本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
最新の活動報告
もっと見るロンドン 最終報告
2021/06/04 09:55ご無沙汰しております。だいぶ時間が空いてしまいましたが、ロンドンでの高架下のプロジェクト実行することができましたので、ご報告いたします。前回から引き続き、落書きをきっかけにデザインに取り組んでおりました。落書きを怖くないコミュニケーションのツールとして変換することで、新規の居住者と、地元の人々を繋ぐというのを目的にいたしました。近隣住民とのコミュニティの活性化が地域の治安向上につながるのではないかと期待しての取り組みです。そこで、新規の居住者向けにオンラインのワークショップを開き、彼らのデザインした落書きに彼らの地元でのストーリーを載せて高架下の壁に展示イベントを行いました。(落書きの一例:新規住民の地元での体験を詩に変換し、彼らのデザインした落書きの上に表現しました。)全部で13のストーリーと落書きのデザインが集まり、高架下の展示会では20人以上の方々が彼らのストーリーを通してコミュニケーションを図ることができました。(展示会の一部様子:地元の人々と落書きの展示を通してコミュニケーションを取ることができました。)結果として、地域の治安向上を感じたという意見をいくつかいただくことができ、アートワークを通じて地域コミュニティを活性化することで、治安を向上させることができるのではないかというきっかけを発見することができたと思います。(参加者からのフェードバック)皆様からいただきましたお金は、高架下を所有している市役所との交渉代金とマテリアルを実際に壁で使用するための実験代として使用させていただきました。皆様のご支援があってこそ実現することができたと感じております。ありがとうございました。 もっと見る
ロンドン①
2020/11/13 03:32時間が開いてしまいましたが、ロンドンでの活動報告をいたします。クラウドファンディングは、皆様のご協力によって目標達成することができました。より一層気を引き締めて、デザインに取り組んでいく励みとなりました。ありがとうございます。現在は、前回のご報告通り、ロンドンでのプロジェクト実行にむけて、現場のリサーチとデザインの考案を進めております。今回は、一部にはなりますが、リサーチの内容と今後の展開をお知らせしたく存じます。場所はロンドン市内、地下鉄や鉄道、バスの往来が激しく、定住するという安心感を得られにくい街の高架下に注目しております。改めてデザインのターゲットを明確にするために、街頭インタビューに取り組みました。結果として、新しく移住してきた人々が都市に対して強い感情を持っていないことが、「ここが自分の地元ではない」と感じる原因であるのではないかと考えました。そこで、新しく移り住んできた人々をターゲットに、「ここに住んでいる」という安心感を作ることで、「なんとなく怖い」を克服できるデザインを提案しようと考えております。(赤=2年以上の居住歴 / 青=2年以下の居住歴)次に、何が居住感を高めることができるかのリサーチを行いました。そこで着目したのが、壁への落書きです。街中で落書きに注目して歩いてみると、おなじ人物が描いたのではないかと思われる落書きを見つけることができ、繋がりの希薄な都市の中で誰かの存在を感じることができました。さらに落書きに参加することは、その場所をコントロールしている感覚を得られるとともに、他者に対しての自分の存在の主張であるのではないかと考察いたしました。実際に人々が参加してくれる可能性があるのかを検証するために、高架下にホワイトボードを設置したところ、ロックダウンで人が若干減った街中でも多くの人が参加し、自分の痕跡を残すことに積極的なようでした。今後はこれらのリサーチをもとに、どのような筋書きで、人々を落書き参加させるのかをデザインし、実際に3月をめどにデザインの実行に取り組んでいきます。現在ロンドンは都市封鎖の状態で、まだ先が見えていない状態ではありますが、随時皆様に活動報告させていただきたいと思っております。お付き合いいただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る
活動報告 日本②
2020/10/05 13:21こんにちは。おかげさまで90%に達しました本プロジェクトですが、今回重要な報告がございますので、こちらにてご報告させていただきます。日本での実行を目指していた今回のプロジェクトですが、ロンドンでの実行をする運びとなりました。日本での実行に向けては9月より30以上の個人さま、団体さまに関わっていただき、お時間までいただきました。結果といたしましては、「高架下そのものや高架下にある公道を、個人に貸し出すことはできない」と言うことでした。これを受けまして、日本での実行は難しいと判断いたしました。一方、ロンドンでは、street partyの開催を個人で開くことが許可されており、公道でのアートイベントの開催への敷居が低いようでした。ウェブサイトも開設されており、どこに許可を申請すれば良いのかまでインストラクションが明確であったため、プロジェクトを確実に実行するためには、本文でのご説明通りロンドンで一度実行し、効果や安全性を証明できるようにしてから日本で再びチャレンジできたらと考えております。日本での実行を目指してご協力いただいていた方々には、大変申し訳なく、私の力不足であったこと悔しく感じております。しかし、ロンドンでの実行はプロジェクトとしてもデザインを練り上げより良い取り組みを展開し、日本にも影響を与えることができたら良いと思っております。いただいた資金は、リターン及び、場所(日本の高架下実測の交通費)・デザイン研究費、日本で再び展開するための成果報告のブックレットなど日本に還元できる部分で使用いたします。引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。 もっと見る
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