こんにちは、六代目彌市です。
いよいよ2020年も残すところ、あとわずかとなりましたね。
みなさんにとって、この2020年はどんな一年だったでしょうか?
不安と絶望そして苦しみ。
耐えて耐えて、耐え忍んだと思ったら、未だ先行きが見えない現実。
私たちは、何を信じて、何に『希望』を抱いて今日を生きればいいのか、、、考え出したら止まりません。
でも、そんな中でも、たった一つの事実があるとすれば、
『100年に一度』と言われる、この危機的状況パンデミックを共に乗り越えてきたという現実。
もちろん、未だ最前線でたたかう医療現場を思えば、わたしなんかに何の説得力もありませんが、
一人ひとりの決断と行動は、必ずやこの先の一歩につながっていると信じています。
・経済(お金)、経営のこと
・健康のこと
・家族のこと
・自分自身の未来のこと
これほどまでに、一年を通して見つめ直した時間は、きっとなかったと思います。
そんな悶々とする日々を過ごしながら、最近ふと思う事は
やっぱり「今現在」がどれだけ苦しい状況であっても、
人は『未来』に『光』を見出す事さえできれば、今日と言う一日を強く生きられるという事です。
今回『神代杉』と出会ったことで、他の誰でもなく私自身が『希望』をもらえたんです。生きる『勇気』をもらえたんです。
本当に本当に感謝してもしきれません。
神代杉との出会いは、掘り起こされたという『奇跡』ではなく私にとっての奇跡だったんです。
『伝統』の世界と言われる太鼓屋を継いで今年で20年が過ぎました。
もともと廃業してもおかしくない家業の仕事でした。
それでも、ここまで命を捧げるほど必死にやってこられたのは、
この仕事を通して明日を生きる『希望』を与えていただけたからです。
きっと、みなさんも同じだと思うんです。
それぞれ、境遇や環境、仕事も性別も価値観もきっと違う。
でも、そのそれぞれ違った『環境』でそれぞれ違った『希望』を見つけてきたからこそ今日を必死に生きているはずです。
だから今日は僕自身に、あなたに、これだけは言わせてください。
『本当によく、ここまでがんばりましたね。』
まもなく来る2021年が一体どんな年になるのか?
神様だってわからないのです。
だからこそ、私たちができることはただ一つ。
明日への『希望』を見出し、今日と言う一日を一生懸命生きて、
そして、一人ひとりのその『輝き』がきっと世の中を明るく照らして行くはず。
そう、サンサンと輝くお日様のように。
そんな願いを込めて、
最後の作品は『璨璨(さんさん)』と名付ける事にしました。
手掛けてくださったのは、あの、『手のひらサイズの神棚』を作ってくださった三河仏壇宮殿師の平林さん。
平林さんが手掛けてくださった本気サイズの神棚です。
限定1台の逸品になりそうです。
あくる年も、
みなさんに『璨璨(さんさん)』 と希望の光が降り注ぎますようにと、心から願っています。