本活動のきっかけとなった海辺の環境教育フォーラムが、2024年10月の3連休にアクアマリンふくしまにて開催されます。
分科会2:「海といっしょ、地球といっしょ」では、「災害と環境教育」をテーマに浪崎が担当しますので、ここでご案内します。
10代で阪神大震災、20代で東日本大震災、30代で熊本地震と3度被災し、またサンゴ礁の環境教育に取り組む中で気候変動の影響を目の当たりにするようになり、「災害と環境教育」はこれからの社会で取り組むべき大事なテーマだと考えるようになりました。気候変動が進行し、いつ、どこで災害が起こるかわからないといわれるこれからの時代。この先もなくなることのない自然災害に対し、海辺の環境教育ができることは何でしょうか。震災から13年たったふくしまと、今年はじめに地震が発生した能登。 2つの地域から4名のゲストスピーカーにお越しいただくことが決まりました。ふくしまと能登、2つの地域から学び、自然の恵みと災いの両面を意識した教育について、参加者とともに議論を深めたいと思っています。皆様のご参加をお待ちしております。
・ゲストスピーカー(以下4名)
①アクアマリンふくしま 村山祐子さん
②放射線リスクコミュニケーション相談員支援センター 鈴木聖一さん
③能登里海教育研究所 浦田慎さん、能丸恵理子さん
④能登町立小木中学校3年 浦田羽菜さん
・分科会の流れ(90分間)
1)福島から、アクアマリンふくしまで実施されている様々な体験プログラムの震災による影響や、震災学習プログラムのこれまでの取り組みをご紹介いただきます。また、福島県の学校教育では必須となっている「放射線教育」の取り組みを伺います。
2)能登からは、能登里海教育研究所が震災前から取り組んできた海洋教育の事例と共に、能登町立小木中学校の防災教育と「とも旗祭り」を紹介いただきます。
3)福島と能登の話題提供から、心が動かされたこと、印象に残ったことを参加者で共有します。最後に、自然の恵みと災いの両面を意識した教育について、これからの時代にどのようなことを重視したら良いかを、参加者と意見交換します。
以下、海辺の環境教育フォーラム2024 in ふくしまのご案内
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海辺の環境教育フォーラム2024 in ふくしま
【開催趣旨】
「海辺の環境教育フォーラム」は、海を人々に伝えたい有志が集う、ゆるやかなネットワークです。エコツアーガイドや水族館職員、ダイビングや漁業関係者、環境系 NPO や研究者、アーティストなど多様な方々が集まり、2001 年から 1~2 年に 1回のペースでフォーラムを開催してきました。
2024 年のテーマは「海といっしょ 森といっしょ 地球といっしょ」。近年さまざまな自然災害が起き、各地の海の課題もさまざま、そして人々の自然離れ…そんな今、 「海辺の環境教育」がより重要に感じられます。地球に生きるわたしたちは、自然の恵みを受けつつ、自然の災いや変化にも向きあわなければなりません。海を通して人と地球の未来を考える「環境水族館アクアマリンふくしま」で、これからの海辺の環境教育について共に考えてみませんか。多くの皆様のご参加を、心よりお待ちしております!
【開催日時】2024年10月13日~14日(12日に前夜祭あり)
【開催場所】環境水族館アクアマリンふくしま
【定員】海や環境教育に興味関心のある方、高校生以上100 名
【参加費】一般:10,000 円、高校生以上の学生・大学院生:3,000 円 (入館料+特製Tシャツ 1 枚込み)
【詳細】以下、特設サイトに募集要項等の詳細をアップしています。ぜひご覧ください。
https://umibef.com/2024fukushima/
主催:海辺の環境教育フォーラム2024 inふくしま 実行委員会
共催:環境水族館アクアマリンふくしま
協力:能登里海教育研究所
後援:特定非営利活動法人 日本安全潜水教育協会 , 海洋学習サイト「LAB to CLASS」, 公益社団法人 日本環境教育フォーラム, 公益社団法人 日本動物園水族館協会 , 日本海洋教育学会 , 一般社団法人 日本インタープリテーション協会 , ESD活動支援センター, 東北地方ESD活動支援センター, 関東地方ESD活動支援センター
【問合せ】umibe2024@gmail.com (担当:浪崎、八木澤)
海辺の環境教育フォーラム2024 お申込みは、こちらから(9/6〆切)↓