こんにちは。今日は坂和から津和野町の話をしたいと思います。
津和野町は人口が7000人程度の小さな町です。
山陰の小京都と呼ばれ、古くから残るまちなみや、美しい自然が魅力の町です。
町を流れる清流高津川は水質の綺麗さで日本一に何度も輝いています。
と、概要を押さえたところで、実際に津和野町に9年間関わってきた僕から見る津和野町ってどんなところなのか。そんな話をしたいと思います。
ぼくがまず、津和野町のことを話すとすれば、「人」でしょうか。
津和野に住んでいて思うのは、人との距離が近いということ。
これは地域に住んでいるからこそですが、仕事も生活も境目がなく、普段仕事で一緒に汗をかきながら働く町民と一緒にサイクリングや川に遊びに行くなんてことも多く、逆に、飲み屋で一緒に盛り上がった人と、仕事で会うなんてこともあります。
ぼくは、町を歩くのが好きです。なぜなら、いろんな町の人に会えるからです。ちょっと町中を散歩していれば、地域の方が仕事しているところに出会したり、偶然ばったり出会う時に交わす何気ない会話に元気をもらいます。
そんな津和野町でぼくらは9年前から活動を進めています。
まち歩き冊子を作ったり、教育事業に取り組んだりと、のべ40名以上のキーマン(協力隊)を通して、町と様々な企画を立ち上げてきました。地域商社など今進めている事業も、そのなかから育っています。
私たちがここまで取り組みを進めてこられたのも、町の方に感化され、多くの気付きをもらう機会に恵まれたこと、そして、地域の方と近い距離で事業作りを進められてきたことが大きな要因です。
当初、大学生の期間限定の町長付きプログラムとして、はじまった取り組みも、今では地方共創を掲げる次の段階に移りつつあります。まちのオフィスをつくる取り組みは、共創の拠点として、津和野町での大きな一歩です。
ぜひ、多くの方に参加していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。