正直に言います。昨日の活動報告忘れてました。すみません。ということで今日は1日の中で朝投稿と夜投稿の2編に分けて投稿させていただきます。。。昨日、実は午前中に地元である岡崎市のビジネスサポートセンターに行ってきました。岡崎市を中心として中小企業等の経営を支えるところだそうで、このcampfireとも強く結びついて連携しているとのこと。行ってきたというか協力したいので何かできないか?という形でお呼びいただけました。ここに行く前に僕が相談したい内容を簡潔に絞り込むと2点で、①クラウドファンディングの応援、拡散のお願い②運営開始後の卸先の募集への協力依頼余裕があれば助成金や補助金の相談もと思いましたが時間も限られていたのでそれはまた次回の予約で確認することにしました。それぞれの確認をする前に、一点だけお伝えしたいことがあります。就労継続支援事業所(障害者が働く場)の仕事が減っている現状は思ったよりも深刻です。ビジネスサポートセンターの方がなぜ僕のプロジェクトにコンタクトを取ってきたかというと、就労継続支援事業所からの売上に関する相談件数が増えているからでした。売上が低ければ当然利用者(障害者)への賃金支払いも難しくなってきます。だからこそなんとかしなければという想いも強くなりましたし、逆に言うとやはり就労継続支援事業所はまだ個々の力でなんとかしようとしている風潮が強く残りすぎているのでは?という問題点も感じています。一般的な企業等においては、インスタグラムなどのSNSを見れば分かりやすいと思いますが同じ業界同士、またはそれすら関係なく、互いの店舗や企業が助け合って生き残ろうとしている光景が見られます。1店舗だけの売上をあげようとあの手この手を使うよりも、業界全体の底上げとして売上をあげようと動く方が社会に対するインパクトは確実に上で、初期の時間こそかかっても最終的には大きくなります。たった一つのパイを奪い合うよりも、みんなで1つのパイを作り上げていく方が誰も損しないってことです。特にニッチな業界であればあるほどその傾向は顕著に表れていて、例えば珈琲業界に至っては今から新規参入して同じ市場にあるパイを食べようと思っても食べカスすら残っていません。そもそものパイの大きさも小さいですし、既に大手や老舗が食べる量を完全コントロールしています。だからこそ僕が「君と僕と珈琲と」を立ち上げる際に、▷珈琲豆の作業だけで終わらず珈琲雑貨も作る▷カフェ等飲食への卸だけじゃなく他業界への卸も積極的に行う▷フルオーダーメイドのドリップパック等を小ロットから受け付けていく▷地域密着型で委託販売店舗を増やす▷お手紙型ドリップパックの販売計画(コーヒーをギフトに意味変)▷オフィス等への福利厚生型珈琲サービスの導入▷「君と僕と珈琲と」というブランドストーリーを売り物にするなどのアイデアを盛り込んで食べるパイの種類を増やしています。1つを奪い合うのではなく複数のパイを摘んで食べる方がリスクも少ない。そして▷就労継続支援事業所と企業のマッチングを計画 することもパイ全体の大きさを増やして自分の取り分も全体の取り分も増やす等ことを考えた結果生まれたこと。(昨日のビジネスサポートセンターの話で同じようなことをしている人がいるみたいですがそれはまた詳しく話します)なんだか相談したい内容から外れてこんな話になってしまいましたが、長くなったので相談した内容については今日の夜投稿でお話しいたします。すみません。競争ではなく、共走(共に走る)という形でなければまた同じように新型コロナみたいな脅威がきたとき勝てないなあと。。。
就労支援 の付いた活動報告
2019年に倒産した障害者福祉事業者の数が前年比30.4%増の30件。(東京商工リサーチ調べ)この数字は過去20年で最多です。その背景には▶︎小規模事業者の販売不振▶︎放漫経営▶︎人手不足と言った理由が挙げられており、就労継続支援、就労移行支援などの事業所の設立に対して民間企業からの安易な参入が原因とされています。これが新型コロナウイルス蔓延前のデータです。新型コロナウイルス感染症の影響で、全国の約900の障害者福祉サービス事業所が休業しています。これは知事から休業要請のあったデイサービスなどの「通所型」とショートステイなどの「短期入所」の施設においての休業の数字です。データとして出ていないためはっきりとした数字は分かりませんが、身体的にも問題となりやすいことは変わらないので、同じような事態が就労継続支援、就労移行支援事業所にも出ていると考えられます。就労継続支援、就労移行支援事業所というのは、福祉的なイメージが強いと思いますが少し違います。事業所としての売上、つまり【利益】が出ていなければ運営は不可能です。助成金や補助金があるとはいえ、障害者が一般企業等で働くため前準備としての仕事の場を提供しているだけであり、なおかつ給料も制度に則ってしっかりとお支払いする必要があります。分かりにくいので簡単に言うと、作った物が売れなければ潰れるというのは一般企業と変わりません。売る物というのは形に見える食べ物や雑貨だけでなく、労働力という部分も含まれています。今回のプロジェクトでも例にあげた自動車産業からの仕事依頼は、自動車部品の組み立て依頼などであり労働力を売っています。就労継続支援B型事業所に関しては、障害者が日時や体調に合わせて柔軟に働くことができるよう労働契約を結ばない形態の事業所になっており、君と僕と珈琲とで依頼するのはこのB型事業所です。信じられないかもしれませんが、1時間200円でもお支払い(地域や環境などにより差がある)すると喜ばれるそうです。これは無条件に高い方が良いんだと言えることではないかもしれませんが、この仕事すらも減っていたらかなり厳しい局面になることは言うまでもありません。僕がこうやって動いているのは、事業所の方からお話をいただいて1週間ちょっとでまとめて動いているのは、救う時間が遅ければあっという間に事業所は潰れるかもしれないからです。早く動いて早く最低限の結果を出す。これが君と僕と珈琲とに課せられた条件でもあると思ってます。