活の中では意識しづらいことかもしれませんが、そういうことに少し気づいてもらえるようなお芝居にできればと思っています。
もし、この思いに共感していただけるなら、ご支援を通じて仲間になってください。
我々と一緒に今年の夏のお芝居を作っていきましょう!
劇団やる気 旗揚げ公演「夜明けじゃ!」
8月18日(金)19:00〜
19日(土)14:00〜
郷の音ホール 小ホール
入場料 1,500円
チケットのお申込みは http://tiny.cc/yaruki/