2021/09/07 20:09

「【日本に新しい学びを】世界を旅する新鋭ミネルバ大学での学びを映像で発信したい!」プロジェクトオーナーの梅澤 凌我です。

ここまで応援いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。プロジェクトの募集終了日は2021年09月13日、あと6日で締め切りとなります。現在の支援総額は目標額の57%である、252,010円。残り6日間で残りの43%、187990円のご支援を受け賜ることが、成功の条件となります。一大学生が始めた映像発信プロジェクトに、ここまでのご支援・応援をいただけているのは、本当に皆様のおかげです。クラウドファンディングでのご支援、SNS等での拡散など、様々な方法でプロジェクト成功に向けて参画していただいていることにお礼申し上げます。

さて、今回は、現在の映像コンテンツにおける課題を見つめ直し、プロジェクト終了後に皆様のご期待により大きく答えられるようなコンテンツを制作するため、現在の映像発信とこれからについてお話しさせていただきます。

現在の映像発信とこれから

現在発信中のベルリン(ドイツ)での2年目前半、そして、9月より発信予定のソウル(韓国)2年目後半は、私のミネルバ大学での旅と日常をVlogシリーズでお届けするというスタイルを取っています。コロナ禍で大学においても個人の時間が増加し、より自分を見つめ直す機会が増えた中で、自身が各都市での体験を通して何を見て、何を感じたのかを映像にアウトプットしてきました。

私は、大学4年間の軌跡、旅の面白さ、そして旅からの学びを共有するという点で、これまでのコンテンツ発信にも価値があったと考えています。一方で、この過去4ヶ月間の映像制作を通して、複数の課題点も見えてきています。

1つめの課題は、Vlogのメッセージ性です。


例えば、上記の「世界を旅するミネルバ大学生の休日」という動画では、私のミネルバ大学での秋休みがVlogで紹介されています。世界を旅する大学に通う学生が、休日にどのようなことをしているのか。現地で実際に録音したストリートミュージシャンの音楽や、ナレーションを通して、その体験や感情を伝えることは、ある程度できているのではないかと思います。一方で、この動画を含め、多くのVlogでは、私が何をしたかという事実や、滞在先の場所の共有がメインとなり、体験の裏側にあった考えや学びなどの発信がおざなりになっている場合があると感じています。私の映像発信の目的は、単なる大学生活の共有ではなく、私が大学生活を通して何をどのように学んでいくかを発信することです。1つのvlogを通して、どのようなメッセージを発信したいのか。そして、体験に重点を置く際は、なぜその体験を皆さまに伝えたいのかを意識して、映像を制作していきたく思っています。

2つめの課題は、映像コンテンツの中身です。

「世界を旅する最先端の大学での学びを日本に共有する」という目的をもとに、過去の動画を見返すと、旅という要素はよく伝えられている一方、ミネルバ大学での学びという最も重要な要素の共有が不十分であるように感じました。その一番の原因が、クラスメートとの交流をなかなか映像に収められていないことにあると考えています。コロナ禍ということもあり、特にベルリンでの半年は、あまり多くのクラスメートとの交流が図れない時期が続きました。また、自身が旅と映像の可能性を追求していくにあたり、滞在地の文化や美しさ、それを伝えるための映像美に集中するあまり、その空間の主人公である自分と仲間との交流を見失っていた時期がありました。

このプロジェクトは、単に世界の様々な国の面白さや美しさを共有するものではなく、世界を旅する新しい大学教育に身を置く多様な学生が、まだ見ぬ新たな土地で、どのように交流し、成長していくかだと思っています。場所や行為ではなく、人と人、人と環境の相互作用で生まれる学びや体験を、映像に収められるよう、邁進して参ります。

先日、大学3年目の舞台となるベルリンにクラスメイトと到着。これからの映像制作をすでに始めています。

最後になりますが、今週日曜日9/12の午後12時より、今年ミネルバ大学に入学した新入生を招き、生放送を行います。配信では、新入生と大学入学後の約2週間について振り返り、日本からミネルバ大に進学して驚いたこと、困難等を語ります。プロジェクト終了前日に行うこの企画ですが、クラファン成功時に発信する、「地方公立からミネルバに入学した日本人の、激動の1年間 (米国編) 」の公開収録を兼ねています。

https://www.youtube.com/watch?v=ARRKxQkpk4A

それでは、皆さんの期待に応えられるよう、最後まで全力を尽くして取り組んで参ります。

梅澤 凌我