はじめての劇団旗揚げ、はじめての自主公演、
そしてはじめてのクラウドファウンディングということで、
いろんなことを手探りで動いているのですが、
一番悩んだのがご支援いただいた方々へのリターンです。
我々が一体何をお返しできるのだろう?
チケットを3枚5枚と差し上げることがお返しになるのだろうか?
などなど色々考え抜いた結果が今のリターンの一覧です。
このいくつかありますリターンの中で、
一番目を引くのはおそらく「台本」ではないでしょうか。
台本は通常、キャストとスタッフしか手に取ることはありません。
この台本を元に演出家は道具の位置、ライトの当て方、
音楽の入りかた、そしてキャストの動きを考えて作り込んでいきます。
演出家は演出家専用の台本を持っているのではなく、
他の面々と同じ台本を持って、イメージを膨らませて舞台を作っていきます。
出演者側もいただいた台本を元に自分に当てられた
役柄を考えていきます。
台本に書いてあるのは、名前や年齢などの基本的な情報だけ。
その登場人物の人となりを一生懸命に考え、その人に
なりきることが必要です。
なので、台本はあくまでも台本です。
ストーリーの羅列に過ぎません。
しかし、出来上がった舞台と比較してもらえば、
この台本がここまで広がったのか、ということを
感じてもらえるのではないかと思います。
そんな機会を持っていただけるのは1名の支援者のみの特典です。
今回、台本のプレゼントを実施するにあたって、
3人の脚本家の先生方にも了承をいただきました。
この台本を手に取られた方は、きっとまた新たな
お芝居の楽しみ方ができるのではないかと思います。
コピーすればいくらでも作れるやん!と
思われるかもしれませんが、
台本ってそんなに軽々しく扱うものじゃないんです。
脚本家の先生方が一生懸命に書いてくださったもの、
キャストやスタッフがお稽古期間中ずっと携えていくもの、
みんなそれぞれこの台本には大きな思いが込められています。
そんな台本を手にする方はどなたでしょうか?
ぜひご支援をお待ちしています。よろしくお願いいたしますm(__)m