11月30日(月)午後、むすびつくばで、防災ワークショップを行いました。
旧ライズ学園では、防災について何度も話し合いを重ねてきましたが、10月にオープンしたむすびつくばでは、初となります。
前半は、地震発生をシュミレーションして、身(主に頭)を守るためにどのように行動したら良いか?について考え、実際に動いてみました。
年上の子から「フリースペースにある机が予想以上に少ないことに気づいた。今後、子どもの数が増えていくのに、全員机の下に入れるか?」との発言がでました。そこから、他の子ども達からも、机の下に隠れる以外の身の守り方について、沢山アイデアが出ました。
後半は、地震発生後、むすびつくば施設内に待機することになった場合を想定して、防災グッズの検討を行いました。
食品班と 生活衛生班に 自由に分かれて、スタッフが持参した防災グッズの実物を手に取りながら「これは必要?それとも不必要?」「もし必要なら、優先度はどれくらい高い?」「他にも必要なものがありそう?」と話し合いをしました。優先度に沿って机に順番に並べていって、視覚化をしました。
子どもたちの中には、充電式のラジオを優先度大のスペースにおくだけでなく、実際に動くかどうかチェックする子も。
動かないことが判明した後、「定期的な点検が必要」と付箋に書く子も。
また、「発電機がいるんじゃない?」「トイレセットはあるけれど、それを使う個室スペースも必要。」などと、子どもたち全員が自分の身に引き寄せて深く考えている姿が見られました。
また、スタッフが見落としている部分を子どもたちが指摘してくれて、頼もしく感じました。
クラウドファンディングで支援していただいた資金は、このような防災グッズの購入にもあてさせていただきます。大事なお金だからと、予算まで考えたり調べたりして、優先順位を決めている子もいました。
これから、子ども達、保護者、スタッフみんなで考えながら大切に使わせていただきます!
(スタッフO・M)